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空気中への放射性物質の漏れ出しの監視を強化するべき 新茶からセシウムが検出されたのは、セシウムを葉から吸収したからという話がある。 セシウムの半減期は30年だ。そして、化学的性質はカリウムと似ているとされる。そうであるなら、植物の肥料の三大要素であるカリウムと同じく、根や葉から植物へ取り込まれる。いわゆる植物濃縮が起こる可能性が強い。 神奈川県西部のお茶で規制値越えをしているのだから福島県内は勿論茨城県、埼玉県、千葉県、または、宮城県、山形県などの農作物はみな同じような状況になっている可能性が強い。 農地での土壌のセシウムなどの濃度検査が必要だし、なによりも、福島第一原発の各原子炉からの漏れ出し量のモニターが必要だ。原子炉上部に有線でも無線でもともかくモニター器をつけてなるべく正確な放出量をリアルタイムで公開するべきだ。使用済み核燃料保管プールへ注水をしているポンプ車のノズルへ付けることが多分もっとも手っ取り早い。 更に、福島での事故と同じことが、全国各地の原発でも起こる可能性がある。311の地震の揺れ残り部分である六ヶ所村の核施設や東海第二原発。そして、浜岡や伊方、若狭湾の10基を超える原発。川内原発も危険だし、日本中の50機を超える原発はどれも危険だ。一番簡単なのは、全ての原発を停止して核燃料をすべて運び出し、地震の危険性のない地域へ大きな保管施設を作ってそこにまとめてしまうこと。 ********* 神奈川県産のお茶の葉から暫定規制値を超える放射性セシウムが検出され、「なぜこんな離れたところで」と波紋が広がっている。専門家によると、その理由は、樹木の新芽にみられる、ある特性にあるというのだ。 セシウムの規制値超えは、福島第1原発から約300キロも離れたところだ。そこから、なぜかお茶の葉だけが、しかも爆発事故から2か月も経って検出されたことになる。 「溜まったセシウムが新芽に流れた」 神奈川県の発表によると、特産「足柄茶」の茶葉からセシウムが検出されたのは、2011年5月9日のサンプル検査から。その値は、食品衛生法上の暫定規制値1キログラム当たり500ベクレルを超える550〜570ベクレルだった。一番茶が5月6日に出荷・販売されており、県は11日、関係先に茶葉の回収や出荷自粛を要請。新茶の季節だけに、ネット上でも、周辺産地のも含めて、お茶を飲むのに不安の声が漏れている。 大気中の放射線量は、神奈川県では、爆発事故後に一時的に増加することはあったが、4月半ば以降は平常値が続いている。また、県によると、県産の小松菜やホウレンソウについては、放射性物質は不検出だった。 それにもかかわらず、なぜ今ごろ原発から離れた神奈川県で、お茶の葉だけが規制値超えしたのか。 この点について、県の農業振興課が、農水省を通して専門の研究者に照会したところ、新芽の特性に関係があるとの推測結果が出た。 この研究者は、取材に対しては、次のように説明している。 「冬の間も茂っていた葉に、大気や雨に含まれるセシウムが付着し、葉がそれを吸収して溜めていたことが考えられます。新芽が出るときには、糖分やアミノ酸、ミネラルなど大事な成分が樹木内から新芽に流れていくのですが、溜まったセシウムも同時に流れたはずです。それで、新芽にセシウムが濃縮して、規制値超えになったのではないでしょうか」 (以下略) *6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<562>>
http://www.j-cast.com/2011/05/12095423.html?p=all よりコピー:
2011/5/12 20:51 J-CAST
お茶の葉から規制値超えセシウム なぜ今ごろ300キロ離れた神奈川で
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