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マスコミを信用しない方の情報源 計画停電の嘘を暴けば原発は全廃できる
はじめに昔阿修羅サイトでお世話になったものです。「西洋文明の常識」を紹介したところ、阿
修羅さんから大変な評価をいただき、相当な宣伝をしてもらいました。今回は阿修羅さんの許可
をいただき宣伝させていただきます。
「西洋文明の常識」は、書籍になり2006年頃までは売っていたことを確認しましたが、20
10年の確認では絶版となったようで、定価1600円の本が古本で1万円を超える値がついて
いました。今回確認したところ6000円ぐらいで、1997年に執筆したものですが内容はい
までも通用するもので決して古くなることはありません。
活動を再開するのも、いまでも評価されていることにありました。一冊の本に世界のすべてを記
すことなど出来ないため、独自の分析により重要と考えるもので全体を網羅しわかりやすく説明
していますが、その中で新事実により裏づけされたりさらに重大と判明したものもあります。
有料の配信記事は、補足し改訂した西洋文明の常識をはじめ、さらに多くの点を取り上げて不足
分を補強する続編が続きます。日本を含めた世界のあらゆる分野に及ぶため膨大で、すべてを網
羅した上で判断しなければ日本のことも理解できなくなります。
購読料の最低料金は、新聞社の年間購読料とします。配信開始後、価値があると思われた方でお
金に余裕のある方は、上限はありませんのでいくらでも払ってください。評価が高ければやる気
もおきますし、購読料収入があればさらによいものとなります。購読期間は配信が続く全期間で、
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阿修羅サイトにこられる方はマスコミが、どのようなものか良く知っていると思います。掲示の
お礼に配信する記事の一例をあげます。
●マスコミについて1
昔の話であるが、朝日新聞に朝鮮学校の女学生が、日本人にナイフで制服(民族衣装)を切り刻
まれたという小さな記事があった。詳しく書かれていないためよくわからなかったが、何か起き
ているらしいということで心にとどめた。
それから20年ぐらいたった後も忘れていなかったが、偶然にその記事が捏造だったことを知っ
た。捏造はそれ以外にも山ほどある。偏向報道という呼び方は正しくなく、マスコミが使いたが
らないデマである。知らなければ死ぬまでわからないことで、何かを知るだけでも有害になる。
これもかなり昔の話だが、朝日新聞は第二次大戦で日本が連合軍に降伏した1945年8月15
日の新聞を復刻して配った。ところが肝心の社説のところだけ読めないように隠していた。現在
もそうだが過去の事を持ち出せばさらに都合が悪いのにまったく平気でいる。
マスコミの情報源は通信社で、日本でもロイター共同などと記されているためよく知っていると
思う。
アメリカにいたときの話である。2つの新聞社があって、最初片方の新聞を読み、しばらくして
もう片方の新聞を読んでいた。日本に帰国してしばらくして偶然片方の新聞社がインターネット
の内容をそのまま丸写しにして記事にしていたと知った。全部コピーしたため「ここをクリック」
というところまで記事になっていたという。
インターネットでその新聞社のサイトを調べてみると、もう存在しておらず、読んでいた2つの
新聞社が合併してひとつになっていた。
共同通信社の配信した記事をそのまま載せた複数の新聞が問題になり、被害を受けた男性が裁判
をおこしたが、通信社も新聞社も無罪になった。記事には共同通信の文字はなかったという。
東日本大震災のとき、共同通信社の福島支社は、原発事故で放射能漏れをおこした情報を聞きつ
けると真っ先に逃げ出したという。マスコミから白い目で見られたというが、マスコミは共同通
信がなくて大変困ったのではないか。
リーマンブラザーズが問題となり金融危機が表面化した頃、ちょうどロイター通信社が経済紙面
を持つヘラルドトリビューン新聞を読んでいた。海外ではもちろんなかったが、日本版には後ろ
に朝日新聞がついており、朝日新聞が発行していることもわかった。朝日がついているせいか値
段も高く、ロイターは読みたいが朝日新聞は買いたくないというジレンマに陥っていた。
テレビも新聞もすべてそうだが、全部通信社がやればいい話である。通信社が前面に出れば、残
るのはどれぐらいのマスコミになるのだろうか。
●計画停電の嘘を暴けば原子力発電所は全廃できる
大本営発表によると、原子力発電所がなくなると電力が足りなくなると主張していたため、経済
に多大な影響を避けるには即時全廃は無理と考えていた。後に本当は原発を必要とさせるため、
火力発電所は半分ぐらいの稼働率でしか動いておらず、すべての原子力発電所を停止しても火力
発電所でまかなえるとを知った。
東京電力の計画停電は、電力不足のあらゆる偽装工作をした事実の証明でもある。
東日本大震災は3月11日におきたが、その3日後の3月14日から東京電力は計画停電をはじ
めた。震災があった日は金曜日の日中で、その後の土曜日と日曜日は何事もなく無事だった。つ
まり土日に関してはその時と同じ生活をすればいいはずで、震災があった平日の昼間さえ問題な
かった。
一日の電力需要のピークは昼間であり、もし電力供給が足りないとしても平日の昼間のピーク頃
のはずだった。
ところが東京電力は、計画停電を朝の6時頃から夜の9時頃まで毎日する大規模停電を発表した。
テレビが役に立ったが、停電した家族を取材したり、ヘリまで使って上空から一帯が停電してい
る様子を何度も流していた。もし電力需要の少ない朝や夜まで停電しなければならなかったとす
るならば、大変な事態だったはずである。
ところが23区は例外を除き停電から除外しており、テレビはその事実をしばらく隠し続けた。
本来ならテレビ局も放送が出来なくなる事態に陥ったはずで、除外したのは影響がでるためと当
たり前の説明をしたが、もっとも電力を消費する23区を停電の対象からはずしても何の問題も
なかった。
計画停電の初日は、ごく一部の地域を停電させただけだった。それにも関わらず、後に規模を拡
大し各地ではじめた。いつまでたっても「電力需要の予測がつかない」といい続けて、実際に行
うかどうかは直前の前日になって発表し危機感を募らせた。インターネットを利用すれば調べる
のも簡単だが、それが出来ない人は大変だったはずである。とにかく毎日電力需要が変動するの
でわからない状態だったという。
しばらくして土日は、電力需要が少ないので中止すると発表した。同様にしばらくして、各地で
節電しているニュースが流れ、電力需要が低下しているにも関わらず、電力供給が足りなくなっ
たら一日に二度も停電させる追加発表をして脅した。これまでよりさらに停電を増やさなければ
ならないほど事態は悪化したらしいが、もっと前から計画停電の中止を連発していた。結局最後
まで朝から夜まで停電させる計画を発表した。
事前に計画停電をやめるかもしれない予告があり、数日間まとめて中止する発表まであり、予測
が出来るのならすぐにやめればいい。
4月8日に電力供給が回復したような話から、節電をしていたものが普段の生活に戻してもいい
のかという説明もなく、相当な余裕があったようで計画停電自体の中止が発表された。
そもそも電力不足は、当初は原発事故しか情報がないためそれだけで不足するはずがなかった。
しばらくして火力発電所も数箇所被災して停止している発表がされた。そうでもなければつじつ
まが合わない。
計画停電自体の中止と同時に、今度は夏の電力が不足するため、企業などに節電を求める発表を
した。これもテレビが役に立ったが、まだ明日の電力事情もわからない時点で、3ヶ月先の夏の
電力供給と電力需要を数値にしたグラフを何度も繰り返し取り上げ、いつものように予測ではな
く事実として先に決めていた。その中で3月28日と3月31日の記録がある。
夏の電力不足であげられた数値も、4月24日揚水発電でまかなえると知った。それにも関わら
ず、その後も節電の割合を多少減らして実行する発表をした。テレビはいまからどうすれば節電
計画どおりの節電ができるのかの説明までしていた。
後に地震と津波で、原発が3ヶ所と火力発電所が7ヶ所停止したという極秘資料が出た話を知っ
たが、流出するほうがおかしく情報操作である。極秘資料のおかげで、大震災後でも3日間は平
気だったことの嘘がばれ完全に証明できた。計画停電の予告も事前にあり、3日間は実行するた
めの準備期間だろう。新たな原発の数や火力発電所の数にしても、大本営発表とそっくりである。
極秘資料の流出はもっと前にもあり、電力事情の詳細データだったらしく、この時点で決定的に
なると考えたが、記事を見るとデータは一日分しか公表されなかった。一日分でも嘘の証拠には
なったが、何がデマかも明確な根拠を元に完全に否定できる。
大本営発表の数値や作った資料など信じられるわけがなく、電力不足を後づけでもっともらしく
見せるつじつまあわせに過ぎない。揚水発電で可能となったのも、いつものようにピーク時だけ
が不足する数値で出したため、本当に考慮に入れていなかった問題で生じたと思われる。
夏場の電力不足とは、過去に東京電力が何度も使っていた常套手段だった。外気温が高くなると
クーラーなどの電力消費が急増するといい、ピーク時は供給ギリギリの状態で、他社の電力会社
から買い付けるなど大変苦労している話があった。何かしていると見せかけても出来ることはそ
れだけだから、非常事態といっているのに危険を承知でなぜか問題を解決する発電所の新設をし
ない。同時にやはり節電も呼びかけられており、クーラーの設定温度を何度に設定するなど細か
い指示まで出していた。
東京電力が夏場を乗り切るため、他社の電力会社から電気を買っていた話も、今回の計画停電で
実際は大した量は買えずその根拠まであげられた。もともと夏場のピーク時のギリギリをまかな
える量があればいい設定だったのでたとえそうでもかまわないはずだった。火力発電所と原子力
発電所を足したら、どれだけ電力に余裕があったのか。
東京電力がいつもの電力隠しの偽装工作をして、電力不足を演出することで、騒ぎを引き起こそ
うとした証拠は山ほどある。計画停電や夏の電力不足の嘘にだまされて、停電や節電などで大変
な思いをしたり、被害を受けた人も多かったことだろう。
東日本大震災の復興費用の算出には、計画停電の損失も含まれているというのでかなりのものと
思われる。東京電力はこの結果をどうするつもりだろうか。
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