http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/843.html
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Sott.netのガブリエラ・セグラ医学博士Gabriela Segura,M.D.の記事です。
4回目は食事・サプリメント・食品添加物です。
まず、事故の環境への影響についてから始まります。
サプリメント・添加物には副作用が見込まれる物もあります。それらの使用に際しては、
国内の関連した医師やPSRなどに相談してください。
こういう非常事態です。福島とその近県の方がメールで相談しても答えてくれるはずです。
PSRのサイトにはボランティア・アドバイザーの博士たちの連絡先が掲げてあります。
身近に英語ができる人はいるはずです。連絡してみてください。
Physicians for Social Responsibility ノーベル平和賞受賞アメリカ医師団体
http://www.psr.org/
次の方のサイトもごらんください
浜松大学 金谷教授 『放射線を防御する食事と栄養』
http://www.e-enge.com/hem5.htm
「ソフト屋 巣」さん 『放射線・放射能単位換算ツール』
http://hp.vector.co.jp/authors/VA047235/radiation.html
参考までに次も INFOSECURITY.JP. 汚染食品流通拡散情報
http://infosecurity.jp/archives/category/%e6%94%be%e5%b0%84%e7%b7%9a
文中リンク先の内容は後日投稿します。
原文
http://www.sott.net/articles/show/226021-Detoxify-orDie-Natural-Radiation-Protection-Therapies-for-Coping-With-the- Fallout-of-the-Fukushima-Nuclear-Meltdown
訳文
環境への影響についての注意
チェルノブイリ事故による放射性核種が、環境システムから急激に除去され崩壊により減少するという予想は、すべて誤っていました。
放射性核種は環境システムの中を何回も循環するため、環境からの減少は、予想されたよりもずっと長い時間を要します。
水・空気・土壌の全部を含む汚染状態は非常に変動します。ストロンチウム90・セシウム137・アメリシウムによる汚染が23年後もいまだにあると言うダイナミクス(力学)は、チェルノブイリを研究する科学者達を驚かせています。
『セシウム137・ストロンチウム90・プルトニウム・アメリシウムが、植物が根を張る土壌層にいまだ23年後も蓄積している結果、放射性核種は最近になっても植物の中に含まれ続けています。
以前に地表から地中へと消え去った放射性核種は、植物の地表から上の部分へ根から水とともに移動することで、食用となる部分に濃縮します。この再循環によって、放射性核種の残存量は時間とともに自然崩壊により全体として減少するにもかかわらず、人々の体内被曝と被曝線量率のレベルは増加しました。』
『1986年に、西ヨーロッパ・北アメリカ・北極圏・東アジアで植物と動物に含まれる放射線放射のレベルは、時々、許容基準の数百から数千倍でさえありました。
最初の高レベル放射線放射パルス(短時間照射)とそれに続く慢性的な低レベル放射性核種への被曝の結果、汚染地域に生息するすべての生命有機体に形態的・生理学的・遺伝的異常がもたらされました。
今までに研究された生物は、植物・哺乳類・鳥類・両生類・魚類・無脊椎動物・バクテリア・ウイルスです。』
『チェルノブイリ・ゾーン(地帯)でハタネズミとカエルに起きたことは、来たるべき世代の人間に何が起こりえるかを示しています。
それは、突然変異発生率の上昇・疾病率と死亡率の上昇・短命化・生殖率の低下・雌雄性比率の変化です。』 ヤブロコフ他著 「チェルノブイリ」より
効果的な体内放射線除去(解毒化)の立証された処方箋試案
次に述べる療法は、ほとんどの国で医師の処方なしで利用可能なサプリメントとして、広く利用できます。
野菜と海草
チェルノブイリでは、放射線の有害作用に対して、スピルリナが1日5グラム・45日間使われ有効でした。
クロレラも放射線防御効果を示しました。
ある研究によれば(原文リンク参照)、スピルリナはたった20日間後に尿中放射能レベルを50パーセント減少させました。
そこでベラルーシの放射線安全研究所は、100人の子供に20日間スピルリナを投与する特別プログラムを展開しました。
さらに、スピルリナの治療効果は、食品と水起源の放射線汚染だけでなく、体内に蓄積された持続的放射線にも有効でした。
殊に、高線量の放射性核種を体内蓄積した子供達に投与されたスピルリナは、放射性セシウムの体内量を減少させました。
副作用は記録されていません。
原料が重金属に汚染されていないことが確認されているスピルリナとクロレラを購入してください。
アルギン酸ナトリウム(sodium alginate)を含む海草についての研究は、アルギン酸ナトリウムは放射性ストロンチウムと選択的に結合し身体から除去することを示しています。
アルギン酸ナトリウムはいろいろな海草、特に昆布(kelp)に含まれています。
アルギン酸ナトリウムは、ストロンチウム・カルシウム・バリウム・カドミウム・ラジウムなどの物質と強固に結合します。
海草の中には鉛や砒素に汚染されている物があります。深い海で採られた物や有害金属が含まれていないと検査済みのものを摂取してください。(南アフリカ西岸産の昆布など)
紅茶と緑茶は、放射線被曝の前あるいは後に摂取することで放射線からの防護効果を示します。
この抗放射線効果は、いくつかの日本における研究の中で注目されました。また、中国でなされた研究は、茶に含まれる諸成分が放射線の害を消すこと(radioactive antagonist)を示唆しています。
茶カテキンは他の抗酸化剤の特性と共同して、放射線放射の前あるいは後に摂取することで、放射線からの防護効果を発揮します。
また昆布は放射性で無い有機ヨウ素を含み、それは甲状腺を満たし、放射性ヨウ素が吸収されなくなります。
茶さじ1杯から2杯、あるいは5から10錠を服用します。
ペクチン
ペクチンは、汚染された食品の摂取が避けられない場合、放射線からの防御手段として最も有効な物の一つです。
ビタミン・ミネラルを調合したペクチンは、体内組織に入り込んだ放射性核種の除去に高い効き目を示しました。
推奨される使用量は、年4期間、各1ヶ月間、1回5グラムを、1日当たり1回から2回です。
『1999年、ベルラド(会社名)はヘルメスHmbh(ドイツ・ミュンヘンの会社)と共同で、バイタペクト・パウダー(Vitapect powder)として知られているりんごペクチン添加物の混合物を開発しました。
その成分は、ペクチン(濃度18-20%);ビタミンB1、B2、B6、B12、C、E、ベータカロチン、葉酸;微量元素K、Zn、Fe、Ca;香料です。
ベルラドはこの食品添加物を製造し続け、2000年から、この添加物はベルラーシ健康省により推奨されています。』
『ペクチン添加物バイタペクトを汚染されていない食物と一緒に摂ると、汚染されていない食物だけの場合に比べて、セシウム137の汚染レベル減少に50%さらに効果的だと思われます。』ネステレンコ他、2004
『ある臨床的研究では、7歳から17歳までの94人の子供を、全身計測(WBC)されたセシウム137の汚染レベルにより2群に分け、16日間にわたって(1日5グラム2回)バイタペクトを経口投与しました。
器官組織に取り込まれたセシウム137の著しい減少と、筋電図の顕著な改善が見られました。』
『1996年から2007年にかけて160.000人以上のベラルーシ人の子供達が、18日間または25日間にわたって(1日5グラム2回)、ペクチン食品添加物を処置されました。その結果、いずれのペクチン添加物投与期間後にも、平均して30から40%、子供達の器官内セシウムは減少しました。』
『長期間の経験に基づいて、ベルラド研究所は、放射能に汚染された地域に住むすべての子供達が、通常の食品摂取比率による摂取に加えて、毎年4期間からなるペクチン食品添加物の経口投与を受けることを推奨しています。
327.000人以上の子供達に対する、器官に取り込まれたセシウム137のレベルをコントロールする、11年間にわたるベルラドの活動は、子供達の健康状態や副作用に警鐘を鳴らすことも無く、また放射線恐怖症を引き起こすこともありませんでした。放射線防護についての知識を広め、個人の健康に対する一人ひとりの責任感を増しました。』
ネステレンコ、ヤブロコフ他著 「チェルノブイリ」より
抗酸化剤と硫黄化合物
硫黄は放射性物質への急性被曝に対する解毒剤(antidote)として長い使用暦があります。
抗酸化剤は私達の体の中で放射線の有害な効果を減少する能力があります。
初期の研究は、最も有効な治療効果をもたらす物の一つとして、硫黄含有抗酸化剤を確認しています。
ヂメチルスルホキシサイド(DMSO)は古典的な硫黄化合物で強力な抗酸化剤です。まさに私達が放射線からの解毒と防護に必要としている物です。
ある日本における研究は、低濃度DMSOでさえ、DNA二重鎖切断の修復を促進することで、放射線防護効果を持つことを示しています。それにより全身の単一細胞レベルで、放射線による損傷から防御します。
DMSOに関する情報と経験はとても魅惑的で、奇跡的としか言い様がありません。
DMSOは重要なので一つ論文を挙げておきます。次のリンクを見てください。(原文参照)
アルファリポ酸、ビタミンE、C(アスコルビン酸)、B、セレニウム、Nアステルシステインや他の硫黄化合物はきわめて重要です。
それらのいくつかを組み合わせて使用することが大切です。それらはチームとして最も有効に作用します。
それに加えて、個々の抗酸化剤は、酸化されてしまうと酸化促進剤として作用します。したがって、個々の酸化剤は、生体組織と器官への放射線放射後の傷害を進行させかねません。
いろいろな研究が、放射線危機への効果的な治療法である、抗酸化剤の補給が重要なことを示してきました。
アルファリポ酸(ALA)はきわめて重要なサプリメントです。
それは水溶性であるとともに脂溶性です。脳血管関門を通り抜けることもできます。
このことは、アルファリポ酸は、私達の脂肪組織、脳、さらに言えばすべての単一器官にに達しその傷害を防ぐ事ができることを意味しています。
ALAはまたDNAを修復します。それは優れた重金属キレート剤で、心臓と脳を細胞死から守り、肝臓組織の再生を刺激し、そして急速に消化管に吸収されます。
ALAはビタミンC、E、グルタチオンのような他の抗酸化剤を還元します、グルタチオンは解毒のために不可欠な抗酸化剤で、ミトコンドリアの中で合成されます。
グルタチオンは経口補給によって確実に増やすことはできないかもしれません。なぜなら常にミトコンドリアの膜を通過できるわけではないからです。したがってミトコンドリア内で合成されなければなりません。
ALAとその代謝産物DHLAは、細胞が非常に高いレベル(70%にも及ぶ)のグルタチオンを産出するよう刺激します。
したがって細胞内のグルタチオンがALAによって満足のいくレベルに維持されれば、その細胞が毒されても、細胞は死滅ではなく回復のチャンスを得ることになります。
このことは、放射線治療の後、放射線により引き起こされた傷害を軽減し回復するするために決定的に重要です。
推奨されるALAの服用量は、食事の際に1日100ミリグラム2回です。
300ミリグラムから600ミリグラムの間の高い服用量を処方している人たちもいますが。
チェルノブイリ事故から10年後、チェルノブイリで復旧活動に携わった人々になされたある研究が示したことによれば、2ヶ月間に渡る600ミリグラムのリポ酸投与により、すべてではないにしても、彼らの検査異常値の多くを正常化することができました。
抗酸化剤Nアステルシステイン(NAC)は、グルタチオンと硫黄の出所として、摂取すべき優れたサプリメントです。
諸研究が示唆するところによれば、致死と致死以下(sub-lethal )の放射線線量に被曝した人を救うのに効果的だと立証できるかもしれません。低線量被曝をした人への副作用をほとんどまったく伴わずに。
またいろいろな所で広範に手に入れることができます。
約500ミリグラムずつ1日2回が適した服用量です。
しかしながら、重金属を解毒する目的で、7日間、入院条件で、1日あたり約5グラムのNACを投与してうまく成功している人々もいます。
このほかの重要なサプリメントはマグネシウムとビタミンCを含みます。
いろいろなマグネシウム化合物と推奨服用量についてのよりいっそうの情報はここを見てください。(原文リンク参照)
カルシウムとマグネシウムは、両方ともあなたの身体がストロンチウム90を排泄するのを手伝います。
カルシウムのレベルを適切に代謝させるために、充分なマグネシウムを確実に摂取するようにしてください。
ビタミンCについては、毎日1から4グラム摂取することが服用量として適しています。
しかし解毒あるいは急性の急激な被曝の際には、多分より以上の量が必要とされます。
ビタミンCは放射線に対して防御するだけでなく、以前の被曝による損傷を修復します。
また感染症の事態においてもとても手ごろです。
1日3回、1回当たり4グラムのビタミンCを摂取してください。
下痢と腹部膨満の際は服用を1回減らしてください。
腸が鳴らないようならば、1日の服用量を増やすことができます。
ビタミンB複合体を摂取することも考慮してください。それは赤血球と白血球の数を正常化することを助けます。なぜなら、放射線による白血球の破壊は長期間続くことがあります。
ビタミンE1日あたり800-1000IU、セレニウム1日あたり200マイクログラムは大切です。酸化による損傷から防御するためのビタミンEとセレニウムの相乗作用が、放射線の研究から支持されています。
亜鉛は、原子力事故の犠牲者でアメリシウム241をキレート化するのに使われ成功しています。
自然の亜鉛は、カドミウム・アルミニウム・鉛を含むいくつかの有毒重金属を身体から取り除くのを助けます。
推奨服薬量は1日あたり50ミリグラムです。
亜鉛摂取を増やすことでもたらされる他要素の欠乏とアンバランスを避けるために、ミネラル複合体を補うことが必要になるかもしれません。
カリウムが欠乏すると、セシウム137・134・カリウム40・42のような放射性核種が選択的に吸収されます。カリウムサプリメント過多は危険でもあります。包装の指示を確認してください。
メラトニンは、睡眠ホルモンと言うだけでなく、強力な抗酸化剤としての性質を備えています。
全身に放射線を放射された後メラトニン投与された動物は生存期間が増し、放射線により引き起こされた酸化傷害への防御作用が全身にわたって明白でした。
より重要なことに、メラトニンは経口投与されると、より高いレベルで体中を循環し、より急激に体組織に集積します。
被曝したらすぐ、放射線被曝後の風向きに応じて、やや離れた場所に住む人々は、メラトニンの経口投与により自分達を放射線から防御することができます。
メラトニンは必要であれば何回も繰り返して摂取することが可能です。
クルクミンは香辛料ウコンに含まれる自然に存在する化合物です。
クルクミンは、放射線によって引き起こされた肺病を含む、人の病気のいろいろな動物モデルにおいて、抗酸化・抗炎症・抗腫瘍作用があることが明らかにされています。
今回の訳は以上。
長いので次回あと1回あります。最終回です。
呼吸と瞑想のテクニック、ダイエット、睡眠のとり方、その他ゼオライト・ゲルマニウム・活性炭です。
リンク先の内容の紹介を含めます。
私は福島の方ほどの激しい被曝ではありませんが、ここにい続けるのはできれば避けたいと思っています。
爆発後1ヶ月あまりは、あまりの嘘の多さに、まともな情報源を探るのに精一杯でした。
また爆発したら逃げねばと、夜は2・3時間おきに原発の様子をネットで探る日々が1ヶ月以上続きました。
虚実も大体分かり、あきらめるところとこだわるところの区別もついてきました。
これからは被曝者の1人として、このような情報の収集と拡散に時間を割きたいと思います。
知っている人はいるはずなのに、なぜかあまり目に触れません。
日本のサイトで目にしたのは金谷教授のホームページが初めてでした。
不思議です、とても不思議です。不思議で不思議でたまりません。不思議で不思議です。
利権構造が、アンチ被曝剤や放射線障害軽減食で利益をむさぼる方向に流れれば良いのですが、癌やその他の疾病に対する今までの枠組みでの対処的療法による、病院・医薬品会社の利権構造に組み込まれるかとおもいます。
残念です。こんな人生の結末は予想しませんでした。
伝え聞く広島長崎原爆食を真似ています。
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