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(Japon : la situation reste chaotique dans les zones sinistrées: RFI)
http://www.rfi.fr/asie-pacifique/20110511-japon-situation-reste-chaotique-zones-sinistrees
日本
記事発表:2011年5月11日水曜日
最終更新:2011年5月11日水曜日
日本:被災地では、状況は混沌が続く
RFI
日本の東北地方が凶暴な地震と津波に襲われてから、今日で2カ月が経つ。今日現在の暫定的な犠牲者数として、3万人の死亡が明らかになっているが、被災者たちは一時的な避難所でずっと生活しており、福島原発周辺の半径20km以内の避難区域は、立入禁止区域に変更された。今のところ、東北地方の復興について、政府は計画を提案していない。
RFI東京駐在記者フレデリック・シャルルの報告
1000km以上の海岸に沿った、津波に襲われた地域では、被災者たちは自分たちが政府に見捨てられたと感じている。官僚たちにも見捨てられたと感じている。官僚たちは、十分な数の仮設住宅建設に至っていない。全てを失った60万人以上の人々に、最低生活費を保障するために約束された、お金の支給にも至っていない。被災者たちは、まず親を失い、家や職も失った。何よりもまず、彼らは自分たちを頼りにしなければならない。
被災者の30%が高齢者だ。避難所では野菜や肉類を十分に食べることができないので、彼らは日々少しずつ肉体的に弱っていく。生きることや、生きることに興味を失わないようにすることも、学び直すようにしなければならない。家族を何人も失い、身につけている衣服しか、もはや持ち物がなくてもだ。
菅直人氏が原子力ロビーに挑む時
被災地域には、約2500万トンの瓦礫が積み上げられている。これらの全てを除去するには3年かかり、再建するには10年かかる。
日本は原子力計画の見直しを決め、また、東京の南にある別の原発、浜岡発電所の原子炉の停止を命令した。しかし、これは、日本が原子力エネルギーの放棄を検討しているという意味ではない。菅直人首相は、日本のエネルギー生産全体の中で、原子力の比率を、現在の30%から、2030年までに50%に引き上げることを断念すると言っただけだ。
同首相は語る。「日本はより一層、太陽光・風力・生物燃料といった、再生可能エネルギーを頼りにしていく。」菅直人氏は、強大な原子力ロビーに敢えて挑んでいるが、同氏はこれを決めるために、誰にも相談はせず、原子炉停止が経済や雇用に及ぼす影響も評価していない。もし、多くの企業が電力不足を恐れるならば、彼らは外国への生産移転をさらに進めるだろう。
(投稿者より)
フランスRFIサイトに掲載された記事です。誤訳があるかもしれません。ご容赦下さい。
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