(回答先: 新型ガスが変える世界　米中、原発事故で開発加速（日本経済新聞）・・・原発依存の日本は取り残されるのか 投稿者 馬鹿まるだし 日時 2011 年 5 月 01 日 02:47:17)

中部電や東京ガスなど、カナダの新型ガス田開発参画

　東京ガス、大阪ガス、中部電力などは９日、カナダで地中の岩盤層に含まれる新型天然ガス「シェールガス」の開発プロジェクトに参画すると発表した。三菱商事が持つカナダ西部の権益の一部を取得した。将来は生産したガスを現地で液化し、液化天然ガス（ＬＮＧ）として日本に供給することも検討する。

　参画するのは、カナダのブリティッシュ・コロンビア州のガス鉱区開発プロジェクト。同プロジェクトはカナダのエネルギー大手、ペン・ウェスト・エクスプロレーション（ＰＷＥ）と三菱商事が50％ずつ権益を持ち、現在開発中だ。

　権益を持つ三菱商事の子会社に東ガス、大ガス、中部電のほか、石油天然ガス・金属鉱物資源機構（ＪＯＧＭＥＣ）がそれぞれ7.5％ずつ出資する。取得額は非公表だが、４社合計で数十億〜百数十億円規模になるとみられる。

　同子会社には開発資金の一部として、三菱東京ＵＦＪ銀行と国際協力銀行（ＪＢＩＣ）が総額10億カナダドル（約830億円）を融資する。ＪＯＧＭＥＣの出資とＪＢＩＣの融資により、官民一体でエネルギー調達の多様化を進める狙いだ。

　現在の計画では、今年10月からシェールガスの生産を始め、2014年までに日量５億立方フィートに増やす計画。総事業費は今後15年で4300億円に達するもよう。出資各社はガスをＬＮＧにして日本に供給できるかどうか、来年初めまでに事業化調査を実施する。ただ、生産は早くても18年以降になる見通し。

　シェールガスは技術革新の進展で、北米を中心に開発、生産が相次いでいる。日本では福島第１原子力発電所の事故で今後天然ガス需要が増えると見込まれている。北米でガスの生産が増えれば、日本のＬＮＧ調達には追い風になりそうだ。

日本経済新聞　2011/5/9 20:56
http://www.nikkei.com/news/category/article/g=96958A9C93819696E2EBE294EA8DE2EBE2E7E0E2E3E38698E2E2E2E2;at=DGXZZO0195165008122009000000
　

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