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懸念される3号機の状態。また福島の子どもたちを救うための具体的な提案についてのお願い
2011-05-09 00:54:10 |
名古屋でのミーティングの最中から、注意されていた1号機の情報がオープンになり、さらに深夜になってから3号機の状況が懸念される状況になっていたことは、このブログやFacebookのグループの皆さんには、自明の事かもしれません。深夜に大量に水蒸気が上がっていた事から始まり、ここ数日3号機のいろんな部分が温度上昇を続けている事。注水量を増やしても、止められていない事は間違いなく、このままの状況が一両日続くと、シビアな局面も想定される事態になっています。とにかく、3号機はもともと、爆発の状況からも、最も破損がひどいと考えるほうが、ごく自然な見方であって、一ヶ月以上、外部から大きな変化が見えない事が、安心材料になっていました。今回、そうした安心材料が消えて、突然温度上昇が始まっていることは、懸念するしかありません。何か事が起こるのかどうかを、事前に予知できませんが、数値を毎日、チェックし続ける事と、周辺のモニタリングポストや個人のガイガーカウンターの中継、緊急のニュースが流れるかどうかなどの情報を、精査し続けるしかないと思います。
小出先生とこのことは話しましたが、「とにかく、冷えていない事が一番問題で、黒い煙が事実なら簡単な火事とも思いましたが、水蒸気ということであれば、慌てることはありません。何度だからどうと言うよりも、冷えていないことが継続している事が問題で、それが続くとよくないですから」と、簡単にこたえていらっしゃいます。
僕の友人の技術者は「3号機の解はまだないから、リスクの高い3号機よりも、可能性がある1号機から作業を始めるのは技術屋の常道。ただし、1号機が終わるまで、3号機が持つ担保をどう見るのかは、難しいね。ただ、3号機から手をつけて、いきなり詰んだらそこで「終了」だから。そうするよりは、先が見える可能性がある1号機から着手したい。ゴールデンウィーク明けから、本格作業の流れじゃないと現場のモチベーションもあがんないだろうし」と。
1号機は、扉を開ける時間が夜になりましたので、周辺のモニタリングポストは、深夜早朝から注意を継続するしかないと思います。GWへの影響は、遅れたため結果的に少なくなりましたが、周辺のエリアの一時帰宅の日程を前にして、この状況が展開するスケジュールの感覚はある意味、僕には、すごい感じさえしています。何が大切のでしょうか。
さて、ある筋からの示唆があって、福島の子どもたちを救うための具体的なプランを考えています。基本資料として、年間10ミリシーベルトの場合と、年間5ミリシーベルトの場合を考えて、おのおの幼稚園、小中高校などで、何校が該当し、何人の児童生徒が該当するのかと言う基本情報をまず確認できないのかと思っています。その上で、被災地を除く全国の自治体で、一体どのくらいなら、受け入れていくことが可能かと言う情報を集積できないのかと言う事です。これについて、具体的な協力をこのブログやフェイスブックで呼びかけたいです。とりあえず情報のある方は、メール下さい。
また、懸念される魚、貝、海産物についての摂取について三重大学の勝川准教授のブログをご覧下さい。大変参考になります。http://katukawa.com/?page_id=4304
このブログの書き込みで、個別具体的な相談をされる方がいらっしゃいますが、問題提起であればともかく、そうした書き込みは反映できません。どうしても、そうしたことを何かおっしゃりたい方は、必ず連絡先を明記して、メールしてください。対応できません。
(以下略)
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