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福島第1原発:原子炉建屋に作業員 放射線量測定[毎日新聞]
東京電力は9日、福島第1原発1号機の原子炉の継続的な冷却設備を設置する準備のため、作業員が1号機の原子炉建屋内に入ったと発表した。建屋の二重扉の開放で外部へ放射性物質が放出されたが、環境への影響はなかったとしている。【酒造唯、久野華代】
東電によると9日午前4時18分から約30分間、同社社員7人と経済産業省原子力安全・保安院の職員2人が、建屋内に入った。また作業員21人が換気装置や放射性物質の飛散を抑える建屋入り口の仮設ハウスを撤去した。社員らの被ばく線量は最大10.56ミリシーベルト、最小で2.7ミリシーベルトだった。
社員らは原子炉建屋1階をほぼ半周した後、冷却設備を設置する建屋2階に初めて入った。内部の線量は、建屋1階からはしごを上った作業台周辺で毎時600〜700ミリシーベルト、1階南側にある制御棒駆動機構近くで毎時280ミリシーベルトと高い値が出た。冷却設備を設置する2階北側の炉心スプレー系配管周辺では同40〜100ミリシーベルト、1階北西の計器周辺では同10〜70ミリシーベルトだった。東電は「遮蔽(しゃへい)や作業時間を区切れば作業は可能。線量が高い原因は分からないが、どのような遮蔽や線量対策を行うのか検討したい」としている。
東電は9日午後から、建屋内に電源を供給するためのケーブル敷設を行うほか、10、11日にかけて原子炉の水位計、圧力計を調節する。冷却設備の本格的な設置は、原子炉建屋の大物搬入口付近にたまっているがれきを撤去した後、今週末から始める予定。
毎日新聞 2011年5月9日 11時41分(最終更新 5月9日 11時58分)
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/nuclear/news/20110509k0000e040045000c.html
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