http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/683.html
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http://getnews.jp/archives/114766
SPEEDI、ERSSなど文科省が巨額の開発費をかけて開発したにもかかわらず実際の原発事故でまったく使えなかったものが登場しておりましたが、新たに防災ロボットも使えなかったことがわかりました。
以前ガジェット通信でご紹介させていただいた「モニロボ」こと防災モニタリングロボット。放射線測定器・ガス検知器・カメラ等を搭載し、災害現場周辺を遠隔操作で自走し情報収集をおこなう、としてさっそうと登場したのですが、ガレキの落ちている場所では走行できないとのことで、まったく使われていないそうです。がっかり。原発事故に使うロボットで、整地されてないと走れない仕様ってどういうことなんでしょうか。このモニロボは1999年に起きた東海村の臨界事故を受けて文科省が財団法人・原子力安全センターに開発を委託し、2億円をかけて完成させたそうです。福島原発事故を受けて現地に投入されましたが、現地で上記の事実が判明したとのこと。
ちなみにモニロボのスピードは分速40メートル。なんか遅いなぁと思いつつ、ロボットってそんなもんかなと思ったら米国のiRobotから貸してもらったPackbotは、分速150メートル程度は出るそうです。これに2億円かけるんであればiRobotからロボットを買ったほうがよかったのではないでしょうか。それにしても、iRobot社がロボットを貸してくれなかったらいまだに原子炉建屋の中がどうなっているのかわからなかったということで、無償でロボットを貸してくれたiRobot社には感謝です。
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