http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/677.html
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http://blog.livedoor.jp/ikedakayoko/archives/51782229.html
ぞくぞく……は止めました。どこまで続くかわからなくなったからです。そして、きょうは資料編です。
なぜ現場作業員にこだわるのか、との質問を受けます。たしかに、津波にやられた500kmの海岸線に点在するおびただしい町や、放射能汚染されたいくつもの市町村の人びとも心配だし、これからの原発ひいては電気エネルギー供給をどうするかという問題、経済のゆくえ、どれをとってもだれも経験したことのないすさまじく大きな課題です。
うまく説明できませんが、原発をあるがままに放置してきたから、天災によってこのような深甚な事故が起き、生身の人によってしかさらなる災厄を防げないという事態は、私たちのこれまでの態度や考え方そのものに鋭い問いを発している、と思うのです。そしてきょうの午後には、初めて第一原発の原子炉建屋の二重扉を開いて、人が入ります。こう打ち込んだだけでも、心臓がどきどきしてきます。作業にあたる人びとは、夕べはぐっすり眠れたでしょうか。ご家族はご存じでしょうか。
この図をご覧ください。東京電力のサイトに数日おきに発表される、現場の放射線量です。より大きくした方が見やすいし、過去のものもありますので、ぜひ東電のサイトを開いてみてください(こちら)。
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/index3-j.html
見方がわかりませんが、300というとてつもない数字も見えます。ここで、今この時も人びとが働いているのです。
そして私がこだわっている、東電が作業にあたっている人びとをどう扱っているかの、5月4日の東電のプレスリリースです(こちら)。
http://www.tepco.co.jp/cc/press/11050407-j.html
なぜ2カ月近くも保存食中心の食事だったのか、二段ベッドすら搬入できなかったのか、シャワーやトイレ(!)すら不便させていたのか、私はまるで理解できません。ぜひ、末尾のFDPを開くことをおすすめします。さらにひどい待遇が実感できると思います。
けさ8時過ぎ、河野太郎議員はこんなツイートをしました。
「福島原発の今日の作業にともなう放射性物質の放出は、極めて微量なものにとどまる見通しとのことです。「高濃度の放出」という言葉に、私が引っ張られすぎたかもしれません。申し訳ございません。』
それでも、建屋に入る作業員が高濃度の放射性物質に曝されることに変わりはありません。風向きによって放射性物質が飛んでくるかも、と気を揉む前に、この方がたのことを思って、胸がふたぎます。この状況に至ることを許したのは、私なのだ、そしてこれはけっしてひとごとではなく、このようにこのくには私たちを遇してきた、その象徴なのだ、と。
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