14. 2011年5月09日 07:30:37: i37fD8kRRc
>>03氏の仰る『とても偏差値の高い北海道立札幌医科大学』の教授であらせられる高田純大先生における「偏差値」について調べてみた。まず、>>05さんのコメントにあるURLから、ホームページに行ってみた。 http://www15.ocn.ne.jp/~jungata/ ニックネーム『タッタタターン ジュン博士 J博士』こと大先生の学歴が、「プロフィール」に載っていなかったので妙だな、と思ってググってみた。 普通だと聞かれもしないのに、灯台だ、鏡台だ、総計だのと、並べ立てる大先生が多いのに、謙虚な方だと思った。 するとWikiにこんな経歴が記されていた。 東京都生まれ。育英工業高等専門学校電気工学科卒業。弘前大学理学部物理学科卒。 広島大学大学院理学研究科博士課程前期(原子核物理実験)修了、後期中退。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E7%94%B0%E7%B4%94_%28%E7%90%86%E5%AD%A6%E5%8D%9A%E5%A3%AB%29 ここで、 『育英工業高等専門学校電気工学科』なる“とても偏差値の高”そうな高専を、当方、浅学故知ぬことを恥じつつ、Wikiのリンク先をさらに辿ってみた。 すると、全国唯一の技術系ミッションスクールとして歴史と伝統を誇る『サレジオ工業高等専門学校』というまったく別名の学校が現れた。 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%82%B2%E8%8B%B1%E5%B7%A5%E6%A5%AD%E9%AB%98%E7%AD%89%E5%B0%82%E9%96%80%E5%AD%A6%E6%A0%A1 『育英工業高等専門学校電気工学科』=『サレジオ工業高等専門学校』??? 訳が分からないので、同校のホームページにアクセスした。 2005 (H17)04月 サレジオ工業高等専門学校として町田キャンパスに移転開校された際に校名変更もしたということらしい。 http://www.salesio-sp.ac.jp/main/about/school/history/index.html
大先生の出身校名を知らなかったのは浅学故ではなかったようだ。 チョッとホッとした。 一息ついたということは、休憩時間が終わったということなので、次に偏差値を調べることにした。 適当に検索した結果、ぱっと目に付いたのが『首都圏高校受験難易度ランキング』のサイト。 検索結果は以下。 http://www.highschool-juken.com/tokyo/050cc/post_106.html _________________________________ CCランク この高校の偏差値は51前後 難関大現役合格者数】 (学校単位の合格者数で、学科からの人数ではありません。) ●東大 2007 0名 ●京大 2007 0名 ●慶應義塾大 2007 0名 ●早稲田大 2007 0名 【編集者コメント】 機械電子工学科、電気工学科、情報工学科、デザイン工学科があります。 私立ミッション系の高専というめずらしい高校です。 高専なので5年制となりますが、専攻科(2年)に進めば大卒扱いとなります。 _________________________________ 大先生は弘前大学理学部物理学科に進学したということだから、大学3年への編入なのだろう。 高専からの大学編入は結構ゆるい。裏口とまでは言わないが、抜け道であるのは確かだ。
次に、全国にある高専の偏差値と進学状況を調べてみた。 検索結果は以下。 http://kosen.sakura.ne.jp/nyushi/hensachi.htm 国立高専や公立高専の偏差値に対して,私立は比較すると低く、偏差値55以下の高専は“想定外”と言うことでしょうか、「データなし」という扱いでした。 因みに、偏差値51で私立のサレジオ高専は「データなし」。 足切りになっていました。 因みに、偏差値68とされる群馬高専では、毎年、およそ100人が国公立大への編入学を果たし、20〜30人は旧帝大・東工大・筑波大への編入学を果たしているようす。 http://www.gunma-ct.ac.jp/Gakusei/shinro/shinro21honkasingaku.pdf 世の中の抜け穴を見事なまでにくぐり抜けてきた大先生のプロフィールが、「省略された学歴」の中に、大先生の心情の鮮やかな反映として読み取ることが出来たように感じられ、実に感慨深い“趣”に浸っています。
>>06さんの指摘よると、大先生はウイグル独立運動の人々から非難されているそうです。 興味本位でURLにアクセスしてみると、こんな文章が目に留まった。
『厳しい立場にある政治亡命者を、より窮地に立たせるような事を、社会的地位も、帰るべき国も持っている者がすべきではない。教育現場の末端にいる者として私は、高田氏のこのような不誠実さを容認できません。』 http://kok2.no-blog.jp/tengri/2009/02/post_49cf.html この一文を一寸替えただけでほらこの通り。 『厳しい立場にある原発被災者を、より窮地に立たせるような事を、社会的地位も、帰るべき場も持っている者がすべきではない。教育現場の末端にいる者として私は、高田氏のこのような不誠実さを容認できません。』 被曝しつつある児童を案じる福島県の心ある学校関係者の悲痛な叫びになりました。
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