http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/592.html
Tweet |
浜岡ショック 他の原発に…津波対策追いつかず
図解http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20110507-OYT1T00204.htm?from=main1
2011年5月7日09時16分 読売新聞
菅首相が6日、中部電力に対し、稼働中の浜岡原子力発電所4、5号機を含め全号機の運転停止を要請したのは、東日本大震災を受けて、切迫している東海地震に備えた同原発の津波対策などが現時点で「不十分」と判断したからだ。
地震国日本で、海岸に立地する他原発への影響は必至だ。
浜岡原発は、いつ起きてもおかしくないと言われた東海地震の想定震源域に立地していただけに、安全性について、大きな議論を巻き起こしながら、運転が継続されてきた。節目となったのは、2006年、国が原発の「耐震設計審査指針」を約25年ぶりに大幅に改正し、耐震基準を強化した時だ。見直しを検討した原子力安全委員会では、浜岡原発を巡っても再三議論が紛糾。取りまとめには、実に5年もかかった。
改正指針に基づき、国は全国50基以上の原発に対し想定する揺れの強さを引き上げ、耐震補強を行うように指示した。浜岡原発でも、揺れの想定を従来の1・7倍の1000ガル(ガルは加速度の単位)に引き上げ、3〜5号機では重要配管や電気ケーブルの取り付け部の補強、排気筒の構造強化などを実施。1000ガルという揺れは、国の中央防災会議が示す東海地震の2倍以上の強さで、国内で最も厳しい想定の一つだ。
一方、中電は、東京電力福島第一原発同様に、1970年代に運転を開始し、老朽化の指摘を受けていた1、2号機については、約3000億円かかる耐震補強の経済性を考慮して廃炉とし、代わりに6号機を新設する方針を打ち出した。
国もこうした中電の対応を評価し、運転継続を認めてきた。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素10掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。