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お詫び行脚で罵声を浴びる東電 清水社長「土下座パフォーマンス」のアホらしさ
http://gendai.net/articles/view/syakai/130281
2011年5月6日 掲載 日刊ゲンダイ
本当のワルはほかにいる?
「まるで抜け殻」――東京電力の清水正孝社長を見てこんな印象を抱いた読者も多いはずだ。
原発事故の発生当初、清水氏は矢面に立つのを避けていた。3月13日に会見して以来姿を隠し、29日には体調不良を理由に入院。再びマスコミの前に現れたのは4月11日に福島県庁を訪ねたときで、「(国民に)苦労や心配をおかけし、深くお詫びしたい」と頭を下げたが、抑揚のない口調は誠意が感じられなかった。その後も清水氏はお詫び行脚を続け、22日は郡山市、5月4日には二本松市を訪問した。
ただ、どこを訪ねても被災者の抗議を受けながら、「全力を挙げて取り組みます」とのらりくらりの返答を繰り返すだけだ。4日に浪江町の仮役場を訪ねた際は「土下座しろ、清水」との怒声を浴び、土足の通路で素直に土下座してみせた。
「清水さんは心の中が空洞化しているのです」とは心理学博士の鈴木丈織氏だ。
「原発事故という想定外の事態に陥ったため、呆然とするしかないのです。被災者にどんな補償をするかではなく、“自分はどうしたらいいのか”しか考えられない。だから顔に表情がなく、怒声を浴びても暖簾に腕押しの状態。土下座しろと言われたら何のためらいもなく土下座する。“すみません”と謝ることが自分の役割だと考えているのです」
言ってみれば「土下座マシン」。こんな人物を地元の被災者は大声で吊るし上げているが、その光景はどこか釈然としない。
「言葉は悪いけど、清水氏は東電執行部の“操り人形”みたいなもの。幹部に言われたとおりの曖昧な返答を繰り返し、身代わりとして頭を下げてくれるからです。被災者は清水氏に不満をぶつけていますが、彼を責めても何も進展しない。吊るし上げはガス抜きに過ぎません」(鈴木丈織氏)
清水氏にドロをかぶせて高笑い。そんな連中が東電本社の奥でニヤリと笑っているのだろうか。
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