★阿修羅♪ > 原発・フッ素10 > 507.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
原発の安定冷却システム、5月中にも稼働 中旬から作業[朝日新聞]1号機「水棺」冷却Sを“安定”と呼ぶのは?
http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/507.html
投稿者 あっしら 日時 2011 年 5 月 05 日 01:51:06: Mo7ApAlflbQ6s
 

原発の安定冷却システム、5月中にも稼働 中旬から作業[朝日新聞]

2011年5月4日23時43分

 東京電力は4日、福島第一原発1号機について、今月中旬から原子炉を安定した状態で冷やすシステムづくりに向けた作業に入ると発表した。格納容器内の水を外に引き出して仮設の装置で冷やして戻す仕組み。今月末にもシステムを稼働させたいという。2、3号機も7月までに同じ仕組みを導入する予定。
 東電によると、1号機では核燃料の入った原子炉を格納容器ごと水に浸す「水棺(すいかん)」と呼ばれる作業が進められている。
 今回の冷却システムは、格納容器内に窒素を注入する配管を利用して新たな配管をつなぎ、核燃料で熱せられた水を外に取りだすというものだ。
 従来の運転で使われていた冷却システムの復旧については、高い放射線量の部屋に主要な機器があり、作業が困難なことなどから復旧は難しいと判断した。
 冷却の仕組みは2段階。まず格納容器の水は原子炉建屋の機器搬入口に設置した熱交換器にポンプ(毎時100トン)で送られ別のルートの水に熱を伝えて冷やす。熱を受け取った水もポンプ(毎時200トン)で建屋横の装置に送られ大型ファンによる風で冷却する。これまでの毎時数トン規模の注水と比べ格段に冷却能力は高まる。
 空冷式の装置の設置は8日に着手。熱交換器の設置や配管工事は、16日から始める。工事を終えて、冷却装置が稼働するのは早ければ5月下旬の見通し。これ以降、数日間で炉内の水の温度が100度未満になることを目指すという。
 一方、熱交換器の設置には、高い放射線量になっている原子炉建屋内での配管設置などの作業が必要だ。放射線量を少しでも下げるため、建屋内に浮遊する放射性物質の除去装置の備え付けに向けた準備作業が4日も行われた。
 5日には装置を作動させ、8日から作業員が建屋に立ち入れるようにし、原子炉建屋内の計測機器を修理、点検するという。
 2、3号機も同じシステムを設置するが、いずれも格納容器が壊れて水がたまらない可能性が高い。壊れた部分をセメントなどで埋める作業も必要になるとみられている。(坪谷英紀)

http://www.asahi.com/special/10005/TKY201105040341.html

 

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 地には平和を 2011年5月05日 03:14:02: inzCOfyMQ6IpM : DGIsHldhgM
これで圧力容器内での水の循環がうまくいくという保障はあるのか?無いが何もしないよりはマシという程度だろう。一次系の閉じた循環を取り戻す方策をあくまでも考えるべきだ。

02. 2011年5月05日 05:00:31: iIHNJOjXaE
一見して巧妙な仕組みに見えるが、問題は格納容器が水圧に耐える強度を持っているかどうか。 格納容器にあると見られる破損箇所の修復が可能なものかどうか、その耐久性は大丈夫なのかなどなど。 問題はあってもこれで一旦安定冷却が出来るなら、格納容器の補修や強度増強は後から出来ると見ているのかもしれない。 これが成功するのであれば、2・3号機も同様な水棺にするのだろうか。 福島原発を完全廃棄することを前提にした処置だから、その点は評価できる。 露出している燃料棒を水没させられれば、危険な放射性物質の空中飛散は防止できる。 問題は格納容器の強度が水圧に耐えられるのかどうかという点に掛かる。 大量の汚染水が漏出しないことを祈る。 N.T

03. 2011年5月05日 11:34:39: uckBIk8np6

電源がダウンしたら
ポンプが故障したら           
年一度のポンプや配管の清掃は
格納容器が破損したら
震度7の地震が来たら
高い津波が来たら    などの対策を立てた上での水棺かどうかを知りたい

04. 2011年5月05日 11:50:28: iQinVlOl1c
1号機だけではないんだよな。
2・3号機は水で冷やせば冷やすほど汚染水垂れ流し。4号機の燃料プールも同様。

05. 2011年5月05日 11:57:51: gf7OQcxcqA
コメントするとTVが反応するので
後だしします、小出氏に聞けば明確な
答えが聞けるでしょう

06. 2011年5月05日 23:05:30: gB3zWCv9CM
とりあえずは、これが実現可能な案なのだろう。配管をする作業はやはり人力なのだろう。
空冷式冷却装置は、すでにあるものなのだろうか。新しく設置するなら、水冷式の方が効率が良いような気がするが、海水を循環させても放射能漏れがない十分な精度の配管ができないということか。もしそうだとすると、空冷によってもしばらくは、放射能は環境に放出ということか。まずは、燃料棒の破壊回避が第一だから、少しの放射能漏れがあったとしても、仕方のないことか。

  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
 重複コメントは全部削除と投稿禁止設定  ずるいアクセスアップ手法は全削除と投稿禁止設定 削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告」をお願いします。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素10掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

     ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素10掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧