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放射性ヨウ素 基準の5800倍
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110503/t10015694271000.html
5月3日 23時7分 NHK
東京電力福島第一原子力発電所周辺の環境調査で、2号機の取水口付近で2日に採取した海水の放射性ヨウ素の濃度は、国の基準の5800倍と、前の日の2.3倍になりました。東京電力は「放射性ヨウ素の濃度が高くなっている原因を突き止めるために、海水を採る深さを変えて、さらに調査したい」としています。
東京電力によりますと、福島第一原発の2号機の取水口付近で2日朝に採取した海水を分析した結果、放射性のヨウ素131が1cc当たり230ベクレル検出されました。これは、国の基準の5800倍に当たる濃度で、2500倍だった前の日の2.3倍となりました。2号機の取水口付近は、「ピット」と呼ばれる施設から高濃度の汚染水が流れ込んだ場所で、先月2日に基準の750万倍のヨウ素131が検出され、先月24日にはいったん730倍にまで下がっていました。同じ場所で採取した海水の放射性セシウムの濃度は、基準に比べて、セシウム134が90倍、セシウム137が62倍となり、いずれも5日続けて下がりました。これ以外の場所の放射性ヨウ素と放射性セシウムについては、濃度が上がっていた1号機から4号機の取水口の南側付近で前の日の4分の1から5分の1程度に下がったほかは、大きな変化はありませんでした。一方、沿岸の海水から検出される放射性物質の濃度は、福島第一原発の5号機、6号機の放水口から北に30メートルの地点など原発に近い2か所で、放射性セシウムの濃度が基準の1.2倍から2倍となりましたが、10キロ以上離れた別の2か所ではいずれも基準を下回りました。また、福島県の沖合3キロと15キロの合わせて7か所で行った調査では、いずれも基準を下回りました。東京電力は「放射性ヨウ素の濃度の下がり方が予想よりも少ない。原因は分からないが、海中で放射性物質の濃度にむらができている可能性があるので、深さを変えて海水を採取して、より詳細に状況を調査したい」としています。
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