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ビンラディンの事については、やはりあちこちから斜め目線の見方が出てきた。なるほどと思う見解もある。あまり米発の情報だけを鵜呑みにするとドーなんだろう。
サテ、ネットですっかり有名人になった京大“教授”の小出氏の1時間以上に及ぶインタビューをユーチューブで見た。阿修羅に出てた情報だ。ありがたい。小出氏は阿修羅でもトップに立っていたし、もうすっかり原発事故の最も信頼できる学者としての評価を確立した。どんな人物なのか、やはり映像で見ると想像と言うか適当なイメージとは全く違った。見た瞬間、ナルホドと思わせる実直な印象を与える正に学級肌の人物であった。中々ダンディだしね。
それにしてもこの映像は国民にとって衝撃的である。小出氏は原子力に夢を抱いて東北大学原子力工学科に入学した。日本国民がすべて洗脳されていた原発安全神話の初期の頃の事だ。鉄腕アトムもテレビの中を飛び交った。
しかし、今もよく話が出る女川原発反対集会に参加してみて、考えが正に逆コースを辿った。女川の住民が発した一言に真実があったのだ。
「原発がそんなに安全なら、都会の中に作れ。」
この一言が小出氏を目覚めさせた。それまで研究者は誰しも原発の危険を知っていた。しかし、それを遥かに凌ぐ巨大な利益と夢があった。危険も心の中で限りなくゼロになっていたという事だった。
しかし、そのゼロ近辺に強制的に向き合わされた過疎地の住民は不安を訴えた。そしてそれは正に真実以外の何物でもなかった。
原発は絶対安全。しかし、原発は絶対に都会には作らない。
この決定的矛盾!! 政府は原発に関して国民を完璧に騙す必要があった。原発安全の大キャンペーンを展開した。大学もその流れに押し流された。しかし、ごく一部の学者学生が流されなかった。小出氏はその1人である。
小出氏はなんと、原発を止めさせる為に大学に残り研究者の道を歩んだ。大学を離れ、反対運動に向かった人もいた。小出氏は絶対に安全でない原発を推進するアカデミズムをそのままにしておく訳にはいかないという考えで、研究生活を続ける覚悟をしたのである。
しかし、小出氏には悲壮感は全くなかった。当然教授になるべき人物であったようだが、今の今までずっと“助手”のままである。しかし、小出氏はその事を全く気にしていなかった。普通は迫害と捉えるが、小出氏は自由に考え行動できるその立場をエンジョイしていたのだ。なまじっか地位に就くと体制に流される。それなら最下層の地位で結構という訳だ。
何だか小沢に似てる。小沢も地位なんかに全く頓着しない。国民の生活が第一の為に政治をやる。小出氏も国民を原発の危険に晒してはいけないという一心で研究生活を送った。ちょっと信じられないネ。
小出氏は宮城県出身。東北人はちょっと違うのかな。
小出氏は、放射能の怖さを強調した。とんでもない物であるという事である。日本一その事を知っている人物である。
小出氏曰く。原発を全部止めても、日本の電気は賄える。根拠をちゃんと示している。
小出氏曰く。電気がないならそれに応じて生活すればいい。
今、小出氏は日本国民の鑑と言える。これが本来の日本人ではないのか。日本は何者かによって捻じ曲げられてしまったのだ。原発が日本中にある事が、その象徴だったのだ
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