13. 潜艦トマト 2011年5月02日 06:05:50: yqV0JYBcORkm6
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机の上の空 大沼安史の個人新聞 http://onuma.cocolog-nifty.com/blog1/〔フクシマNEWS〕 小佐古氏辞任報道 NHK ネット検索対応バージョンでは、肝心の「20ミリシーベルト」問題への言及部分をカット! 小佐古氏辞任をめぐって、NHKが最初に報じた記事の内容の最重要部分を、ネット検索対応のバージョンで削除していることがわかった。 削除していたのは、こどもたちへの「年間20ミリシーベルト被爆強制」について小佐古氏が非難した部分。 バンクーバーの「平和哲学センター」の指摘でわかった。⇒ http://peacephilosophy.blogspot.com/ NHKはネット掲載記事をなぜかどんどん消しているので、これも記録として以下に回収しておく。太字はバージョンでカットされた部分。 ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110429/k10015638131000.html 官房参与の原子力専門家が辞任 4月29日 19時43分 東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応に当たるために、先月、内閣官房参与に任命された、原子力の専門家で東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏が、記者会見し、「政府の対策は法にのっとっておらず、場当たり的だ」として、内閣官房参与を辞任することを明らかにしました。 小佐古氏は、先月、福島第一原発の事故を受けて、菅総理大臣から内閣官房参与に任命されましたが、29日夕方、総理大臣官邸を訪れて辞任届けを提出し、記者会見を開きました。この中で、小佐古氏は辞任の理由について、「原子力災害対策には、関連する法律や原子力防災指針などで対策が定められており、それにのっとって対策を進めるのが基本だ。しかし、総理大臣官邸などは、今回の対策で法律を守ることを軽視し、場当たり的な政策決定プロセスをとり、誰が決定したのかが明らかでない」と説明しました。さらに、小佐古氏は、文部科学省などが、福島県の小学校などの校庭での活動を制限する目安を、1年間の放射線量の累積で20ミリシーベルトとしたことについて、「これだけの被ばくをする人は、全国の原発業務の従事者の中でも極めて少なく、この数値を小学生らに求めるには、学問上の見地や私のヒューマニズムから受け入れがたい」と述べ、批判しました。東日本大震災の発生後、菅総理大臣は、助言を受けるため、小佐古氏をはじめ、原子力の専門家など6人を新たに内閣官房参与に起用しています。 * * ★ ネット対応バージョン(「NHKニュース 小佐古」で検索) ⇒ http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110430/t10015649891000.html 辞任参与の批判に戸惑いの声 4月30日 21時43分 文部科学省などが、福島県の小学校などの校庭での活動を制限する目安を、1年間の放射線量の累積で20ミリシーベルトとしたことを、内閣官房参与を辞任した小佐古敏荘氏が批判していることについて、福島県の学校関係者からは戸惑いの声が上がっています。 このうち、文部科学省の今週の調査でも目安の放射線量を上回った福島県伊達市の小国小学校では、校庭の利用の再開を目指して、30日から表面の土を取り除く作業を始めました。この小学校では、安全が確認できるまで校庭の利用を控え、今月15日の運動会も体育館で行うことにしています。小国小学校の柳沼雅俊校長は「専門的な知識がないので国の目安に基づいて対策を行っているが、その元になった専門家が目安を容認できないということだったので、非常に驚き衝撃的だった。大切な子どもの命を預かる現場としては、しっかりした基準に基づいて安全・安心に取り組みたいが、今は毎日手探りで不安と向き合わざるをえない」と話しています。また、同じく校庭の表面の土を取り除いた郡山市の薫小学校の森山道明校長は「誰にとっても全く初めてのことだと思うので、とにかく早めに対策を取っていくしかない。どうしたらいいのか分からない状況だが、放射線の状況に小まめに気をつけながら子どもたちの安全をどう守るか考えて行きたい」と話していました。 |