「100,000年後の安全」
監督・脚本　マイケル・マドセン
http://www.uplink.co.jp/100000/
　
上映会場
http://www.uplink.co.jp/100000/theater.php

　毎日、世界中のいたるところで原子力発電所から出される大量の高レベル放射性廃棄物が暫定的な集積所に蓄えられている。その集積所は自然災害、人災、および社会的変化の影響を受けやすいため、地層処分という方法が発案された。

　フィンランドのオルキルオトでは世界初の高レベル放射性廃棄物の永久地層処分場の建設が決定し、固い岩を削って作られる地下都市のようなその巨大システムは、10万年間保持されるように設計されるという。

　廃棄物が一定量に達すると施設は封鎖され、二度と開けられることはない。しかし、誰がそれを保障できるだろうか。10万年後、そこに暮らす人々に、危険性を確実に警告できる方法はあるだろうか。彼らはそれを私たちの時代の遺跡や墓、宝物が隠されている場所だと思うかもしれない。そもそも、未来の彼らは私たちの言語や記号を理解するのだろうか。

コメント
01. 2011年4月29日 23:55:59: 3UbsnckrEQ どこまで下等な地球人。と、宇宙人に嘲笑されてるだろう。
02. 2011年4月30日 01:02:46: 0GJJznkobY 結局のところ、人類は核廃棄物を扱いきれない。 処理出来ないなら、廃棄物をつくってはいけない。 処理出来ないということは、廃棄物に汚染されて 生活していくということを意味するからだ。
03. 2011年4月30日 01:50:01: evSC25VapI 人間という生物は、あんまり賢い生物体ではないのですね。自分で自分の首を締めている事に全く気が付いていない。。地球がいつか滅びても自業自得。
04. 2011年4月30日 02:38:08: 2N5u1dy2Mk 国家体制はおろか、100,000年続いた文明なんて、未だありませんからね。 ほとんど“ホモサピエンス”の歴史と同じです。もし、10万年後も人類がいたら、私たちとは違う種族に進化しているかも。 もっと、賢い人たちだといいのですが・・・
05. 2011年4月30日 04:37:19: 4WV2HM1H9Y 原子力…これこそ、禁断の果実。
06. 2011年4月30日 04:47:52: Zsp4SbHnQs 03 　地球は滅びないよ・・「地球のごくごく表面に生息している、地球からすれば微生物・細菌程度の大きさの生物」は滅びるかもだけど。
07. 2011年4月30日 07:01:15: aEC72cAC1w 太陽に放り込めば問題解決！ 無理ですね。orz
08. 2011年4月30日 07:38:33: ujJjhDjSHM 地球が滅びないと言う保証はなにもない。 大きな隕石が落ちてきたら終わりでは。 恐竜の時代には、原子力発電所も原子力爆弾もなかったけど、現代では世界至る所に、それらがある。アメリカもロシアも処理しきれない程の原爆を抱えてお互いこれ以上造るのをやめようと言う話ではないの。 原発を擁護する科学者でさえ、「原発は隕石が地球に落ちてこない限りは大丈夫」と言って隕石が落ちれば終わりと言ってる。それは何処に落ちるかは分からないが今度の三陸沖の地震どころか地面も大揺れで、狭い日もにこれだけの原発、無事なわけはないと思う。 隕石が落ちた衝撃と原子爆弾、原発の爆発で地球も終わるかも知れない。
09. 2011年4月30日 10:28:09: 33OTvncEeU 小生も先日、この映画を見てきました。 西洋物質欲望文明の結果がこの悲喜劇です！ 自分でコントロールできない技術を作り出してしまったのです。 他の異星人からは、さんざん警告を受けてきたようですが、 一部の世界支配を目論む金権勢力が無視して推進してきたのです。 従来の西洋科学に終止符を打ち、新しい真科学への転換が 出来なければ、近い将来、人類は滅亡するでしょう！ それは、自業自得だが、巻き添えをくう他の地球上の生き物たちが きのどくだ！ この映画を見ての率直な感想は、 人類は、この美しい星から早々に退場すべきだ！ ということだった。
10. 2011年4月30日 16:42:17: FKVMEhzyKM 年金は100年安心。 放射能は１０万年安心です。

11. ミスター第二分類 2011年5月01日 15:48:25: syFUAx3Wc1pTw : bTwp1YEqdo 　私はこの映画を見て、それでもフィンランドの人々は物事をまじめに考えているいることを確信しました。 　危険な「プルトニウムを含む使用済み核燃料」は最低でも１０万年は誰にもふれさせない。危険を認識しつつも後世の人類のことをちゃんと考えています。 　だれも知らない、だれも考えない・・・・・・・ 　　　　　　　　　　　　地上にある２５万トンもの使用済み核燃料 　１０万年もの安全を保障するため、１０億年以上も安定だった地層を調査し、５００メートル以上の地下に埋設する。 　地球温暖化といっても、長い地球の歴史から見れば氷河期になることは確実。 　文明が存在しているのかどうかも分からない。人が近寄らないように入り口を完全に隠すのか、はたまた警告文と記録を世界中に残した方が良いのか。SF小説のような問題を専門家が真剣に検討しています。 　数兆円もの費用をかけ、処理場が満杯になる２２世紀に入口は封印されます。 　ところが日本はどうでしょうか。使用済み燃料数万トンはプールに眠ったまま。 その最終処理費用は少なくとも１８兆円。最大では５０兆円と言われていますが、だれがその費用を負担し、だれが後世の為に行動するのでしょうか。 　今の自分しか考えない。役人と東電、政治家。　よその国の映画だから関係ないとは言えないのです。 　原発を止めても、オンカロ(隠し場所)は日本にも必要なのです。

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