原子力について多少の知識があるのかも知れないが、地震の力がどこにどのようにかかるか構造体がどのような挙動を示すかなどのことが本当に分かっているのか。

構造物の耐震計算をどうやってやっているか知っているのか。建物や設備の重力の何パーセントかの水平力が掛かるものと仮定して計算しているだけなのだよ。

重力と同じ力が水平方向にかかったと仮定して計算する場合、それは980ガルということになるわけだ。それもたかだか500とか600ガルで計算しているにすぎない。現実の地震ではこれを超える数値は何度も観測されている。

実際、思いどうり力が水平にかかってくれるかどうか全く保証の限りではない。地震は前後左右方向に加えて上下方向に揺れることもある。

加えて物質は変形する、弾性限界を超えて変形したものは力を取り去っても変形は残る。建物内の配菅など全てがまともに残ると考える方がどうかしている。材料の経年劣化もある。鉄にせよコンクリートにせよその全てがいつまでも想定どうりの強度を保っているわけではない。このあたりの知識と経験が原子力専門家にあるとは思えぬ。話にならぬ。

☆わが国の原発は全て地震発生時に自動的に停止いております。これは我が国で開　発された誇れる技術と言ってよい思います。日本の原発技術は世界一と追われて　おります。世界の原発に使用される原発鋼材の75％は日本のもが使用されており　ます。�@〜�Bが完全に守ることが出来れば安全運転が確保できると感変えており　ます。　　　　　　　　　　　　　　　　N・F技術士（電気電子）7436

そもそも原発が利権のために建設されたということ自体を
はずして考えたとしても、

安全の評価をする人、設計する人、製造する人、運転する人など
係わる人の、責任感の欠如が大きすぎる。
今は係わる、国・役人・電力会社・学者・研究者の人間性に問題があるので
”安全”は無理。

ただ、浜岡原発はたしかに止めるべきだと思います。このまま東海地震でも起きたら、福島の二の舞になるのは見えてますし。