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http://www.labornetjp.org/news/2011/0425fukusima
4月25日、「子どもたちを放射能から守るための集会(準備会)」が福島市内の青少年会館で開かれ、100名が参加した。(主催:原発震災復興・福島会議、福島老朽原発を考える会)
文部科学省が19日、校外活動の制限をする基準を年間20ミリシーベルト(1時間あたり屋外3.8マイクロシーベルトとして算出)として以降、福島県内では、外遊び自粛を解除する学校が出るなど混乱がより大きなものとなっている。そもそも、4月上旬に福島県が実施した原発から30km圏外のすべての小中学校、特別支援学校、幼稚園、保育園で行った放射線量は、実施校の実に75.9%で放射線管理区域以上の危険数値(1時間あたり0.6マイクロシーベルト以上)を示していたのである。
国自らが決めた基準を、福島県民の意向を無視し、大幅に引き上げたことに対し怒りと不安が広がり始めている。その不安を出し合い、今後の方針を決めていく場にしていくために本集会が開催された。会場は、満席となり急きょ第2会場が設けられた。
集会では主催者から状況報告と集会の趣旨が説明されたあと、7〜8人のグループごとに分かれ、参加者の意見交換が行われた。(詳細は、「福島老朽原発を考える会」HPを参照してください。)
ここで出された参加者の意見を集約し、5月1日には第2回「子どもたちを放射能から守るための集会」が開催される。そして、5月2日(予定)には福島の代表も上京し第2回対政府交渉が行われる。
この問題、福島の30万人の子どもたちの命がかかっている待ったなしの課題である。マスコミが「文科省の20ミリシーベルト」問題を全く報じない中、市民、労働者の力で必ず勝ちとっていかなければならない。(湯本雅典)
*集会の予定
・福島の子どもたちを放射能から守れ!東京集会
日時:4月30日(土)13:30〜16:00
場所:全水道会館大会議室(JR水道橋駅5分)
主催:福島老朽原発を考える会
プルトニウムなんかいらないよ!東京
・福島で子どもたちを放射能から守るための集会
日時:5月1日(日)13:30〜16:30
場所:ホリスティカかまた4階(ハーモニーホール)
福島県福島市鎌田字門丈壇4−1 024-552-5111
JR福島駅から阿武隈急行線 卸町駅 5分
主催:原発震災復興・福島会議
福島老朽原発を考える会
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<参照>
【福島原発震災(63)】子どもたちを放射能から守るための対話集会に100人以上の参加-福島市内で
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