http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/115.html
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福島第一原発の汚染水処理 仏アレバのシステムより20倍早く除染できる可能性 開発者は金沢大学 太田富久教授 (父さんの日記)
http://rightaction.cocolog-nifty.com/blog/2011/04/20-1b86.html
細野豪志が「原発の問題を抱えているこういう時だからこそ、一瞬たりとも権力の空白は許されない」と語ったそうです。
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011042700911
いやいや、細野くん、それは違いますぞ。
昨年6月8日の棺直人総理誕生依頼、日本では既に11ヶ月もの政治空白が継続しているのですよ。棺直人と仙谷、前原、枝野ら売国者たちが立ち上げたクーデター政権の存在そのものが、政治空白なのですよ。
だから日本の将来のためには、一刻も早く棺直人以下取り巻き連中を全員、日本の政治から追放しなければならないのです。もちろん、そのリストにはあんたも含まれてます。
以前は小沢幹事長の下、しっかりしてきたなと思い応援していたのに、なんだか細野豪志には・・・裏切られちゃいましたねぇ。
この棺直人クーデター政権の存在そのものが政治空白だとのフレーズ、いつだったか? たぶん、どこかで一言書いたように思うのですが、思い出せません。年齢と酒のせいですね(笑)。
まあ、この程度のことは思い出せなくてもいいのですが、自分がいつ、どの記事で、何を引用したか、どんなフレーズを書いたか、何を検証したか、それらのデータベースとまでは言わないまでも、せめてExcelでまとめる程度のことをしておけば、記事を書いたり考察したりする際に便利なのですが、わかっていても、できない私です(笑)。
グーグル検索よりは早く効率的だと思うので、自分だけの時間をまとめて1週間でも取れたら・・・いや、できないこと、あり得ないことを考えるのはやめましょう (^^;)。
本題に入ります。忙中閑人さん @bouchukanjin から頂戴した情報をご紹介します。
福島第一原発の汚染水処理の問題解決に向け、金沢大学の太田富久教授が、フランスのアレバのシステムより20倍早く除染できる可能性を持つ粉末を開発した、というニュースです。
実際に効果があるかどうかは、福島第一の汚染水を使って実験しなければ分からないとは思いますが、しかし、ここに書かれたことが本当に可能であれば、汚染水処理に大きな期待が持てると思います。
しかしながら、太田教授の開発した粉末を政府が採用するかどうかは、疑問です。
福島第一原発の事故は、サルコジ大統領が直接来日し、事故の収束と廃炉までの工程にアレバを起用するよう日本政府に売り込むほど、原発推進国フランスにとっての最重要問題でした。青森県六ヶ所村の核燃料再処理施設に技術を供与、技術者も常駐させるアレバとフランスは、国内電力需要の8割を原発に依存し海外にも原発を輸出しています。今回の福島の事故を機に、世界各国で原発政策の見直しも活発化するなか、フランスにとって福島は、なんとしても収束させねばならない国策上の最優先事項だったと思います。
そして当然、事故の収束から廃炉までにかかる莫大なカネを目当てに、棺直人へのバックマージンも提示しての取り引きも、陰ではあったと思うのが一般的な感覚だと思います。
最後の取り引きがあったかどうかには関係なく、旧政権から続く日本の原発推進政策には、フランスは深く関わってきています。そして今後も莫大なカネが絡んできます。
日本のため、世界のために、太田教授の技術が実証実験され活用されて欲しいですが、どうなることやら・・・
永田町ではようやく政局となってきましたが、一日も早く棺直人を引きずり下ろして欲しい。そして新政府の決断で、太田教授の開発した「除染粉末」を実証事件し、結果OKであれば汚染水処理に採用できるよう、望みます。
以下、ウォールストリートジャーナル日本版から当該記事と写真を転載します。
<転載開始>
2011/4/22 8:12
化学者が「福島原発の汚染水を浄化できる粉末を開発」
http://on.wsj.com/eRW5OF
仏原子力大手アレバが福島第1原子力発電所の放射性物質を含む汚染水の処理システムを提供することになり、これまで復旧作業の妨げとなっていた問題の解消が見込まれる。しかし、ある日本の化学者は、汚染水の除染が可能とされる粉末を1カ月足らずで開発したと発表。この粉末を使った場合、アレバのシステムより20倍早く除染できる可能性があり、そうなれば、最終的な目標である原子炉の安定的冷温停止に向けた作業が大幅に加速する。
この粉末を開発したのは金沢大学の太田富久教授。同教授によると、天然の鉱物と化学物質を混合した白い粉末は、汚染水に溶けた放射性物質を捕まえて沈殿させるという。1000トンの汚染水の場合では1時間で処理できる。一方、アレバの処理システムによる放射性物質の除去は1時間当たり50トンの汚染水。
太田教授は20日のインタビューで、沈殿のスピードが全く違うので、非常に早い処理ができる方法だと語った。この技術は汚染処理を専門とするクマケン工業(秋田県)と共同で開発されたものだ。同社は2008年以来、太田教授の開発した粉末を利用している。
太田教授は1週間ほど前、この放射性物質除去粉末の開発を完了した際、東電と政府に連絡し、現在も協議が続いているという。この件に関して東電と政府のいずれからもコメントは得られなかった。
同教授はアレバのシステムとの差について、化学構造の違いを理由に挙げているが、アレバによる処理について詳細を得ていないことから、それ以上の推測はできないとしている。同教授の技術は実験段階では実証済みであるが、実際に工業応用として利用されたことはない。
太田教授の技術では、汚染水中の放射性物質は粉末に吸着された後に沈殿していく。そして濁った部分の放射性物質は水と分離し、容器の底に堆積する。分離した上澄み水は透明だ。実験では、放射性ではないセシウムを1~10ppmの濃度で溶かした水100ミリリットルに粉末を1.5グラムを入れた。(福島第1原発での放射性物質の濃度は約10ppm。太田教授の開発した粉末は100ppmの濃度まで処理可能だという。)同教授によると、この浄化処理は 10分で完了した。さらに数千トンの水を同時に処理する場合でも10分を大幅に超えることはないということだ。
太田教授は、放射物質をほぼ100%除去できると見ている。
太田教授の考えでは、アレバが採用したような汚染水処理施設が数カ所建設され次第、今回開発された粉末はすぐにでも福島原発での汚染水処理に利用できる可能性がある。実験では放射性物質が使われなかったが、化学的な性質は同じなので、実際に放射性物質の除去に使われた場合でも同じ結果が出ると、同教授は胸を張る。
この粉末の開発期間は1カ月足らずと非常早かった。ベースとなったのは、通常は工場付近で見つかる産業汚染物や金属汚染物の混じった汚染水を除染するために開発された類似粉末だ。太田教授はこの凝集剤の考案を6年前に始めた。マグネシウム、鉄、コバルトなどの重金属向けであったため、その化学成分は、放射性同位体のヨウ素、セシウム、ストロンチウム、プルトニウムにも応用できた。そして、同教授はこの凝集剤を微調整して今回発表した粉末を開発した。同教授は特許を理由に、正確な配合について開示しなかったが、原料は簡単に手に入リ、また供給量も豊富であると述べた。
太田教授はこれまで天然物質と環境汚染を専門に取り組んできたため、開発した製品が原発汚染で活用できるとは思っていなかったと語った。
<転載終了>
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