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彼らは富の頂点に立てば何もかもが満たされると思い略奪と殺戮を繰り返して富の頂点に君臨した。
果たせるかな彼らは最高の衣服と最高の食事と最高の邸宅を手に入れたが幸せになる事ができただろうか。
否でありジェット機でビュンビュン移動する忙しさで24時間為替と株の動きを気にせねばならず時間貧乏
になり脳のハードディスクはいつもパンパンでいらいらし人生を考えたり楽しんだりする余裕もなくチャップリン
のモダンタイムスと同じ最高級ブロイラーといった風情ではないだろうか。
折角の高級な服もファッションショーのモデルみたいに着ては脱ぎという感じでそれならパンツ一丁と大して変わらない
だろう。
ナイフとフォークで首にナプキンをする高級な食事もロボットみたいに口に運ぶだけで味わうゆとりもなくそれならサブちゃんの
あなたと食べたいさけ茶漬けの方がよっぽど美味しいだろう。
馬鹿でかいお城みたいなところに住んだところでほとんど住んでいる暇もなく実際は下男と女中が高級ホテルとして楽しんでいるだけで
主である筈の彼らは旅館の客のようなものだろう。
霊柩車よりも馬鹿でかい乗用車も遊園地の子供の乗り物みたいだし複数のおめかけさんもいいカモのじいさんがみつかったぜとしか思っていないだろう。
そんな人生の何が楽しいのか。
その癖庶民の誰もが身に付けている死生観を身に付けておらずいい年をしたじいさんが死を恐れて不老長寿に精を出す。
かくして爬虫類みたいな亀みたいなしわしわで水気がなく無表情の老害ができ上がる訳だが馬鹿馬鹿しくないか。
はいそれまでよという死生観を持っていた植木ひとしの方がよっぽど賢明な人生だったのではないか。
飼い犬や飼い猫が世界を動かす王と認めてくれただろうかいい餌をくれるただのしわくちゃじいさんとしか思っていないのではないか。
下らぬ征服欲は捨てて美波春夫のようにお客様は神様ですを座右の銘にする事だ。
そうすれば死への恐怖は消えるだろう。
いずれにしても幼稚園児みたいな人生観は捨てて真面目に働き他人に喜ばれる生き方をする事だ。
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