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久しぶりにラグビー準決勝の終わり間際をそれぞれテレビでみたが不思議な感覚で観戦した。
10数年前に大東大の外人パワーオンリーのラグビーが終わり、関東学院の大昔の早稲田以上の
理詰めラグビーが台頭し、私も含めてラグビーの面白さを堪能させた。
小泉が八百長で首相になり森が裏口入学の途中退部者にも関わらず早稲田の肩入れをし同じく途中
退部者に過ぎない奥参事官の死をラグビー界に持ち込み宿沢と対局の価値観を持つ清宮が監督となり
早稲田が亀田劇場化し暗黒の時代が続いた。
そこに大昔の早稲田のようなフェアープレーが信条の帝京大が関東学院の弔い合戦のような形で現れ、
不自然な早稲田時代に終止符を打たせた。
しばらく帝京時代が続くか関東学院が復活するかと思われたが、彗星の如く現れた天理大が元王者の
関東学院を圧倒的なディフェンス力で堂々の決勝進出。
昔の例えで言うと全員が明治の重戦車フォワードのようなムキムキ体型でそれにも関わらずそのおだんごの
ような体型で昔の早稲田のような低いタックルをするし初めてスクリューパスを導入した筑波大のような器用
な事もできて流れるようなプレーが身上の関東学院にまったくラグビーをさせなかった。
正直、面白いラグビーではなかったが早稲田のようにダーティーな事をする訳ではない、相手を力やテクニックで
ねじ伏せている訳でもない、最近流行りの朝練で培われたものなのか武骨な努力を積み重ねたような日本人らしい
仕事ぶりだった。
そういえばソフトバンクに第七戦で敗れたものの十分に中日優勝の翌年はというジンクスを感じさせた落合野球に
通ずるものがある。
ブッシュ・小泉あたりから酷くなったパフォーマンス政治に終止符を打つような地味だが危なげなく力強い指導者や勢力が台頭する
兆しを感じるような普通で不思議な準決勝だった。
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