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2011年12月11日
放射能汚染土壌で農業をすることとは・・
先日、ツイッターで暴言を吐いたと 群馬大学の早川教授が訓告を受けました。
群馬大:教授処分 福島の農家をオウム信者にたとえる
東京電力福島第1原発事故による放射能汚染マップを4月に公表した群馬大教育学部の早川由紀夫教授(火山学)が、短文投稿サイト「ツイッター」で、福島県の農家をオウム真理教信者にたとえる書き込みをしたのは不適切だとして、同大が7日付で訓告処分にしていたことが分かった。
早川教授はツイッターに「セシウムまみれの水田で稲を育てて毒米つくる行為も、サリンつくったオウム信者がしたことと同じ」などと書き込んでいた。早川教授は「放射能の危険性を多くの人に迅速に広めるため、過激な発言で注目を集める必要があった」と説明している。【喜屋武真之介】
毎日新聞 2011年12月8日 21時30分
福島の米に対しては、福島県知事が
福島米、知事が「安全宣言」2011/10/13 12:38
福島県の佐藤雄平知事は2011年10月12日、放射性物質検査の結果、県内全48市町村でコメの出荷が可能になったとして、「安全宣言」をした。
本検査の対象となった1174地点で調査し、すべて国の暫定規制値(1キロあたり500ベクレル)を下回ったという。82%の地点では、機器が検出できる限界値以下で、「検出されず」だった。
予備検査で「500ベクレル」だった二本松市小浜地区の地点では、同じ水田で470ベクレルを検出。規制値以下だが、周辺も含め9アールで収穫された約400キロの米はすべて県が研究用に買い上げる。
福島の土壌は、原発内であれば全面マスクが必要なほど、放射能汚染されています。そこで作った米がこの程度の汚染でおさまるものか。不思議に思った人が多かったのは当然でしょう。しかし、その行為を「風評被害」をまき散らすとして、マスコミが非難しました。
福島米安全宣言 みんなで食べて支えよう2011.10.16 03:33
福島県は、今年作付けしたすべての市町村で国の暫定基準値、1キロ当たり500ベクレルを下回ったとして、「安全宣言」を出した。それでもなお、農家の人々は「食べてもらえるだろうか」と不安を隠せないでいる。
幼い子供を抱えるなど、放射能に過敏にならざるを得ない人もいるだろう。強制する意図は毛頭ないが、可能な限り、皆で福島県産の米を食べよう。食べて少しでも被災地を支えたい。
被災地を、国民すべてで支えようという、東日本大震災直後の機運を、もう一度、思い返そう。
被災地の人々が不安に思うのも無理もない。彼らはこれまでも、さまざまな「風評被害」にさらされてきた。
京都市の「五山送り火」では、岩手県陸前高田市の国の名勝「高田松原」の松で作ったまきを燃やす計画が中止された。愛知県日進市では、福島県産の花火の打ち上げを中止した。
福岡市では、「不買運動を起こす」などの苦情メールにより、福島県産品の販売所「ふくしま応援ショップ」の出店が中止に追い込まれた。
(中略)
放射能という、目に見えない恐怖におののく気持ちは理解できる。だが、正しく恐れることが必要だ。慎重な検査を重ねて出された「安全宣言」を信じて、大いに福島県産米を食したい。
野田佳彦首相は就任時、「福島の復興なくして日本の復興なし」と語った。その思いを忘れることなく、福島県産米をはじめとする被災地の農産物の安全性の告知や流通の確保にも、リーダーシップを発揮すべきだ。
自分で検査することなしに、行政機関の出した数値を鵜呑みにして、他人に食することを勧める。早川先生の話は言い方はきついものの間違っておらず、この産経新聞の記事は優しさを前面に出しながら、結果として読者を放射能に被曝(この記事を盲信してしまった場合ですが)させていまいました。この記者は処分を受けないのでしょうか。この記事は少なくとも誤りだったと良心があるのならば書くべきです。そして、政府の宣言を信じてはならないと読者に注意喚起をすべきではないのですか。
もっとも政府高官も、食べて安全をみんなの前で見せていますから、産経新聞だけが悪いわけではもちろんありません。
SAVE CHILDさんのホームページから・・これを見て汚染米がでて来ない方が不思議です。
ところが、この汚染米。原因は東電にあるのは明らかですが・・
東電「買い上げ困難」 福島・大波地区産のコメ全量
2011年12月 1日
福島市大波地区で生産されたコメが出荷停止となった問題で、東京電力は30日、市が求めた同地区産のコメの全量買い上げは「困難」と市に回答した。
東電被災者支援対策本部の新妻常正副本部長が同日、市役所を訪れ「原子力損害賠償紛争審査会が示した中間指針を踏まえて適切に対応する」と述べた。さらに瀬戸孝則市長に謝罪した。
瀬戸市長は「市民を考えると、このまま引き下がれない。中間指針を超える判断をしてほしい」と述べた。
新妻副本部長は取材に対し「全量買い上げは行わない」と述べた。
全量買い上げをして廃棄処分としない限り、必ず換金され、市場に回されます。一体どこに回るか・・・銘柄を表示しなくてすむ業界
・外食産業
・米菓(あられ、せんべい、お餅など)
・和菓子(米粉)
などに、安いと言うことで出回るのはまず間違いありません。この膨大な米。作ればこうなることなど作る前からわかっていたことです。なぜ、このようなことが起きてしまったのか。また、我々はこの米による被曝を避けるために、米粉、米菓子についても十分注意する必要があります。ある大手の米菓子会社は、消費者による問いをあわせに対して「一番価格の安い米を利用する」と宣言したそうです。
注意する必要があります。
また、この汚染土壌で、福島県は、次のような研究をしています。
5万ベクレル地面の地鶏平飼いで「鶏肉」基準超えず
県農業総合センターが進める農業分野の放射性物質試験研究で、1キロ当たり約5万ベクレルの放射性セシウムが含まれた地面で地鶏を平飼いしても、鶏肉へのセシウムの移行は暫定基準値(1キロ当たり500ベクレル)を超えないことが9日、分かった。郡山市の同センターで開いた研究成果説明会で県が報告した。
地鶏は、鶏が地面を自由に運動できるようにして飼育する平飼いするため、地表面の土も食べてしまうことから、放射性セシウムを1キロ当たり約5万ベクレル含む土を10%加えた飼料を与え、筋肉などのセシウム濃度を測定。筋肉のセシウム濃度は1キロ当たり12〜47ベクレルだった。
(2011年12月10日 福島民友ニュース)
この研究の目的は一体なんでしょう。高レベルに汚染された土地で、鶏を飼っても特に問題ないとでも言いたいのでしょうか。そして、この鶏肉を放射能に汚染されているといえば「風評被害」を助長している。として、訓告でも出すのでしょうか。
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