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五十六とルーズベルトを準備中です。今すこしお待ちください。
五十六で検索したら、『ジャパンハンドラーズと国際金融』がヒット。
初めてじっくり読んで驚いたです。
それであまりにヒドイので五十六の検証の前に書きます。
五十六とルーズベルとの検証の予備知識としても頭に入れてください。
上記のブログでは、中田君が『私の仮説』と前置きして、
「米ソは共同パートナーではないのか?」と『冷戦構造』に疑義を呈しています。
え?
じゃ『日本再占領』の
「繰り返すが、原子力発電の普及は、
日本をはじめとする西側諸国を舞台にくりひろげられたアメリカの冷戦戦略であった」
て何?
中田君の信奉者も
「東西冷戦が原発を煽った」
とブログにコメントしています。
傍らには『日本再占領』の表紙も貼り付けてありますし。
そして中田君は信奉者に何も反論しない。
ブログ全体が支離滅裂ですネー
『私の仮説』などと勿体ぶっていますが、米ソが共同して世界を分け合うシナリオは、
鬼塚氏がとっくに書いていて『私の仮説』でもなんでもない。
中田君も目を通してないはずないでしょう。氏の処女作の絶賛文を書いているんですから。
「米ソはパートナー」は『20世紀のファウスト』で実証され尽くしています。
そしてこの場合「米ソがパートナー」が重要なのではない。
そういうシナリオを作ったということが重要なのです。
誰が何のために米ソ共同パートナーというシナリオを作り、
ソ連に世界の半分を上げようとしていたのか。
ナチスドイツを育てて乱を演出し、第二次世界大戦の八百長を仕掛け、
二大帝国を創出して国連を支配させ、クリミヤ半島にユダヤ王国を築く。
このシナリオに巻き込まれていったのが五十六でありルーズベルトです。
これは次回から検証していきます。
前回『日本再占領』の検証Fにも同様の趣旨を書いたところ、
早速次のようなコメントが寄せられました。
01. 2011年10月22日 19:45:34: ZA5RK4ptJY
おひさしぶりです。うーん。なるほど、ぺりマリさんの陰謀史観は端的にいうとロックフェラー対ロスチャイルドという対立軸が世界にあって副島先生やリチャード先生はロスチャイルド側なんだということですね。(後略)
私はこんなことは一言も書いていません。
私が書いてきたのは、
『ロスチャイルドとロックフェラーは一度も対立などしたことはない』
ということです。
ロックフェラーはロスチャイルドの出資でオールドマネーになった。
ロックフェラーはロスチャイルドの代理人である。
ロックフェラーはロスチャイルドの監査を受ける立場にある。
ロックフェラーはロスチャイルドの意向に逆らえない。
これらのことは鬼塚氏が『20世紀のファウスト』にあらゆる証左を載せている、
と前述した通りです。
『ロックフェラー対ロスチャイルド』という構図は、
中田君たちSNSIのウリです。私に押し付けてどうするんですか。
ソエジとRKは『ロックフェラー世界皇帝』説の代表ではないですか。
じゃ何かい、
>副島先生やリチャード先生はロスチャイルド側なんだということですね。
って、
全著作は資源ゴミであることを言明してるわけだね。
SNSIの粗製濫造本は、全てロックフェラー世界皇帝説を基底に書かれているのだ。
それが全部デタラメってことなんだね。
「学問道場では資源ゴミを四冊セット一万円で売りつけてます」
と自ら詐欺行為を認めるっつーことなんだね。
そうですか、そうですか。(LEGACY様ふう)
SNSIのウリ
↓
『20世紀はアメリカとイギリスの闘いの世紀だった』
〜 ロックフェラー 対 ロスチャイルド 〜
http://hexagon.inri.client.jp/floorA6F_he/a6fhe601.htmlより
以下SNSIウリから抜粋。
『それ(ロスチャイルドのアメリカ利権)に対抗して、「アメリカ民族資本」の形で、ロックフェラー系を筆頭にして、巻き返しに出たのである。そうやって、1920年代を境にして、アメリカ合衆国は、大英帝国の支配から脱出していった。そして、世界大不況の最中の1930年代から、自らが、世界覇権国になってゆく。』
以上抜粋。
全文これ事実無根の典型みたいな文章ですね。
「アメリカ民族資本」て何ですかね?
「レーガン・デモクラテイックがソ連を崩壊させた」「鳩山一郎の友愛思想をアメリカは恐れた」
という類のうわ言でしょうか。
ロックフェラーに資金を融資して育てたのは「ロス茶資本」です。
アメリカのオールドマネーとは、ロス茶から出資を受け、
麻薬貿易と奴隷貿易の権利を許され、富豪になっていった『泥棒貴族』のことです。
ルーズベルト大統領の母方のデラノ家が、中国の麻薬貿易で財を成したのは有名です。
ルーズベルトは中国でアヘン栽培をして儲けている日本軍が、ことさら許せなかったと思われます。
「私は中国に親近感を感じるので日本のやっていることが許せない」
彼のこの言葉はアヘン貿易という文脈で読み解かねばならないでしょう。
>ロックフェラー家を筆頭にして、巻き返しに出たのである。
ロックを筆頭に巻き返しに出た?
ロックを筆頭に餌に殺到したのです。
アメリカ茶茶茶
ロス茶茶茶
モルガンもロックもロス茶茶茶♪
ロックフェラー家を筆頭にして以下ルーズベルト政権さえも、
五人会議の一人であるアヴェレル・ハリマンの指図に従っていました。
ルーズヴェルトを大統領に育てたロス茶一族のバーナード・バルークは、
就任するときに一つの条件を飲ませました。
”ヘンリー・モーゲンソー・ジュニアの「メモ」を無条件に受け入れること”
ロス茶一族のモーゲンソー・ジュニアはルーズベルト政権の財務長官となり、
”ナチス・ドイツへの融資を大統領が秘密裡に保証する”
と「メモ」に記して大統領に渡しました。
正式な国交のないナチス・ドイツとの商売をアメリカ大統領が秘密裡に保証し、
ウオールストリートから湯水のように融資が注ぎ込まれました。
あの有名なロックのソヴィエト利権も、ハリマンが開拓したおこぼれを頂戴したものです。
ロックはロックフェラーセンターにイギリス諜報員にショバを提供したご褒美として、
ナチス・ドイツに石油を運搬するルートを保証してもらっています。
再びSNSIウリ抜粋。
『20世紀とは、ソビエトとアメリカの戦いではなくて、本当は、イギリスとアメリカの闘いの世紀だったろう。ロスチャイルドとかロックフェラーとかいう言葉を目にすると、「陰謀論の本だ」と言って避けようとする。しかし私は、いわゆる陰謀論者ではない。すべて証拠をあげながら書く。だから、私は次のように読者を説得する。』
以上抜粋。
>すべて証拠をあげながら書く。
その証拠を一度として私は見た記憶がない。
前述した情報組織一つとって見ても英米両国はパートナーです。
イギリス情報部がOSS(CIAの前身)を温かく育て、
それをヴィクター・ロスチャイルドが動かしていました。
当時、英・米・ソ首脳はヴィクターの八百長戦争のための「お友だち」でした。
OSSはソ連情報部にせっせと機密情報を流していたので、
マッカーサーは「OSSはソ連より危険だ」といってシャットアウトしてました。
朝鮮戦争がハリマンとスターリンのヤラセで、マッカーサーがはめられた話は前回書きました。
再々度SNSIウリ抜粋。
『私が本書で使う、ロスチャイルド財閥とかロックフェラー系という言葉を、そのまま日本の三井=住友系と三菱系の戦い・対立と置き換えてみてください。大きくは同じことだ。そのように大きく理解してください。それなら、「ああ、なるほど。それならわかる」と、あまり抵抗感なく受けとめてくれるのではないか』
以上抜粋。
透視図が完全に狂ってますね。
ロス茶はピラミッドの頂点にいるのです。
例の『ロス茶にも庶民と同じ悩みがあるんだから同情してあげてネ』と同じですネ。
ロスチャイルドVSロックフェラーを、三井・住友VS三菱にすり替えることで正当化する。
(この手口を中田君が見事に踏襲しています)
実は中田君はこのウリを自分のブログでシフト・ポジションを変えています。
「ロス茶とロックは上層部では手を握っているのではないかという『仮説』を私は立てている」
はあ?(kanegon様ふう)
これはきっとそのうち
「20世紀はロス茶とロックの代理人関係にあったという『仮説』を私は立てている」
というバリエーションを経て、
「20世紀は依然としてロス茶が世界覇権を握っていたという『仮説』を私は立てている」
という顛末になって、
「中田君はスゴイ!」
と信奉者は感嘆することになるのでしょう。
事実そうなっている。矛盾していてもオカシイと思わないらしいから。
中田君が安全ロパガンダについて、平然とシラを切る保身術は特例ではなかった。
今回ブログを読んで私も良く了解しました。君はソエジの上を行くと。
前述の『世界兼職者図鑑』の「デーヴィッド・ロックフェラーが『死ぬまでこの男が世界皇帝』」、
これにも自分は関わらないとブログでシラを切っている訳ですね。
この『デーヴィッド世界皇帝』説については、
太田龍が「戯言か回し者かどちらかだろう」と指摘しています。
ソエジ師匠が太田龍が死んだ後でシツコク鞭打っていた話は以前書きました。
きっと図星を指されたのがよほど口悔しかったんでしょう。
ユースタス・マリンズ著『世界権力構造の秘密』天童竺丸訳 太田龍監訳 成甲書房より
『五人の男が世界を支配している。この「五人会議」の構成メンバーは、ギ・ド・ロスチャイルド男爵、エヴリン・ド・ロスチャイルド、ジョージ・プラット・シュルツ、ロバート・ローザの四名で、もう一人は本書の執筆時点で空席となっている。過去数年間に死亡した五人会議のメンバーに、アヴェレル・ハリマン、ヴィクター・ロスチャイルド卿、そしてドイツのレーゲンスブルクのテユルン=タキシス公がいる。こうした連中はだれも、みずから表立ってオフィスを構えない。その代わり、各国でオフィスを構えさせる者を選ぶのである。この五人が世界権力という権力ピラミッドの頂点を構成する。』
解説 太田龍
『魔術とイルミナテイ』によれば、イルミナテイは世界を支配するために次の五つの部門をうごかしているという。
すなわち、
@金融(経済は金融を通じてコントロールされる)
A政治(軍事を含む)B宗教/オカルト
C知識(フリーメーソン、科学技術、芸術)
D社会(マスコミを含む)
そして、その五部門の頂点に五人委員会が存在し、それぞれの五人の中の三人はロスチャイルド家から選任される。
この通りだとすると、要するに、ロスチャイルド家がすべてを取り仕切ることになる。ロスチャイルド家のある者は、五部門のすべてまたはそのニ部門以上にわたって、世界権力の頂点を占めることになるであろう。
マリンズ著の前出箇所の「五人会議」とは、この五つの中の政治部門に相等すると見てよい。ニ〇〇七年の現時点で、政治部門その他の五人会議のメンバーは、そのうちの二人ないし三人はロスチャイルド家という以外に分からない。
このように見てくると、ロックフェラーが米国のみならず世界の皇帝であるとか、ロックフェラートロスチャイルドの対決が現代世界情勢の基準であるとかいう主張は、知ったかぶりした愚か者の戯言か、またはイルミナテイ世界権力の中核としてのロスチャイルドについての実相を隠蔽するための見え透いたプロパガンダであるか、そのどちらかであろう。
ロスチャイルドは十九世紀後半から、きわめて意図的、謀略的に、アメリカにはロスチャイルドは介入しない、関与していないかのごとく演出し続けていることについてもマリンズは正確に引用している。アメリカ人に対しては、ロックフェラー、モルガン、カーネギーらの看板男を立てたのである。
ロックフェラーとロスチャイルドの関係について、多くのニセ情報と嘘と誤謬、デマ虚偽が日本にもバラまかれている。ロスチャイルド家は十九世紀末から意図的に、「ロスチャイルドはアメリカ進出に失敗した。そのために20世紀以降、ロスチャイルドはアメリカでほとんど影響力を持ち得ないでいる」とのデイスインフォメーション工作を継続中である。
ロックフェラーが米国のみならず世界の「皇帝」であった、ロスチャイルドはもはや過去の存在などどといった調子の言説を得々と述べ立てる日本人たち。これは一体、イルミナテイの意図的なエージェントなのか、それとも単なる無知無学なのか。それは何とも分らない。
しかし、一九一三年に発足した米国FRBが設立当初から現在まで、完全にヨーロッパのロスチャイルド系金融機関の支配下にあることは、全世界のユダヤイルミナテイの陰謀研究者にとっては自明である。ロスチャイルドがFRBを通じて思うが侭に米国を管理し、支配していることは、イロハのイではないのか。
それだけではない。ロスチャイルドは一八七〇年代にヤコブ・シフを米国に派遣した。ヤコブ・シフに与えられた米国工作の任務の一つは、米国の宗教界を制圧することである。ヤコブ・シフはこの領域でも見事にその任務を遂行した。すなわち米国のキリスト教会のシオニスト化である。
かくして今や、シオニスト・キリスト教、またはキリスト教シオニストという化け物が米国のキリスト教の圧倒的主流と化し、この勢力によって米国政治のシオニスト化が実現した。こうしてシオニスト・イスラエルの奴隷となることを拒否する政治家は米国政治界から追放されてしまう。このようにして、米国は政界も金融界も通かも政治も外交もマスコミも、なにからなにまでロスチャイルドの支配下にありながら、米国一般市民にはそのことを全く知らされないままである。』
以上抜粋。
ずばりSNSIでしょう。
↓
>ロックフェラーが米国のみならず世界の「皇帝」であった、
>ロスチャイルドはもはや過去の存在などどといった調子の言説を
>得々と述べ立てる日本人たち。これは一体、
>イルミナテイの意図的なエージェントなのか、それとも単なる無知無学なのか。
>それは何とも分らない。
SNSIの致命的な欠点は、地道な検証をしないためでしょうが、
歴史的な素養がほとんど、あるいはまったくないことです。
中田君とソエジ師匠共著の『世界権力者図鑑』のブレジンスキーの項目は見事です。
鬼塚氏が『21世紀のファウスト』と目したキッシンジャーとブレジンスキーのうち、
キッシンジャーについてまったく記述しないで、ブレジンスキーだけを完璧に書いています。
これはフツーにあり得ません。しかも鬼塚氏のブレジンスキーについての記述と完全にカブっている。
中君は鬼塚氏の処女作の推薦文を書いた時から、貼り付いて剽窃してきたのですか。
鬼塚氏は「貧乏の底を這いずり回りながら」膨大な資料を渉猟し、
文字通り命懸けで真実を書き、なおかつ
「私は捨石でいい。誰かがこの先を切り開いてほしい」
と言うような人です。
「アルル、嘘をつくな」
中田くんは島唄様のアドヴァイスを肝に銘じるべきです。
君にはすでに統合して分析する検証能力が無くなっている。
プロパガンダしか書けなくなっている。スカスカの詭弁です。
しきりに私を『陰謀論者』に仕立てたがっていますが、
なぜそんなプロパガンダ用語にこだわるのですか。
そんなものはどうでもいい。
なぜ真実にこだわらないのですか。
鬼塚氏は、
『陰謀論』とは便利な言葉である。
『陰謀』などなかったと言えば済むからである。
と喝破していますよ。
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