http://www.asyura2.com/11/cult8/msg/631.html
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引用は題名どおり月刊ザフナイ誌8月号より
中矢伸一とは、現在副島隆彦氏によると、福島に放射能ホテル(まさか、福島ラディエーション・ラッキー健康ランドとでも命名するつもりか??)を建てようという計画に加わっているとされている宗教研究家とされている人物です。(※ラッキーとはホルミシス効果の提唱者のラッキー教授からとったつもりですw)
日月神示の研究家であり、船井幸雄氏に注目されている人物です。詳しくはしりませんが、「たまゆら」という機関誌を自分の会で出しているそうです。一応反原発の立場を表明している人のようです。(それなら副島氏とは逆の立場では?)
私は日月神示のことは詳しくありません。宗教的な観点は全く分かりませんが、情報としてこの人の放射能怖安全教説をご披露したいと思います。皆さまでこの人の言い分をご検討ください。
ああ、頭痛い。ちなみに、普段は私自身中矢氏の記事はほとんど読みません。
中矢伸一氏:1961年生まれ。3年間に及ぶ米国留学生活を通じ、日本と日本民族の特異性を自覚。帰国後、神道系の歴史、宗教、思想などについて独自の研究を重ねる。1991年『日月神示』(徳間書店)を刊行。以後関連した著作を相次いで世に送り出す。これまでに刊行した著作は40冊以上、累計部数は約100万部。現在は「日本弥栄の会」を主宰、月刊『たまゆらプレミアム』を発行している。http://www.nihoniyasaka.com/
転載開始
一極集中型の大規模発電から、地域密着型の文さん型発電へ
欧州で脱原発の動きが活発化している。
6月12日、13日にイタリアで行われた原子力発電所の再開の是非を問う国民投票では、「反対」が94.05%にも達し、ベルルスコーニ首相は、早々と原発再開を断念する意向を表明した。
イタリアに先立ち、すでにドイツとスイスでも脱原発の方向に政策を転換している。
ひるがえって。我が日本国ではどうか
日本では、大手新聞による世論調査が行われても、意図的に操作されているようなので、国民のマジョリティの意見がどういうものなのかは正確にはわからないが、維持推進派の意見を持つ人は根強く、半数以上はいるとみられる。
とはいえ、6月11日には全国各地で脱原発デモが行われ、新宿駅には2万人が集結したようだし、日本国内でも少しずつではあるが、この運動は広がりを見せているように思われる。
4月の芝講演と高円寺のデモの時は、テレビ各局はほとんど無視同然の扱いだったが、さすがに、次第に高まる国民の声を無視できなくなってきたのか、今回のTBSの生中継が入ったりしていた。
ユービューブでこのデモの様子を見ると、4月に参加した時と同様、左翼系の便乗派が多く集まったようで、高円寺で行われたデモのようにお祭り騒ぎも加わっている。それはともかく、大勢の人達がこのように実際に声を上げ、アクションを起こすことは非常に重要と思う。もっともっと、こういう声が、燎原の火のごとく、日本全国に広がる必要がある。
しかしまだまだ日本人は外国に比べて抗議の氏方が穏やかだ。皆笑顔で行進したり、音楽を演奏したり、替え歌?を歌ったり・・・ちょっとしたイベントみたいなノリで参加している人も多いのではないだろうか。
まだまだ日本の国民はおとなしいし、行儀がいいが、本当に脱原発を成し遂げたいのなら国民がもっと真剣に“怒る”必要がある。
IAEA元事務次長で、スイスの原子力工学専門家、ブルーノ・ペロード氏は、産経新聞のインタビューに答えて、
「私は事故後の対応について日本政府や東電を批判するつもりはないが、両者が事故前に対策をとらなかったことは深刻だ。特に、東電の不作為はほとんど犯罪だ」
と発言している。
また、今回の福島第一原発での事故について、
「東京電力は少なくとも20年前に電源や水源の多様化、原子炉格納容器と建屋の強化、水素爆発を防ぐための水素結合器の設置などを助言されていたのに耳を貸さなかった。天災というより東電が招いた人災だ」とした上で、次のように述べている。
「東電は巨大で、すべて知っていると思い込んでいた。神様のように尊大に振る舞った。東電が原子力安全規制当局に提出していた資料には不正が加えられていた。これは東電が招いた事故だ」
先月号でも書いたように、日本の電力会社は解体・縮小するしか道はない。
一極集中型の大規模発言から、地域密着型でエコフレンドリーな分散型発言に、電力供給のシステムを丸ごと替える必要がある。
そしてこれこそが、「ミロクの世」実現の前段階となる自給自足型社会を実現するための一里塚となるのである。
このシステムに大きく転換する過程では、巨大な利権を手にしている者たちや、彼らの庇護の下で甘い汁を吸ってきた連中からの激しい、かつ陰惨な抵抗が、容易に予想される。メディアの検閲、言論の統制も始まっているとも聞く。
そんな中、脱原発をホームページで公に宣言していた城南信用金庫(※東京都品川区に本店がある信用金庫)の常務理事、安田博氏が、6月9日に突然死去していたことが判明した。
54歳という年齢はまだまだ働き盛りだし、死因も含めて一切のことは公表されず、どうしてこの時期に突然に亡くなられたのか、謎につつまれたままだ。城南信金はまた、7月に予定されている「浜岡原発の廃止を求める訴訟」の原告団にも参加を表明していた。
原発問題の奥には、深い闇がある。そこには巨大な利権構造が横たわり、これまでアンタッチャブルな世界として日本に巣食っていたのである。それが3月11日以降、白日の下にさらされつつあり、彼らも焦り始めている。
脱原発を本当に目指すのなら、私たちも腹をくくり、真剣になる必要がある。
そしてすべての原発を廃炉に持ち込むまで、どんな抵抗に遭おうと、この国民運動を絶対に止めてはならないのである。
脱原発を表明する知事、著名人たち
福島第一原発での事故から間もない4月に行われた統一選挙において、原発を抱える自治体では軒並み「推進派」の首長が当選している。あんな事故が起きたのだから、反対派が力を増すと思いきや、結果はまるで反対で、維持促進の勢力は全くダメージを受けていないことがわかった。
そんな中、大阪府の橋下徹知事は、4月28日、「原発の新たな建設を止めるべきだ」と述べて「脱原発」の姿勢を打ち出した。橋下知事は6月10日、報道陣に対して、関西広域連合が夏季の5〜10%の節電方針をすでに決めていることに触れ、「この期に及んで15%カットはありえない。関電がお願いするなら好きなようになってほしい。大阪府は協力しない。(節電を強調して)原発の必要性を訴えようと言う意図を感じる」と不快感を示した。
環境エネルギー政策研究所(ISEP)の試算データによると東京電力を含むすべての電力会社が「原発がなくても電力不足にはならない」状況なのである。半分近くを原子力発電に依存している関西電力でさえ、揚水発電の活用や自家発電からの買い取りなどの節電策を実施すれば、問題ない需給レベルを確保できるという。そのことを橋下知事も知っているのだろう。
さらに6月17日、大阪市の平松邦夫市長が定例記者会見で「『脱原発』という大きな動きをエネルギー施策の中で出していくべきだ」と述べ、「脱原発」を目指す考えを表明した。ちなみに大阪市は関電株全体の8.9%に当たる約8370万株を保有する筆頭株主である。大阪市トップの「脱原発」宣言は、今後大きな影響を与えそうだ。
朝日新聞社が5月末から6月10日にかけて行った全国の各知事に対するアンケート調査で、原発を「やめる」と答えたのは、山形県・滋賀県の両女性知事2名(吉村美栄子知事と嘉田由紀子知事)。「減らす」と答えたのが、大阪府の橋下知事のほか、静岡県の川勝知事、栃木県の福田知事。埼玉県の上田知事、神奈川県の黒岩知事、長野県の阿倍知事、鳥取県の平井知事、岡山県の石井知事、高知県の尾崎知事の9名。ほか、「現状維持」が4名、「どれでもない」が26名、無回答が5名、「現状維持もしくは減らす」が1名という結果になっている。さすがに「増やす」と答えた知事はゼロだったが、「どれでもない」もしくは「無回答」で態度を明示しなかった知事は、47都道府県の知事のうち31名に及んでいる。
芸能界でも、原発にあからさまに反対を表明すると、仕事が“干される”という。
そういいながら、自ら反原発運動に身を投じたのがタレントの山本太郎だ。
「反対って言うと、芸能界で仕事に干されるんです、ご存知でした?でも言ってやります」
ツイッターでこんな“反原発”発言を連発する彼はタレント生命と反原発を天秤にかけ、ちっともお金にならない仕事の道も断たれる可能性のある反原発運動を取った。そしてその言葉通り、芸能界の仕事を干されてしまったという。福島の被災地を訪れたり、脱原発デモに参加したりする彼の懸命な姿は、テレビで一切取り上げられまい。
数は極めて少ないが、他にも原発反対を掲げる芸能人はいる。
故・忌野清志郎は1980年代に原発を揶揄する曲「サマータイム・ブルース」で話題を集めた。多極にも、ザ・ブルーハーツが「チェルノブイリ」という反原発ソングを発表している。
もともと、熱心な清志郎ファンだった斉藤和義は、自身のヒット曲「ずっと好きだった」の歌詞を反原発の内容に替えた「ずっとウソだった」という曲をユーチューブにアップしている。ただしこれは本人がアップしたものではなく、プライベートで撮影したセルフパロディソングが何者かによってアップされたものらしい。この曲は、レコード会社の申告で何度も削除されているが、繰り返しユーザーたちによってアップされ続けている。
また、作家の伊集院静は、『フライデー』4月22日号で、東電に対する怒りをあらわにしている。
俳優のいしだ壱成(父親は俳優の石田純一)は、子供の頃に母親と一緒に反原発の反対運動に参加した体験を、オフィシャルブログ『Arrival』の日記(3月4日)で告白した。これは私も読んだが、機動隊員との争いに巻き込まれた時の体験が相当リアルに描かれていた。ちなみに、いしだ壱成の当該記事の1週間後に東日本大震災が発生したため、彼は一躍反原発のシンボルに祭り上げられてしまったという。
最近では芸能界でも大物が反原発の姿勢を明らかにするようになってきた。
俳優の菅原文太は6月14日、都内で行われた「岩手、宮城、福島の被災者のための『ふるさと支援』発表会見」に出席し、「反原発三国連盟」の結成を提案した。これは面白いアイディアである。第二次世界大戦の時は、日・独・伊が「三国同盟」を組み、英米中ソの「連合国」に対して「枢軸国」と呼ばれたが、イタリアで行われた国民投票で94%以上が「原発反対」だったことを受け、先に脱原発を宣言していたドイツとともに団結して、脱原発への流れを作っていこうというのである。そして菅原は「日本でも原発の是非を問う国民投票を」と呼びかけた。さらにはこの日、菅原の呼びかけで同席した福島県郡山出身の西田敏行も、原発に反対する姿勢を明らかにしている。
芸能界でも大物と呼べる二人が、こうして、ハッキリと脱原発の意向を表明するようになってきた。
にもかかわらず、このニュースは例によってテレビでは報じられず、封殺されている。
放射線は必ずしも「悪」ではない
今さら言うまでもないが、私としてはいかなる理由があろうとも、原発に反対である。
経済的な側面や代替エネルギーの観点からすれば、原発事業からすぐに撤退するわけにはいかないという意見が非常に多いが、地球規模、太陽系規模の観点からすれば、原発が存在する意義は全くないと言える。安全対策をさらに強化して・・・と言うが、想定外の事態などいくらでも有り得る。地球の未来や子供たちの命のリスクをかけてまでやるような意味など、まったくどこにもない。核の研究をしたければ、実験室レベルでやればよい話で、発電所を作る理由にはならないだろう。理由があるとすれば、それは「金儲け」以外にない。
それほど徹底した反原発派の私だが。今、巷で騒がれている「放射線問題」については、前々から疑問に思っている。危険、危険と言うが、本当はどこまで危険なのだろうか。何を根拠にしているのだろうか。
「3.11」以降の講演会で私はよく話すのだが、日月神示の観点からすれば、この世には完全なる悪も完全なる善もない。放射線、あるいは放射線物質が絶対的に悪いものだという決めつけは、本当に正しいのだろうか。
たとえば、放射線が通常よりも高いことで知られる秋田の玉川温泉や鳥取の三朝温泉では、治療目的に大勢の人がわざわざ高い放射線量を浴びに行っている。玉川温泉の源泉は70ミリシーベルト/年だが、それが治癒効果をもたらしているのだ。また、同様に放射線が高いことで有名なザルツブルグにあるハイルシュートレン坑道温泉や、バドガシュタイン温泉で、がんや難病が治る、延命効果があるなどの事例がある。
ストロンチウムは放射性物質だが、構造がカルシウムと似ているため、吸い込むと体が誤って骨に貯め込んでしまい、長期間にわたって放射線を出し続ける。だから危険だというのだが、一口にストロンチウムと言っても一種類ではない。ストロンチウム90は、半減期が28.8年と長いが、ストロンチウム89は50.52日と短く、比較的短期間で消滅するため、骨に吸収されやすい特性を活かして骨腫瘍の治療に使われている。
放射線は、低レベルであれば私たちの健康増進や免疫力の向上、疾患の快復や軽減などに役だっている。他にも多くの事例があるようだ。
しかしなぜそうしたことを、テレビを始めとするマスコミ報道はしないのか。
私は反原発派だが、事実を隠したり歪曲したりしてまで主義主張を貫くことは正義にもとると考える。確かに、放射線は微量であっても恐ろしいとした方が反原発運動には都合が良いわけだが、もしそれが間違った情報にもとづいているのなら、正しいやり方とは思えない。福島の被災者をはじめ、関東近県に住む数万人という人々が、毎日放射線の恐怖に脅えている。これからも脅えながら生きていく。恐怖を煽れば煽るほど精神的に追い詰められていく。しかしその元となる情報は根拠不明。それでいいのだろうか。
日月神示に、「これからの放射線を浴びて苦しむ日が来るから備えをなせ」とか「どこかの避難せよ」などと書いてあるだろうか。それに類する言葉は一切ない。むしろ、「どこへ逃げても逃げ所ない」(『富士の巻』19帖)とか「どこへ逃げたら助かるのぞという心、われ善し(自己中心)ぞ。どこにいても救うと申してあろうが」(『水の巻』第11帖)という記述が目立つ。
本当は、何が正しいのか。真実を知り、知った人はそれを伝え、皆で対策を考える、ということの方がより重要なのではないだろうか。
ICRPの基準は正しいのか
このことを考えてくださったのは『たまゆら』の会員でもある医療系ジャーナリストの浜野夏企さんである。以下、浜野さんから頂いた資料を参考に、私たちが「知っておくべきこと」を手短にまとめてみたい。
現在、通常に浴びる放射線量として、この範囲内なら安全であるとされている基準は年間1ミリシーベルト未満という値である。これは国債放射線防護委員会(ICRP)が定めた基準値で、日本もこれに従っているのだが、そもそもこの基準値の正当性が、今日では疑問視されている。
ICRPが採択しているこの基準は、「直線仮設」と呼ばれる。LNT仮設(Linear Non – Threshold Theory)とも言う。
死亡率と高線量・高線量率との間には直線的な比例関係がある。高線量率とは広島・長崎の原爆やチェルノブイリ原発事故のような、例外的な高線量の被曝のことを意味しているが、こんな高線量の放射線を浴びる率が高くなればそれに応じて死亡率も上がるわけだ。ここにおそらく異論がある人はいない。
しかし問題は、低線量・低線量率であっても、つまり微量の放射線を浴びるだけであっても有害であり、危険であるとしている点だ。ある一定の線量を超えた場合は確かに有害ではあるが、低いレベルであっても有害かどうか証明されていない。「低線量放射線の影響についてはよくわからないが、影響があると考えておいた方が安全だという考え方に基づいたもので、科学的に解明されたものではないことから“仮説”と呼ばれている」(電力中央研放射線安全研究センター)のだそうだ。直線仮設は、あくまで仮説に過ぎないのである。
そうであれば、「年間1ミリシーベルト未満」という安全基準値も、正当性があるのかどうか、はなはだ疑問と言わざるを得ない。
この説の根拠となっているのが、今から50年以上前の1927年(原文ママ)にH・J・Muller博士が行った実験である。雄のショウジョウバエにX線を照射し、突然変異のリスクを調べたのだが、この実験で用いたショウジョウバエの雄の精子は、そもそもDNA修復力を持たない細胞であった。
50年の間に細胞学の分野でもどんどん解明が進み、ヒトにはDNAの修復機能が備わっていることが明らかになった。ヒトの体内では1日あたり100万といわれるDNA損傷が修復されるが、修復されなかった異常細胞も、がん抑制遺伝子によってアポトーシス(自滅)される。一度に大量被曝すると、DNA損傷の修復が間に合わないが、低線量だと逆にDNA修復機能が向上し、DNAが修復されるのだ。またアポトーシスも進むため、異常細胞が残ることはない。
マラー博士の実験では、もともとDNA修復機能がない細胞を使っている(しかもヒトでなくショウジョウバエの細胞である)のだから放射線は高線量でも低線量でも有害であるという結果がでるのは当然なのである。
どうしてこんなことになったのかはわからないが、ともかくマラー博士はこの実験により、1946年、他の遺伝子上の業績とともにノーベル生理学・医学賞を受賞する。そして1959年、この「直線仮説」がICRP1に採択されて以来、50年以上にわたりこの仮説は半ば定説化してしまった。
低線量・低線量率の放射線量では、むしろ人体に有益な側面があることがこの30年間に蓄積された3000におよぶ検証報告で明らかになっているという。最新の研究から数多くの反論・反証が出されているにもかかわらず、今さらこの説をひっくり返すことができなくなってしまっているのだ。
1950年代から高かった放射線量
セシウムやストロンチウムなどの放射性物質が降下しているとニュースで騒いでいるが、これらの物質は1960年代前後の米ソ核実験の頃からすでに降下しているものだ。にもかかわらず、日本は世界一の長寿国である。もちろん、三大成人病と言われる「がん、脳疾患、心臓病」は増加傾向にあるが、こちらは食生活の欧米化などの生活習慣に起因するところが大きいとみられる。大量に高線量を被曝した際に特徴的にみられる白血球の異常が国民の間で増えている話も聞かない。
しかし、これだけ放射線のことで騒がれるのだから心配は心配だ。私も、ガイガーカウンターを購入して放射線量は毎日調べているが、ここ埼玉県市大宮区で毎時0.08マイクロシーベルト〜0.11マイクロシーベルトといったところである。雨が降った直後であっても、それ以上の数値を見たことがない。
そこで思ったことは、今回の原発事故が起きて、一般人でもガイガーカウンターを入手して一斉に放射線量を測定し始めたわけだが、こんな事故が起こる前、つまり「3.11」以前は、どうだったのだろうか。
小会委員会で、「ひふみ祝詞プレイヤー」考案者の横堀幸一さんが、高松に行った時にガイガーカウンターで線量を計ってみると、東京よりも高い数値のところがあって驚いたという。また、別の人の調査によると、沖縄の方が原発事故前の東京より放射線量が高いという結果が出たのである。
Nuclearleakという人のブログに「2011年6月の沖縄県内での高放射線量測定報告まとめ」として詳しい報告がアップされている。ここにその一部を引用させて頂きたい。
現在、沖縄県内で毎時0.1〜0.マイクロシーベルト程の放射線の測定結果が複数寄せられています。最初にこの件についての情報を受け取ったときは、さすがに戸惑いました。しかし、現時点でも4つのガイガーカウンターによってほぼ同等の測定結果が出ているため、これが事実であると判断せざるを得えません。
原発事故前の東京の放射線量は毎時約0.05マイクロシーベルトですので、沖縄は東京の平常時の2〜4倍の放射線量だと言えます。現在の東京都内の地上1mでの放射線量は葛飾区を除けば毎時0.15マイクロシーベルトですので、現在の沖縄は都内よりわずかに低い放射線量だと言えます。福島原発から1700km離れ、なおかつ特異な地形構造でもない沖縄がこのレベルの放射線量となっている原因は、福島原発事故による影響だけでは説明できません。転載終了
1955年〜1970年の頃には、米ソなどの核実験、中国の核実験により、多くの人工放射性物質が日本に降下している。
1963年を例に上げれば、東京では多い月で1平方メートル当たり550ベクレルという高い数値が検出されている。降下したのは、セシウム137、ストロンチウム90、プルトニウムなど。セシウムに関しては多くの場所で1960年代の方が多かったという。
また、中国の核実験で放出された放射性物質が、春になると黄砂に乗って日本に飛来している。「フクシマ」の前から、日本列島には、今騒がれている放射性物質がけっこう検出されているのだ。(著者注:現在降下している放射性物質の量は米ソ核実験やチェルノブイリの比ではないとする意見もあるが、これに対して、科学的データにもとづく十分な反論もある)。
1950年代、日本の平均寿命は主要先進国中でも最低だった。それが1960年代あたりから世界の長寿国の上位クラスとなり、1970年代〜80年代にはトップに躍り出る。どういうわけか、日本は放射線を浴びながらも、長寿化進んでいるのだ。
どうもこういう事実はあまり報道されることはない。政府も学者たちも、ここの部分には触れたがらないようだ。それは、ICRPの「直線仮説」が誤りだということがバレてしまうと、大変なことになってしまうからだという。
何度も言うが、私は反原発派である。しかし、間違った情報で国民を恐怖に陥れていれてまで反原発を推進するやり方には反対する。
低放射線ならば恐れる必要はないという説が事実か否か。日本の専門家やマスメディアには、感情論に流されない冷静な観点から、事実を追究・報道してほしい。
なお、この情報を私にもたらしてくださった浜野夏企さんには、『たまゆら』誌上で寄稿記事をお願いしている。8月号に掲載される予定なのでぜひそちらの方もお読み頂きたい。
地球全体が高い放射線を浴びる時代?
今、世間では福島第一原発から撒き散らされる放射線の問題で右往左往している。被曝を恐れる人の中には、日本を脱出して海外に逃げてしまった人もいる。
「かなわんと言って外国に逃げて行く者も出来るぞ」(『上つ巻』第38帖)という通りのことが起き始めている。
しかし、海外に逃げようが、どこに隠れようが、今回の大変革から逃れることはできない。そもそもこの放射線とて、福島の原発のことばかり気にしているが、すでに地球全体で高くなってきているのではないかと思われる。
2008年12月、NASAは、磁気圏観測衛星「テミス」により、地球を保護する磁気圏に巨大なブリーチ(裂け目)が出来ていることを発見したと発表した。その大きさたるや、地球の4個分だという。この裂け目から磁気シールドで遮断されるはずの太陽風が侵入していることが明らかになった。太陽風には電磁波や粒子線などが含まれるが、穴が開いているということは、宇宙からの放射線も入ってきているということではないのか。
今現在、このブリーチがどういう状況になっているか、はっきりとしたことはわからない。
本誌でも何度も書いているが、今、太陽は「サイクル24」と呼ばれる11年周期の活動期に入っている。このサイクル24は、サイクル23に比べて30%〜50%活動が活発になるとみられており、そのピークを迎えるのが、2012〜2013年頃と予測されているのだ。
最近ではこんな現象も発生している。6月7日15時(世界時7日6時)、太陽南西部の1226黒点群で、M2.5中規模フレア(※太陽の大気中に発生する、太陽系で最大の爆発現象のこと)が発生した。フレアの規模として特に大きいものではなく、Mクラスなどしょっちゅうあるものだが、非常に珍しい規模の、激しいCME(太陽ガスの放出現象)が発生した。
このCMEは、地球から見ると太陽の端近くで起きたため、地球への影響はあまりなかった。しかし噴出事態がすごかったため、地球方向へもガスが飛び出したようだ。ただし、噴出が起きたのが太陽の周辺部であり、フレアの規模としても特に大きなものではなかったので、とくに激しい乱れが地球へ来るということはないだろう、というのが専門家の見解だった。実際、地球への影響はほとんどがなかったようだ。
太陽活動は今後さらに活発になっていくと見られているが、まだ2011年の段階でこんなに激しい専門家も冷や汗をかくような現象が起きている。ピークを迎える2012年〜13年にはいったい何が起きるのか、まったく予測がつかない。
加えて、太陽系全体が、星間雲と呼ばれる高エネルギー帯に突入しつつあるか、すでに突入しているという状況の中で、太陽が励起されてさらにその活動が活発になるということが折り重なって起きてくる。
そうなると、今後数年間の地球はどうなるのか、何が起きるのか、これまでの経験に照らし合わせて予測を立てるなど、ほとんど不可能なのである。もしかすると、私たち人類はこれから大量の宇宙放射線を浴びざるを得ないことになるかもしれない。このような形で、サバイブ(生き残ること)ができるものと出来ないものに分かれるのかもしれないのだ。
「どこへ逃げても逃げ所がない」(『富士の巻』第19帖)とか、「今までの逃れ場所は山であたが、今度は山に逃げても駄目、神の御旨の中であるぞ」(『極め之巻』第17帖)という日月神示の記述はそのように考えてみて初めて納得できるのではないか。
地球規模、あるいは太陽系の規模で起きていることであれば、確かにどこに逃げようが逃げ所はない。悲観的になって世を嘆くばかりではく、前を向いて、現実を受け入れるしかないのである。
しかし、受け入れればその先に活路がある。神の仕組みは完璧であり、一分一厘違わないという。「この神示、針の穴ほども違わん。書かしたことそのまま出てくるぞ」(『黄金の巻』第4帖)「神界にはビクともしぬ仕組できているのざから、安心して御用務めてくれよ」(『磐戸の巻』第16帖)とも示されている。
すべては必然であり、一切が良くなるための変化であるということが心底からわかれば、」何も恐れることはないのである。
転載終了。
この月刊ザ・フナイ誌8月号では、私のつたない解釈では中矢氏は日月神示の内容から「逃げるところは世界中にない」との内容を信じており、今回の原発事故も神の神示であるからなりゆきにまかせたらいいという考えが徹底して頭にある。
日月神示の引用も全容を知らない者としては都合のよいように解釈できるところを抜粋しているようで懐疑的だ。知識がある方がいらしたら中矢氏の引用が適切かどうかご教示いただきたい。
そこに、自分が開催している会員の医療ジャーナリストの意見を鵜呑みにして、ホルミシス効果以外の反論反証に対しては全く聞く耳持たないし、内部被曝についてもどうも恐怖もないようである。
このような考えから副島氏と組んでホテル放射能イン福島を作るというのは一体どんなコンセプトのホテルになるのだろうか?
副島氏が噛むなら当然、ホルミシス効果を狙って弟子の六城くんの商売に見合うようなラジウム鉱石を壁、床、風呂、枕、布団などのまぜこんで1泊すると5msv/日であり20日宿泊するとホルミシス効果に理想的な100msv/hですよというようなホテルになるのだろうか?
でも太陽から偉大な自然放射線が大量に地球に降り注ぐならそんなホテルつくらなくともいいのでは?中矢氏は副島氏と果たして組んで「放射線ラッキー健康ランドインフクシマ」を作ることができるのか?
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