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前回、下記のような意見が寄せられました。
(見やすいように行換えさせてもらいました)
01. 2011年10月06日 17:09:21: 4LTwqWNKDU
陰謀論読者のライト層から意見を述べます。
鬼塚さんの存在は知っている程度で著書は読んだことありません。
あくまでその程度の人間の意見です。
ロスチャイルドが元凶であるという人の著書やブログは、
総じてなんだか歴史か社会科の勉強みたいです。
ヒマなら知っておいた方が良い知識かもしれないけど
イマイチ現実感に乏しいというか、切迫感がないです。
鬼塚さんの著書のタイトルを見ても、「それがどうした?」
という感じで食指が動きません。
それに比べて副島さんや中田さんの言論はおもしろいです。
陰謀論に傾く読者の心をくすぐるものがあります。
もちろんおもしろいということは、
ある程度現実をカリカチュアしてあるのかも知れません。
(以下略)
私は4LTwqWNKDU君と正反対の意見です。
副島隆彦と中田君がやっているのは、
『ある程度現実をカリカチュアしてあるかも知れません』
どころではなく、完全なカルト詐欺だと思います。
私は両人を、『真実』を看板に掲げてデマ本を粗製濫造し、
会員に営利販売するカルトビジネス経営者たちだと認識しています。
4LTwqWNKDU君は『ロスチャイルドが元凶』というのは、
『ヒマなら知っておいた方が良い知識かもしれないけど
イマイチ現実感が乏しいというか、切迫感がない』と言います。
『それに比べて副島さんと中田さんの言論はおもしろいです』と。
なるほど『副島さんと中田さんの言論』とは、
ネットを席捲している極悪人デーヴィッド・ロックフェラー、
ジェイと小沢の天敵、『死ぬまでこの男が世界皇帝』のデーヴィッド・ロックフェラー、
諸悪の根源としてのデーヴィッド・ロックフェラー論ですね。
ご両人のもう一つのウリは『世界覇権国アメリカ』で、
アメリカ政財界人を『ジャパンハンドラーズ』、対応する日本政府官僚を『カウンターパーツ』。
今回の中田君の『日本再占領』でも、日本政府中枢に外国人が入って指示を出している、
だから日本は再占領されたのだ、と騒いでいますね。
これが『再占領』なら『世界覇権国アメリカ』などずーーーーーーーーーーーーっと『再占領』です。
アメリカの陰の政府と言われるCFRも、民間の中央銀行といわれるFRBも、
ロスチャイルドの指令によって創設されたんだからずーーーーーーーーと『再占領』ですわ。
ロックフェラー家とは、英国ロスチャイルド家の出資でオールドマネーの地位に昇りつめ、
英国ロスチャイルド家のアメリカ出先機関であるクーン・ローヴ商会の会計監査を受け、
ロスチャイルド家の画策を忠実に演出する代理人たちのことです。
私は逆に聞きたいと思います。
『ジャパンハンドラーズ』をトレンドにしている中田君、
『世界覇権国アメリカを動かす政治家と知識人たち』を主著にしている副島師匠、
アメリカの政界人というのは本当に『ジャパンハンドラーズ』なのですか?
アメリカという国は本当に『世界覇権国』なのですか?
中田君の十八番『ジャパンハンドラー』と『カウンターパーツ』で読み解く日米関係では、
戦後占領史の真のジャパンハンドラー』も』カウンターパーツ』も登場しません。
副島隆彦師匠の『世界覇権国アメリカ』にも、FRBやCFRへの言及はありません。
すでに1913年から国の中央銀行を支配されているアメリカを『世界覇権国』。
そのアメリカにおける代理人デーヴィッド・ロックフェラーを『死ぬまでこの男世界皇帝』。
お正月カルタみたいな人物評にもっともらしい仔細なデータや分析を貼り付けた『世界権力者図鑑』。
最重重要事項であるロスチャイルドの資産は『不明』として済ましている『ヨーロッパ大富豪図鑑』。
両君の言論精神は『カリカチュア』というようなものではない。完全に欺瞞そのものです。
『副島さんと中田さんの言論』は、非常にいかがわしいカルトビジネス的言論です。
彼らが謳い文句にしている『真実』というものが、最高支配層の欺瞞を補完するプロパガンダであることは一目瞭然です。
ロス茶がピンとこないという4LTwqWNKDU君のために、
君が食指が動かないという鬼塚氏の著書から該当箇所を抜粋します。
鬼塚氏は30〜40年かけて膨大な資料を渉猟して考察しています。
ロス茶に詳しいユースタス・マリンズより、総括的で優れていると個人的に思います。
副島・中田ご両人をこれに比較対照すれば、SNSIが詐欺集団であることが君にもピンとくるでしょう。
鬼塚英昭著『20世紀のファウスト』よりダイジェストして抜粋します。
『「CFR」という名の隠れた政府
一九一九年五月十九日、パリのマジェステイックホテルでアメリカとイギリスから集まったある人びとにより、円卓(ラウンドテーブル)集団幹部会議が開かれて、CFRが創設された。「外交問題評議会」を略してCFRという。ハリマンは創立メンバーの一人である。
この組織はイギリスのロスチャイルドが創り上げたRIIA(王立国際問題研究所)の下部組織として、アメリカのロックフェラー家、クーン・ローヴ商会、デイロン・リード社、そしてハリマン家などがメンバーとなった組織といえよう。
十九世紀から第二次世界大戦にいたる時期、ロスチャイルド家はアメリカの金融資本家たちに多額の投資をし、大きな影響力を行使し続けてきた。こうした中で、世界を中心とした外交問題を互いに協議しあうという、国家を超えた「超頭脳集団」が生まれたのである。
このCFRに入ると、「政治に偶然は起きない」というフランクリン・D・ルーズベルトの言葉の信奉者となる。
南アフリカで活躍したセシル・ローズ(南アフリカにおけるロスチャイルドの代理人)は晩年、一つの秘密組織を設立した。イエズス会の組織を真似て作られたその組織に一億五千万ドルの遺産を「ローズ基金」として遺した。この基金を元にしてロシア革命の演出者アルフレッド・ミルナー卿が設立したのが「ラウンド・テーブル」(円卓会議、一八九五年結成)である。このラウンド・テーブルは正式には、王立国際問題研究所(RIIA)と呼ばれた。またチャタム・ハウス研究集団ともいわれた。
このRIIAとCFR、二つの外交問題検討期間が、イギリス政府とアメリカ政府を離れて、両政府の外交政策を審議、決定していくようになっていった。政治は国家の大統領や首相を頂点とする機関によって決定されて動くというのは表面的な姿なのである。特にイギリスとアメリカにおいては、RIIAとCFRの影響力が大きすぎるのである。
CFRの下部組織として太平洋問題調査会(IPR)がある。主として極東問題を取り扱った。このIPRがハリマン一派に利用され、「真珠湾をジャップに攻撃させる」政策を作成するようになった。(注 中田君を司令塔とするSNSIデマ本では、こういった画策の主役は全てデーヴィッド・ロックフェラーということになっています。太平洋戦争前夜の時期、尾崎秀実が出席したIPRでも、全てをデーヴィッドが画策・煽動したことになっています)
一九一九年のパリ講和会議を牛耳ったのが、パリのユダヤ王ロスチャイルドであるエドモン・ド・ロスチャイルド男爵であった。この会議の出席者のうち、イギリス、アメリカノメンバーのほとんどが、RIIAかCFRのメンバーであった。要するに、パリ講和会議はロスチャイルドの意向が大きく影響していたのであった。
ヒトラーを応援し、総裁の地位に押し上げたのはイギリスの「クリブデン・セット」であるとすでに書いた。アスター子爵家に集う政治家ないし金融街シテイの連中のことだが、このアスター一族のほぼ全員はRIIAのメンバーであった。中でも、M・L・アスターはタイムズの会長であり、ハンブローズ銀行の役員でもあった。タイムズ紙はRIIAの管理下にあることを知る必要がある。
RIIAのメンバーたちはクリブデン・セットを使い、一方でヒトラーに資金援助し、ナチス・ドイツを強大化し、同じやり方でヒトラー打倒の手を打っていくのである。ユダヤ思想と反ユダヤ思想とは、黒い貴族たちの間では決して矛盾するものではない。彼らの思想の根底にはヘーゲル哲学の「決定論」が脈打っている。これを金儲けに応用しているのである。二つの相対立する勢力(「措定」と「反措定」)をでっち上げ、これを互いに闘わせて一つの「総合」を得るという方法である。親ユダヤ対反ユダヤの効果として、一つの総合であるユダヤによる世界統一政府が出来るというわけである。
CFRに話を戻す。このクラブは非公式である。会員の選考基準も曖昧だ。一九八七年には2448人の会員がいた。年に五度「フォーリン・アフェアーズ」という機関誌を発行している。CFRはニューヨーク市の東八番街、五十八番地の「ハロルド・プラット・ハウス」に本拠地を置く。
一九八四年のフォーリン・アフェアーズ秋季号にリチャード・クーパー(ハーバード、エール大学教授)が、「未来の通貨政策」と題し、”全ての民主主義的な工業国家の通貨政策が、その決定権を一つの超国家的組織へ譲渡するべき、そのために連合造幣銀行の創設を要求する”と寄稿している。この「超国家的組織」なるものが、黒い貴族が目的とする「世界権力」「世界統一政府」または「見えざる政府」のことなのである。クーパーの言う思想の背後に「見えざる権力」、「謎のように沈黙した権力」があることを知らなければならない。CFRはこの謎のような権力のために奉仕する外交機関なのである。
これと同じような考え方をイングランド銀行総裁のモンタギュー・ノーマンが語っている。「世界金融の覇権が、完全に超国家的な統制機構として、どこでも、またすべてを超えて支配すべきである」。この豪語の中には、すでに、ユダヤ王ロスチャイルドが、世界金融の派遣を握っているという事実が示唆されている。
イングランド銀行は1694年創立のイギリスの中央銀行、やがてネイサン・マイヤー・ロスチャイルドの支配下に置かれた。ネイサンはフランスにいる兄弟からいち早く情報を受け取り、「ワーテルローの戦いでイギリスが負けた」という偽情報を出して株を暴落させ、それを買い叩いて売却し、財産を6500倍に増やした。
元CIA長官アレン・ダレス(注 ジョン・フォスター・ダレスの弟。このワル兄弟はウオール街に弁護士事務所を構え、ナチスドイツを支援するパイプ役として暗躍した)は情報がいかに大事であるかの例として、このロスチャイルドの偽情報事件を挙げている。「イギリスの貨幣・王朝を支配するのは、イギリス政府や銀行ではなく、王室でもなく、ロスチャイルドである」
イングランド銀行総裁モンタギュー・ノーマンは一九二九年三月九日、ブラウン・ブラザーズを訪れた後にワシントンに行き、財務長官のアンドリュー・メロンに会って、「私は世界の覇者の地位を享受している」と誇らしげに語っている。その一ヵ月後に、ポール・ウオーバーグは恐慌へとアメリカを突き落とす合図を一部の人びとに送っていた。「もし、行き過ぎる投機が無制限に許されるなら、ついに崩壊がやってくるのは必然であり、それは国中を巻き込むような恐慌に至る」。かくて、このポール・ウオーバーグの予言が的中するのである。大恐慌は、ユダヤ王ロスチャイルド一味が仕組んだ”大芝居”ではなかったか。私にはそう思われてならない。高値で株を売りつくし、大金を
手にし、そして暴落した自分の会社の株を10%ほどの値で買い戻し、またあらためて上昇させていったのである。歴史は同じパターンをくり返している。
ポール・ウオーバーグはロスチャイルドのアメリカ出先機関クーン・ロー商会の共同経営者、彼がアメリカの連邦準備制度を確立した。モルガン・グループ、ロックフェラー・グループのニューヨークの銀行六行がニューヨーク連邦準備銀行の支配株を購入し保有しているが、そのうちの一行ナショナル・バンク・オブ・コマースの筆頭株主でもある。同行はロックフェラー系のナショナル・シテイ・バンクとともに連邦準備銀行株の90%を保有している。その主な内訳はベーカー、モルガン、ウオーバーグ、ジェイコブ・シフ、ハリマンらロスチャイルドの代理人である。
アメリカが戦争をし、大量のドルを連邦準備銀行が印刷すれば、ロスチャイルド代理人たちはアメリカ国家から利息を貰えるようになっている。連中がインフレを期待し、戦争を演出しようとする一つの理由がここにある。「大量のドルを印刷すべし、そのために戦争を仕掛けよ」 』
以上です。
4LTwqWNKDU君、少しは現実味が感じられましたか。
(続きはまだ山のようにあります)
君はライトな陰謀論読者層らしいから、小石泉牧師の本は読んだかもしれない。
小石氏は次のように語っています。
『およそまともな人なら、こんな話を聞くと胃が痛くなるのではなかろうか。アメリカ国民のどれくらいがこのような事実を知っているのか判らないが、これがアメリカという国の本当の姿なのである。判りやすくするとこういう事である。アメリカ政府はあらゆる階層に渡ってほとんど垂れ流し的に膨大な予算を食い潰す。それは特に必要もない戦争、それも銀行家たちが巧妙に仕組んだものによって、また、果てしもない兵器の購入によって、天文学的な赤字を計上する。そこで政府は「連邦準備制度」という一私銀行から金を借りることになる。
その金というのが不思議な事に、この銀行が発行する私的通貨である”ドル”なのである。この銀行はこのドル札をただ印刷して政府に貸し付けるだけでいい。何の元手もいらない。強いて言えば紙代と印刷代だけである。信じられますか?早い話が、あなたが自分の家でコピー機かプリントゴッコで印刷した金で何でも買えるとしたらどうだろう。まるで打出の小槌を持っているのと同じ事である。それと同じ事なのだ。一体誰がこのような仕組みを考え、アメリカに備え付けたのだろうか。実に巧妙、緻密な犯罪ではないか。これは銀行強盗よりひどい国家そのものの強奪である。アメリカ国民はこのドルを自国の通貨と信じきっているのである。
私たち研究者はよく陰謀論者だと言われる。ただ「陰謀論」という言葉だけで、あらゆる証拠も事実も雲散霧消してしまう。しかし、このドルのシステムだけでも陰謀の存在の確実で不動の証拠ではなかろうか。それすら否定するならすでにそのような人は完全に洗脳された、彼らのいうCattle(家畜)に等しいものなのである。
「もし、国会が連邦準備制度をしりぞけ、アメリカという国家の金を印刷するなら、国費はその力を回復し、財政赤字は無くなり、不法な税制は解消し、インフレは静まり、アメリカ経済は厩の馬のように安定するだろう」
「我々の一ドルの裏側の左側に合衆国の”裏の国璽”を見ることが出来る。この国璽は実は秘密の暗号なのである。アダム・ヴェイスハウプトによって作られたこの印章は、1933年FRBによってドル紙幣につけられた。ロスチャイルド法廷の頭石とルシファーの”全てを見通す目”とピラミッドがイルミナテイの組織構造である。ピラミッドの基底部にあるローマ数字はアメリカの独立記念日であるとされているが、それにしては1776年7月4日ではなく5月1日である。これはアメリカ・イルミナテイの誕生日なのである。」
ジョン・バーチ協会に限らず、ロックフェラーをひどく攻撃する”陰謀論者”でも、ロスチャイルドを全く語らない者たちがいる。ロスチャイルドは男爵だから陰謀の番頭に過ぎないなどという、与太ばなしを真面目に受けとっている人もいるが、もともと王政の廃止を計画している団体が貴族階級の番付を尊重するはずがなかろう。』
以上です。
小石泉氏によれば『副島さんと中田さんの言論』は与太話であり、
およそまともな人たちのそれでなないということになりますネー
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