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マルクスの超素顔 在田実著 徳間書店 五次元文庫刊2009年2月28日刊
(五次元文庫に副島氏の次の超大国は中国だとロックフェラーが言ったたあるのがオモチロイね。)
amazonより
を参照ください。
以前、ペリマリ様にお勧めということでコメント欄で推薦した本です。
真面目にマルクスの資本論に心酔している方にはお勧めできません。
真面目に陰謀論を研究しているか、あるいはオカルト本好きな方に向いているかもしれません。ちなみに私はマルクスの資本論なんぞ全く縁がない人間です。
この本はリチャード・ウォンブランドという牧師が1986年に書いた「マルクスとサタン」という本の解説書です。
ロシア革命を実行直前にレーニンとトロツキーでしたかね。ニューヨークに行って大量の金を渡されたとかいうことは今まで何度も本に書かれていたでしょうが、実は、マルクスがサタニストなのでは?ということを言及した本にお目にかかったことがありませんでした。
読んで仰天です。もともとamazon内で小石泉牧師の本を探していて偶然発見しました。
この本の最初の書かれている文章と本書の序文、ウォンブラント師の本の序文を転載しましょう。
この本の第一ページに書かれている「マルクスとサタン」から抜粋されている文章
転載
マルクスは、エンゲルスと双璧の並外れて優れた知識人だった。
しかし、彼らの間で取り交わされた手紙はぞっとするほど忌まわしく猥褻で、彼らの社会階級には珍しいものだった。
汚らわしい言葉がいっぱいで、
理想家がその人文主義や社会主義の夢を語るような代物は一通もない。
マルクスはエンゲルスから約六百フランスフランを受けとていた。
マルクスは潤沢な資金を得ていたのに、いつも心も貧しかった。
どこまでも満たされない心の空虚さを満たすために
博打と酒と女に蕩尽し続けたからだ。
いつも資金不足だったにもかかわらず、
負けることしか知らない偉大なエコノミスト、マルクスは、株取引の損失でたくさんの資金を浪費した。
マルクスの協力者のエンゲルスも奇妙なことに
若い日は熱心なクリスチャンを装った。
だが、たちまち神に逆らう者、サタンに仕える者となった。
ブルーノ・バウアーという指導者がエンゲルスを導いた。
抜粋終了
序文転載
はじめに
マルクス主義、共産主義再評価が出てきた今だからこそ、本書は必読の書となり得る
百年に一度とく未曾有のアメリカ発世界的経済大恐慌を目前にして、今まで寄らば大樹の陰と頼みの綱にしてきた資本主義総本山アメリカの崩壊円状を我々は日々体験しつつある。神々のように聳えたっていたニューヨークのな企業群が次々と破綻し消え去るのを見て、唖然呆然するしか術もないという体なのだ。腐臭漂う廃墟のそこかしこから「共産主義を再評価せよ」という悪魔の囁きが聞こえてくる。
例えばドイツでは「行過ぎた資本主義は破壊力を持つ」と主張したマルクスの理論とマルクス自身が再評価されつつあるとして、ドイツの財務省シュタインブリュックは、「マルクス理論の一部はそれほど悪いものではないと認めざるを得ない」と発言(ニューズウィークの日本版2008年10月29日号)。
また、英国教会の最高指導者、ローワン・ウィリアムズ・カンタベリー大主教が英保守系雑誌「スペクテーター」に「マルクスの資本主義は部分的に正しかった」と題する論評を寄稿した、と毎日新聞は報じ(2008年9月26日付)、大主教の主張をこう紹介している。
「マルクスは『規制のない資本主義は実態のないものに実現性や影響力を与えた』という点に気付いた。他の見解を除けば正しかった」。
貧困と失業、飢饉などを予感する日本では2008年、戦前のプロレタリア作家小林多喜二が書いた『蟹工船』(まさに世界大恐慌の1929年に「戦旗」という雑誌に発表された)が若者を中心に読まれ、ベストセラー入りという「変」があった。
世界的に見てマルクス主義、共産主義が資本主義に代わるべき期待の星、優れた経済システムではないかと、脚光を浴び人気を取り戻す感さえある。アメリカでは、社会主義的な匂いを醸したオバマ大統領に最後の期待を寄せる向き大である。しかし、これはとんでもない。我々はソビエト体制の悲惨な崩壊をほんの18年前に見てきたばかりではないか。
実はマルクス主義と資本主義は二本の木のように見えて、実は同じ魔性の根から生えた二本の枝とも言うべきものなのである。その端的な例を挙げよう。あまりにも良く知られた事実であるが、レーニンのボリシェスキ革命はニューヨークの銀行家たちから莫大な資金援助によって達成されたということである。封印された列車によって革命資金となるべく金塊が運ばれたのだ。その根拠については後ほど少し述べることにしよう。本気で書くなら数冊の本になるだろうから。
一体、マルクス主義とは何なのか。ロシア、東欧諸国、ヨーロッパの人々に比べて我々日本人はそのおぞましくも危険な毒を抱えた本性をあまりにも知らなさすぎる。ことは急を要する。何か良い参考書はないだろうかと求めているうちに私は一冊の魂を打つ本に出合った。
それはリチャード・ウォンブランドという人が書いた『マルクスとサタン」(1986年)という本である。著者のリチャード・ウォンブランド師はプロテスタント系キリスト教の牧師でユダヤ人だった。共産主義華やかなりし頃、ルーマニアで激しい迫害を受け長く牢獄につながれ、拷問を受けた。しかし、ニクソン大統領の要請で釈放されアメリカに移住した。もっとも師が釈放された陰にはノルウェー教会の熱心な祈りと働きかけがあったのだという。
この本『マルクスとサタン』を読むと共産主義の本質が、多くの人々の今までの理解とは遠くかけ離れたものであることに驚嘆されるであろう。そしてクリスチャンならずとも、共産主義がなぜあれほどキリスト教を憎むのかが、初めて理解できるのはもちろん、悪魔(サタン)そのものについて多くの知識を得ることが出来る貴重な文献であるといえる。
我々の魂と心と生存の危機が寸秒化で迫る切迫した状況下のまさに今でこそ、何を置いても読むべき本なのである。そこで本書は、ウォンブランド師の『マルクスとサタン』からとりわけ重要な情報を抽出し、そのエッセンスをでき得る限り忠実に訳出し、さらに私の解説解釈を含めて紹介する。なお、本文中の小さな数字は『マルクスとサタン』の索引からである。1−1とは原著の1章の注1ということである。より深く研究される方は多少手に入りにくいかもしれないが原著を読むことをおすすめしたい。
在田 実
ウォンブランド師の著書の巻頭発言(本書P32より)転載
共産主義とサタン教会とのコネクションの可能性についてのヒントを含む告発の仕事は本の小さな小冊子から始まりました。
かつて誰もこのような危険を侵した者はいません。それで私は慎重で、いや臆病でさえありました。そうしているうちに私のファイルにはどんどん証拠が積み重なっていきました。本書で取り上げた証拠が、共産主義がいかに霊的に危険であるかをあなたに有益に示してくれることを願っています。
共産主義は人類の三分の一以上を支配しています。もし、共産主義運動の創立者と犯人が実際に閉じたドアの陰で悪魔崇拝者であり、慎重にサタンの力を開発したものだということが理解できれば、驚くほどのことでもないでしょう。
もし、誰かが私の書くものを、退けたとしても、私は驚きません。科学とテクノロジーは急速なペースで前進しているので、我々はいつも新しい便利さに向けて古いものを捨てていくからです。社会学と宗教は全く違うものです。思想というものは頑固なものであり、意見というものはコンピューターのチップのように簡便に変ったり、置き換えられたりしないものです。目前に鮮明な証拠を提示してさえも説得できないのです。心にさび付いた蝶つがいが付いています。しかし、私は私の考えを確かに証明し、あなたがマルクスとサタンの関係を注意深く考えられるようにしようと思います。
共産主義者たちはこの本に注目しました。それはロシア語、中国語、ルーマニア語、ドイツ語、スロバキア語、その他の言語に翻訳され、そして鉄のカーテンの中の国々に大量に持ち込まれました。たとえば、東ベルリンのドイッチェ・レーラーツアィタッグ紙は「マルクスの殺し屋」というタイトルで強烈に私の本をけなしました。「マルクスについて書かれた、最も下品で刺激的で極悪な仕事」とありました。
カール・マルクスはそんな簡単に破壊されるのでしょうか?これは彼のアキレス腱なのでしょうか?マルクスがサタニズムと関係があると人々が知ったら評判を落とすのでしょうか?人々はそんなに気にかけるのでしょうか?
共産主義は現代の生活に浸透している"偉大な”事実です。他人の意見が何であれ、他人がサタンの実在を信じようと信じまいと、他人がサタンの働きをいくつかのカルトサークルの中でのことだと位置付けようと、私はあなたに、本書が提供した資料熟考し、推量し、判断していただきたいと願います。
地球のあらゆる住人がいまだ直面している凶悪で厄介な共産主義の問題に敢然と立ち向かって欲しいと念じています。
ロシア議会の大多数は今でも共産主義者です。ロシアと周辺地域は今でも内戦の危機にあるのです。-EdNotes 1993
転載終了
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