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3.11大地震には、国民の知らない何かのっぴきならない深層が隠されているのではないか 傑作(11)
2011/6/5(日) 午後 1:33技術経営その他政界と政治活動 Yahoo!ブックマークに登録 新ベンチャー革命2011年6月5日 No.380
タイトル:3.11大地震には、国民の知らない何かのっぴきならない深層が隠されているのではないか
1.この国難の時期になぜ、与野党を超えた菅おろしが起きたのか
2011年6月2日、国会に菅内閣への不信任案が提出され、否決されるというハプニングが起きました(注1)。これは衆院で圧倒的多数を誇る民主党側からの菅批判が高まらない限り、絶対に起き得ない政局ハプニングでした。
それではいったいなぜ、この時期に、内閣不信任案の提出という政局が起きたのでしょうか。時期的には、今、東電福島原発事故と3.11大震災復興という国家非常事態ですから、国民から観て、政界権力抗争をやっている場合ではないわけです、それよりも、与野党超えた一致団結が求められています。その意味で、今はもっとも、政局は起きにくい時期なのです、
にもかかわらず、このような事態に至ったのは、よほどの事情があることを意味します。
そこで、本ブログでは、この政局には何かウラがあるのではないか、そして国民は何かツンボ桟敷に置かれているのではないかとにらみました(注2)。
2.菅おろしの口火を切ったのは野党ではなく、身内だった
さて、与野党を超えた菅おろしの動きが活発になったのはこの1ヶ月ですが、その端緒は、4月以降の西岡参院議長の行動にあります。同氏は、参院議長という中立的ポストに就いているにもかかわらず、マスコミに、菅首相の辞任を強く求めるという意思表示を繰り返し行っています。公然たる身内批判であって、党の統制を乱す反党行為です。
その理由説明として、西岡氏はオモテムキ、菅政権の震災対応への批判や菅首相は首相としての資質に欠けるなどと言った主観的批判を行っていますが、今一、異様に菅首相を嫌う理由としては納得できません。身内の首相への嫌悪に満ちた西岡氏の菅批判の本音は別にあるような気がします。
民主党小沢派系の参院政治家として西岡氏は、2010年7月参院選で民主党が大敗北したことで、菅政権への批判を強めているのはわかりますが、2010年9月の民主党代表選における小沢vs菅の一騎打ち選挙にて、大掛かりな不正があったこと(注3)も西岡氏は知っているはずです。
菅首相が小沢・鳩山一派を極端に冷遇していることに対する恨みが西岡氏にあるとしても、この程度のことは50年近い議員歴をもつ西岡氏にとって日常茶飯事であり、全面対決の菅首相攻撃の動機としては弱いような気がします、つまり本音は別にあると思われます。
いずれにしても、百戦錬磨の自公野党が、西岡氏の行動に触発されて菅内閣不信任案の提出に至ったのは確かです、ただごとではありません。
3.国民から見れば、菅氏以外の誰が首相をやっても五十歩百歩
一般の国民から見れば、国家非常事態に対する菅政権の対応が完璧であるとは言えないにしても、それでは、民主党の別の誰か、あるいは自民党の誰かが首相になったら、とたんに、敏速な対応ができるとも思えません。西岡氏も菅おろしにとどまっており、代替案(例えば小沢首相案)を公然と提示しているわけではありません。
一方、自公野党も、菅おろしには熱心ですが、さりとて、代替案は示されていません。
このような現況から、政界では与野党問わず、菅おろしだけが目的化しています、つまり、菅氏以外なら誰でもよいといった雰囲気です。
ウラ事情の分からない国民は、菅氏がなぜ、与野党問わずこれほど毛嫌いされるのか、さっぱりわからないのです。
4.大震災後、与野党問わず日本の政界全体に国民は失望している
現在の日本の政治状況はかつてないほど、国民から見放されていると感じます。
現在の菅政権は、かつて国民をだまして、米国に貢いだ小泉政権とまったく変わらず、国民にとって民主党に政権交代した意義が今では完全に失われています。だからと言って、自民政権復活にも、国民はまったく期待していません。
東電福島原発事故以降、国民は、戦後の原発推進政策で利権をあさったのが民主ではなく自民であったことをよく知っています。3.11大震災後、菅政権は、自民の進めてきた原発推進政策の尻拭いをさせられているのは確かです。原発事故後、国民は、戦後、自民党が推進してきた原発政策に大きな疑問符をつけています。
原発事故が起きて振り返ってみれば、かつての自民の原発推進派は、利権あさりの視点しかなく、原発の危険性にも国民の安全にもまったく無知・無関心であったことが明白になっています。だから、今、菅政権を追い込んで、自民が政権を奪回したからと言って、原発事故収束が順調に行くとは到底、信じられないのです。
5.菅おろしには相反する二つの外力が作用している
政界の菅おろしに火をつけたのは西岡氏ですが、彼の履歴からは、ポスト菅に小沢総理シナリオを描いている可能性が高いわけです。一方、悪徳ペンタゴン・マスコミは、ポスト菅に前原、枝野といった米国戦争屋ジャパンハンドラーお気に入り傀儡(かいらい)を、例のインチキ世論調査を使って、国民に匂わせています。
なお、上記、米国戦争屋およびそのロボット・悪徳ペンタゴンの定義は、本ブログのNo.225の注記をご覧ください。
このことから、菅おろしには、小沢・鳩山・保守系愛国右翼勢力および米戦争屋・悪徳ペンタゴン勢力という相対立する二つの勢力からの外力が作用していることがわかります。
本ブログでは、米戦争屋ジャパンハンドラーの本命は、小泉クローンとしての前原総理シナリオだとみてきました(注4、注5、注6)。
米ジャパンハンドラーの対日支配シナリオでは、菅首相はポスト鳩山のワンポイント・リリーフ(かつての森首相と同じ)に過ぎなく、尖閣諸島事件を利用して、前原総理を誕生させる予定だったのです。
ところが、3.11大地震の直前の3月初め、日本の伝統保守系の愛国右翼一派である創生「日本」(安倍晋三会長)の活躍によって、前原総理シナリオが見事に粉砕・阻止されたのです(注5、注6)。
ちなみに、菅内閣不信任案採決の直前の5月31日に発足した地下式原子力発電所政策推進議員連盟と創生「日本」は重なっています(注7)。
今回、創生「日本」を構成する、隠れた核武装派である愛国右翼が正体を現わし、米戦争屋・悪徳ペンタゴンと対決し始めています。
6.隠れていた核武装派の愛国右翼はなぜ、立ち上がったのか
今回の菅おろしに隠れていた核武装派が係わっているのは確かであり、与野党の壁を越えて動いているキーパーソンが鳩山氏(アンチ米戦争屋かつ核武装派)です。
彼らは、米戦争屋&悪徳ペンタゴン・マスコミの目論む前原総理シナリオを断固阻止する構えです。
なぜ、愛国パルチザン・核武装派が敢然と米戦争屋に立ち向かい始めたのか、それには、米戦争屋の資金力枯渇による弱体化、車椅子生活に墜ちたデビッドRFの衰え、そして、核武装派や小沢・鳩山一派への欧州寡頭勢力の加勢が関係しているのではないでしょうか。
そのようにみると、3.11大地震は、米戦争屋による日本の核武装派への先制攻撃に見えてきます。
鳩山氏を含む地下式原子力発電所政策推進議員連盟(核武装派)の政治家が、核アレルギー国民の反発を恐れず、あえて、立ち上がったのは、欧州寡頭勢力を通じて、3.11大地震に隠された、何かのっぴきならない深層(日本の国運を左右する重大な深層)を知らされている可能性すらあります。
今回の異様な菅おろしは、その重大深層と関係しているような気がしてなりません。
最後に、ちょっと引っ掛かるのが、5月24日に行われた小沢・渡部(恒)合同誕生会にあの前原氏が参加した事実です。またアンチ小沢だった渡部氏がなぜ、小沢氏に接近しているのか、これらの珍現象からもただならぬ胎動の兆候を感じます。
注1:本ブログNo.378『日本はソ連崩壊の轍を踏むな:プーチンの警告を聞け、菅首相よ!』2011年6月3日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/24855211.html
注2:本ブログNo.377『醜い内輪もめにみえる菅おろしには、何かウラがあるのではないか』2011年6月2日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/24835225.html
注3:本ブログNo.195『党員・サポーター投票という大ザル選挙で決まった菅総理続投』2010年9月17日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/18648381.html
注4:本ブログNo.224『極東戦争リスク増大:前原総理シナリオが始動しているのか』2010年11月2日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/20051048.html
注5:本ブログNo.308『創生「日本」:前原総理シナリオを断固阻止し、悪徳ペンタゴンに挑戦状 (1/2)』2010年3月6日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/23184079.html
注6:本ブログNo.308『創生「日本」:前原総理シナリオを断固阻止し、悪徳ペンタゴンに挑戦状 (2/2)』2010年3月6日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/23184219.html
注7:本ブログNo.370『日本の核武装推進派が遂に正体暴露:米国戦争屋と全面対決覚悟か』2011年5月22日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/24642185.html
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.elmstadt.com/news/techventure.html
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
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