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[562]6月4日、5日の福島復興活動本部の事務所開きは無事に終了しました 投稿者:下仲もとゆき 投稿日:2011-06-06 22:32:46
5月23日から福島復興活動本部に現地入りしていた下仲もとゆきです。
6月4日、5日に行われた福島復興活動本部の事務所開きは会員のみなさま、地元の人たちのご協力のお蔭で、無事に終了しました。ありがとうございました。
最初は何もないところから始まった福島復興活動本部ですが、毎日掃除をしたり、生活に必要な物を買いそろえたりすることで、徐々に整っていきました。蜘蛛の巣がはっていた窓も、巣を払い、雑巾(ぞうきん)で磨けば磨くほど綺麗になっていきました。この土日にその本部を見て、「すごいですね」「立派ですね」と褒めてくださった会員の方もいました。
福島からの帰りに、郡山駅前の広間で、ヒロシマ、ナガサキの原爆被害を伝える展示会を見学しました。副島隆彦先生と新聞記事をまとめたようなポスターを見ながら、「5 Sv以上の光をピカッと浴びた人は死んでいるけど、1 Svより下の人は死んでいないな」「爆心地から2キロも離れたら、1 Sv を下回っている」「85%の人間は爆風と熱線で死んでいる。放射線が原因で死んだ人は実は15%しかいない」「放射線の恐ろしさを85歳の被爆者が語るというのはどういうことなのか。十分に長生きしているではないか。被爆者健康手帳をもらって補償を受け続けているから、今さら『放射線では何ともありませんでした』とは言えないのではないか」などという話をしました。
1日目の講演が終わった後、ヒロシマ、ナガサキの原爆被害を調べていた高野亮さんが、「この程度の放射線量では死ねないよな」と発表されている数字を見て、言っていました。明らかに健康に害を及ぼすほどの放射線量を浴びた人は少なく、それよりも放射線を怖いものだと思い、恐怖に怯(おび)えながら日々暮らしている方が、よほど健康に悪いと思います。今でも雨も濡れることを恐れるよりも、「無料で低濃度のラドン温泉に入れる!」と考えた方が健康的です。ラドン温泉で死んだ人はいません。
これから報告文が続々と書かれると思いますが、まずはこの2日間の速報をお知らせします。以下に、私がSNSIのメーリングリストに書いた文章の一部を転載します。
(転載開始)
Subject: 6月4日の福島復興活動本部からの報告
今日は、福島復興活動本部に現地入りして13日目です。
以下に、今日の活動記録を記します。
朝食は7時半に近くの旅館で食べました。
本部に移り、会場の準備をしました。
続々と会員の方が本部に到着しました。
お昼すぎにはだいたいそろい、みんなで焼き鳥を食べたりしました。
副島隆彦先生を先頭にして、近くの検問所ツアーに多くの人が行きました。
帰ってきたあと、50名ほどを前にして、副島隆彦先生、高野亮さんの講演が行われました。
その直前に機動隊の車が本部の前に止まりしたが、副島先生がすぐに追い払いました。
講演会は盛大に終了しました。
その後、焼き鳥などを食べながら歓談し、この日帰られる人たちは車で帰っていきました。
明日も活動本部にいる人たちは、夜はそれぞれ分かれて泊まりました。
今日のところは以上です。
福島まで来られた会員の方たちは、原発問題に関心のある方ばかりでした。
ガイガーカウンターを持っている人もたくさんおり、自分のガイガーカウンターで、活動本部の放射線量を測定していました。
この日の役場が発表した数値は、3回とも0.6マイクロシーベルト前後(γ(ガンマ)線の測定値)でした。
アポロ問題など、普段は口にすれば周りの人から変な目で見られるようなことも、学問道場の会員どうしだと共通の理解であるようで、笑顔で話をしている人が多かったことが印象に残っています。
(以下略)
2011年6月4日
(転載終了)
(転載開始)
Subject: 6月5日の福島復興活動本部からの報告
今日は、福島復興活動本部に現地入りして14日目です。
以下に、今日の活動記録を記します。
朝はそれぞれ泊まったところから本部に移り、会場の準備をしました。
基本的なスケジュールは昨日と同じです。
続々と会員の方が本部に到着しました。
お昼すぎにはだいたいそろい、みんなで焼き鳥を食べたりしました。
この日は焼きそばも出ました。
副島隆彦先生を先頭にして、近くの検問所ツアーに多くの人が行きました。
検問所に着くと、応援でパトカーが4台回っていきました。
帰ってきたあと、50名ほどを前にして、副島隆彦先生、高野亮さんの講演が行われました。
副島先生のサービス精神で、一度締めたあとに質問コーナーももうけられました。
これは好評で、これぐらいの人数で対話形式でたまにはやってほしいという要望もありました。
途中で雨が降ってきましたが、講演会は昨日以上に盛大に終了しました。
その後、焼き鳥などを食べながら歓談し、各自車で帰っていきました。
1000本注文した焼き鳥はほとんどなくなりました。
明日もいる人は、夜はそれぞれ分かれて泊まりました。
今日のところは以上です。
最初は過酷な環境だった福島活動本部ですが、二週間経って、車が到着したこともあり、かなり改善されました。
副島先生も、「みんなで掃除をやったら、こんなに綺麗になるんだなあ」としみじみと語っていました。
この二日間で、高野亮さん、六城さんら放射線に詳しい人の話をたっぷりと聞くことができました。
知識の不足しているところ、曖昧なところ、誤解しているところを埋めたり、正確にしたり、修正したりしてもらいました。
教科書的な知識で十分なこと、よほどの放射線量でない限り人間は死なないことがわかりました。
同時に、地元の人の話もたっぷり聞くことができました。
インターネット上にはないいくつもの現実、事実を知りました。
二次情報ばかりだと、ステレオタイプの発想にどうしてもなってしまいがちです。
自分の考えに合わない情報はこぼれ落ちていくからです。
福島活動本部にいたことで、フィルターのかかっていない生の情報を得ることができました。
その一部は、このメーリングリストに書きました。
人が来てくれること。
これが都路の人が一番喜んでいたことでした。
その意味で、今回の福島復興活動本部・事務所開きパーティは成功だったと思います。
副島隆彦先生、貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。
2011年6月5日
(転載終了)
下仲もとゆき拝
重掲の転載終了
以下コメント欄より転載
FmB0JlnSpg 様すいませんコメントを転載させていただきます。
07. 2011年6月07日 00:01:52: FmB0JlnSpg
蛾苦悶同情から妄言転載
@福島からの帰りに、郡山駅前の広間で、ヒロシマ、ナガサキの原爆被害を伝える展示会を見学しました。副島隆彦先生と新聞記事をまとめたようなポスターを見ながら、「5 Sv以上の光をピカッと浴びた人は死んでいるけど、1 Svより下の人は死んでいないな」「爆心地から2キロも離れたら、1 Sv を下回っている」「85%の人間は爆風と熱線で死んでいる。放射線が原因で死んだ人は実は15%しかいない」「放射線の恐ろしさを85歳の被爆者が語るというのはどういうことなのか。十分に長生きしているではないか。被爆者健康手帳をもらって補償を受け続けているから、今さら『放射線では何ともありませんでした』とは言えないのではないか」などという話をしました。
広島・長崎被爆に関して全く知識がないことをさらけ出している。
せめて『長崎原爆記』秋月辰一郎著を読んでからものをいうべし。
ここまで来ると破廉恥、言葉の暴力としかいえませんな。
A1日目の講演が終わった後、ヒロシマ、ナガサキの原爆被害を調べていた高野亮さんが、「この程度の放射線量では死ねないよな」と発表されている数字を見て、言っていました。明らかに健康に害を及ぼすほどの放射線量を浴びた人は少なく、それよりも放射線を怖いものだと思い、恐怖に怯(おび)えながら日々暮らしている方が、よほど健康に悪いと思います。今でも雨も濡れることを恐れるよりも、「無料で低濃度のラドン温泉に入れる!」と考えた方が健康的です。ラドン温泉で死んだ人はいません。
狂気の世界。人間とは到底思えない。
コメント欄転載終了
付け加えるなら、
>「放射線の恐ろしさを85歳の被爆者が語るというのはどういうことなのか。十分に長生きしているではないか。被爆者健康手帳をもらって補償を受け続けているから、今さら『放射線では何ともありませんでした』とは言えないのではないか」
という台詞を下仲氏が日本の被爆者だけでなく、「副島学問道場的な放射線生物学的な観点」から、今韓国にいる韓国人被爆者たちが日本政府に補償を求めて運動している前でも、(イデオロギーや恨などの感情を無視して冷静に)言い切れたら、私は感心する。
なお、阿修羅内にも低線量被爆の観点からホルミシス効果に批判的な論文を載せているから転載しましょうかね。
http://www.asyura2.com/11/genpatu12/msg/377.html
より
転載開始
これまでの概念をくつがえすバイスタンダー効果
これまで一貫して低線量被曝の危険性を訴えてきたジョン・ゴフマンは、「たった1個あるいは数個程度の放射線の飛跡でも、人間にがんを起こす」と主張してきた。このゴフマンの主張をはっきり証明し、またいままでの放射線影響の概念をくつがえすような現象がつぎつぎと明らかになってきている。
米国コロンビア大学のHei,T.K.らのグループは顕微鏡で位置合わせをしたうえで、ねらいを定めた細胞に望みの数のアルファ粒子を当てることができるマイクロビーム装置を使って、ハムスター卵巣細胞CHO-K1の中にヒト1番染色体を入れた細胞核にアルファ粒子を照射した。1個当たっただけで20%の細胞は死に、生き残った細胞にも変異が起こることを初めて証明した(Proceeding National Academy of Science,USA,94,3765-3770,1996)。
同グループは同じように細胞質にもアルファ粒子を照射し、細胞が変異することを明らかにした(Proceeding National Academy of Science,USA,96,4959-4964,1999)。細胞質に放射線が当たって死ぬ細胞は少ないので放射線の影響は変異として残り、細胞核に当たるよりもっと危険であるとも言える。
これまでは細胞の中に標的を想定して、ここに放射線という「弾丸」が命中することで細胞が死にいたるという考え方がされてきた。しかし、この「標的理論」はくつがえされ、照射された細胞の近くにある照射されていない細胞にも被曝の情報が伝わることが明らかになったのだ。これらの現象は「バイスタンダー(Bystander)効果」と総称されるようになった。どのようにしてこんな現象が起こるのかというメカニズムや、なにを媒体としているのかはまだ解明されていない。
安全量は存在しない
この効果は、アルファ線に限らずエックス線などでも起こり、線量効果(細胞あたりのヒットの数と生物に対する影響の対応関係)も認められている。また、放射線照射した細胞培養液で処理した場合、照射されていない細胞の細胞死が増すという報告(Mothersill C.ら,Int J Radiat Biol.72,597-606,1997)も出てきて、細胞以外の標的もバイスタンダー効果が起きるひきがねとなる可能性も示された。
これら一連の結果は、放射線で遺伝子が直接傷つけられなくても、細胞に突然変異や発がんが起きる可能性があることを明らかにした。細胞と個体とは直接的には結びつかないにしても、線量が低いからがんにはならないなどとは、まったく言えないことを示している。
これまで、原子力発電所や再処理工場周辺でがんや白血病が発生したとき、「こんなに低い被曝線量ではがんや白血病は起こり得ない」と放射線被曝との因果関係を否定され続けてきたが、どんなに線量は低くてもがんや白血病を発生する可能性があるのだ。
中略
ホルミシス効果を強調したかたよった議論
もうひとつ低線量放射線分科会で、強く印象に残った委員の発言がある。「かつて『アルファ粒子1個でも突然変異を起こす』という研究にもとづく報告をしたところ、原子力安全研究協会からクレームがついた」というのだ。
低線量の生体影響の研究でも、低線量被曝はむしろ健康にいいんだという「放射線ホルミシス」のような研究は電力会社などからもてはやされ、新聞や雑誌などでも特集が組まれ大々的に宣伝されてきた。それに対し、危険性が高いことを示す研究に対しては、研究報告することにも圧力がかけられることもあるという実態が垣間見えた。
9月25日、電力中央研究所低線量放射線研究センターの主催で、「低線量生物影響研究と放射線防護の接点を求めて」をテーマとする国際シンポジウムが開かれた。ICRP第1委員会委員長のロジャー・コックス氏、チョークリバー研究所(カナダ)のロナルド・ミッチェル氏、大阪大学医学部の野村大成氏、丹羽太貫氏、松原純子氏、長崎大学の渡邊正己氏、電力中央研究所の酒井一夫氏らが講演をした。
その後の電力中央研究所名誉研究顧問の田ノ岡宏氏が座長となり行なわれた総合討論は「低線量放射線は生体に対しプラスかマイナスか?」、クイズと称して「よい影響、悪い影響、どっちが多い?」を問うことに終始したひどいものだった。真剣に研究に取り組んでいる科学者からは「そういう質問には答えにくい。確かに応答はあるけれど、すべての場合に防護作用が働くと錯覚しまうことは危険だ」、「基本的にはわからない。免疫機能は高まっても、なぜそうなるかが究明されなくてはならない」などの発言があった。各講演ではさまざまな問題提起がなされた。しかし、座長の田ノ岡氏はそれらの内容を踏まえることなく、放射線ホルミシス効果を支持する姿勢を前面に押し出すだけで、まじめに研究に取り組んでいる科学者に対してはとても失礼な態度だったと思う。
先に述べた低線量放射線影響分科会では、これまでに放射線ホルミシス効果などがあまりにも強調されすぎてきたことへの反省の上に立った議論だった。現象として見つけただけではだめで、その機構についてちゃんと解明しなければ確かなことは言えないはずだ。
そして、バイスタンダー効果などを考えると、より安全側に立たなければならないことは明らかだ。
放射線のリスクやその評価の問題は、専門外の人や一般市民にとってわかりにくい。専門家はわかりやすく解説し伝えるという努力をもっとしてもらいたい。
また、市民にとっても非常に重要な問題なので、情報は市民に積極的に公開し、市民もまじえた議論の枠組みを作ることがぜひ必要だと思う。
転載終了
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