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新ベンチャー革命2012年5月23日 No.583
タイトル:2012年5月19日の千葉県北西部緊急断水事件:放射能隠しと疑われている政府・自治体は徹底的に真相究明すべき
1.2012年5月19日の千葉県北西部広域断水事件の謎
本ブログ(注1)にて千葉県北西部の広域断水問題を取り上げましたが、それと関連する記事が日刊ゲンダイに登場しています(注2)。
本ブログと日刊ゲンダイ記事は両者、政府や関連自治体水道局が真相を隠しているのではないかとみなしている点において共通していますが、本ブログはケムトレイルを疑っているのに対し、日刊ゲンダイは放射能を疑っています。
日刊ゲンダイは水質汚染の専門家にインタビューしていますが、本ブログの見立て通り、広域に同時検出されたホルムアルデヒド汚染の発生源が特定できないのはおかしいという専門家見解です。本事件に関するマスコミ報道を信じれば、水道水殺菌工程で塩素と反応して基準値を超えるホルムアルデヒドを発生させる物質が利根川流域に広域に渡って検出されたことになるわけで、それだけの量が利根川に流されたら絶対に有害物質発生源は特定できるはずとのこと、筆者も同感です。
2.政府と関東北部自治体の放射能隠しか
日刊ゲンダイは、放射能検出隠しにホルムアルデヒド検出が偽装されたのではないかと疑っています。
2011年の3.11事件後、3月の20日前後に筆者の住む八千代市の水道水から基準値を超えるセシウムが検出されたことがあります。そのとき、放射能が検出された日の水道水の放射能検査結果が何日か経って発表されました。放射能検出が発表されたとき、われわれ八千代市民はすでに、その放射能汚染水を飲用していたのです、後の祭りでした。そこで、一部の市民が市役所に猛抗議しました。それに懲りたのか、八千代市ではその後、水道水の放射能数値をまったく発表していません。
そこで、この騒ぎ以来、我が家では八千代の水道水を一切飲まないようにしていますが、年がら年じゅう、重いペットボトルの購入をやっていて運搬が大変です。それでも、八千代のレストランなどで使用されている水は水道水でしょうから、放射能汚染された可能性のある水道水をまったく飲まない訳には行きません、ここ八千代に住んでいる限りは・・・。
千葉県北西部の各自治体も八千代市と同様の経験をしているでしょうから、今回、検出されたのがほんとうは放射能だったのであれば、真実を発表すると大騒ぎになるので、自治体として隠したくなるはずです。
ところで、一ヶ月くらい前、どこかのテレビ局が利根川流域か江戸川流域かの取水場を取材し、放射能が検出されていないことを報道していました。しかしながら、山間部の雪解け水や先日多発した関東北部のゲリラ豪雨の排水が利根川に流れ、利根川取水場の取水の放射能濃度が上昇したのではないかと疑う日刊ゲンダイ記事は確かに迫真性が高いと言えます。
3.なぜ、利根川だけが汚染されたのか
本ブログ(注1)において、日刊ゲンダイと異なり、当初から放射能隠しをまったく疑わなかったのですが、その理由は、もし利根川水に放射能汚染があったのなら、東日本すべての河川で同様の被害が出ているはずだからです。
雪解け水やゲリラ豪雨排水による河川水の放射能汚染数値の急上昇であるなら、利根川以外の東日本すべての河川水で同様の現象が観察されるはずで、これは到底、隠しようがありません。
政府自治体がいくら隠しても、河川水なら民間レベルでいくらでも放射能検査はできますから。
さて本ブログの見方では、ホルムアルデヒドを発生させる化学物質は関東北部広域に渡って存在し、雨水排水に溶けて多方面から広域に利根川に流れ込んだとみなしています。もし、この化学物質が東電福島原発事故由来の放射性物質なら、上記の関東地域取水場へのテレビ局取材で明らかなように、今では、関東地域の取水場で放射能対策が行われており、すでに安全レベルまでろ過できています。さらに、利根川以外からも放射性物質が検出されているはずですが、今のところ、利根川支流水域以外での取水場では断水騒動に至っていません。ちなみに、断水のなかった茨城県では霞ケ浦から取水しているそうです。
4.政府と関連自治体は何か隠しているのか?
今回の事件の特徴は、利根川流域のどこか一箇所に有害化学物質の汚染源があって、そこから漏れたのではないということです。マスコミ報道によれば、当局は塩素と反応してホルムアルデヒドを発生させるヘキサメチレンテトラミンを扱っている高崎市地域の利根川流域の化学工場の排水口付近の河川水をすでに検査しているようです、当然ながら。その検査によれば、工場排水口近辺の汚染濃度は確かに高いようですが、ちょっと離れた場所ではすぐに、汚染濃度は急速に薄まるようです。筆者の思ったとおりです。
上記、日刊ゲンダイ記事に書かれているように、化学工場が大事故で有毒物質がすべて河川に流出しないかぎり、下流にて広域断水に至る汚染濃度にはならないのです。この専門家の意見はもっともだと思いますから、何者かが化学テロをやって、利根川のどこからか大量の汚染物質をばら撒いたというのも非現実的です。
にもかかわらず、発生源が特定できないと平気で発表する関連自治体水道局は国民をなめているのではないでしょうか。
5.われら国民は断水事件の発生源を徹底的に究明するよう要求すべき
政府も関連自治体も発生源が特定できないなどと言って、このまま、国民を煙に巻くつもりでしょうか、それなら、われら国民はこの問題を忘れず、ずっと関心を持ち続けるべきです。
もしこのままウヤムヤにされたら、関東地域の水道水は怖くて飲めません。政府や自治体水道局は今回の断水事件の汚染発生源を徹底的に究明すべきです。
そして、日刊ゲンダイにて、放射能隠し疑惑が記事になった以上、その疑いについて、国民に説明すべきです。
なお、本ブログでは、この断水事件は放射能隠しではないと考えます、
注1:本ブログNo.582『関東北部利根川支流からの有害化学物質検出の怪:ケムトレイルか』2012年5月23日
http://blogs.yahoo.co.jp/hisa_yamamot/29422900.html
注2:日刊ゲンダイ“ホルムアルデヒド隠しは「セシウム隠し」の謀略か”2012年5月22日(「日々坦々」資料ブログ)
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-5849.html
ベンチャー革命投稿の過去ログ
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Oakland/1386/melma.htm
テックベンチャー投稿の過去ログ
http://www.elmstadt.com/news/techventure.html
http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-PaloAlto/8285/column-top.html
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