http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/732.html
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アメリカを始め全世界で大評判の映画の[thrive]は、トーラスという円環体の持つ絶大な威力によって全てが統一され、それが宇宙における支配理論を表しているという仮説に基づき、地球を支配している奥の院の野望のために、人類が豊かになれず不幸に陥っていると論じている。このトーラスが神聖比率のフィボナッチ数列に由来して、宇宙の統一理論だという仮説でアインシュタインの相対性理論を批判した日本人がいた。それはアメリカに住む藤原肇という石油会社の経営者で、地質学で理学博士を持つ風変わりな人物であり、日本の政治について多くの著作まで持っている。中には日本のゾンビ政治なる英語の本まで出し、世界では注目を集めているということらしいが、それがこの映画を作ったギャンブル氏にヒントを与えたという噂がある。
そうした情報が早耳の船井総研に伝わった結果として、円環体のトーラスの持つ意味についての研究が試みられて、昨年からトーラスに関連した記事の連載が始まり、その最後を飾る形で藤原博士の論文が日本語訳されたが、編集部によって注釈も書き加えられている。
http://fujiwaraha01.web.fc2.com/fujiwara/article/funai201204.html
この記事が同時に重要な役割を演じているらしいことは、この論文がアインシュタインの相対性理論を部分化して、これまで無視されていたものに幽霊層の場と名づけ、光速を超えた領域を含む統一の場を扱い、何か革命的な理論になっているということらしい。英語で発表されたことにより日本ではこの論文は知られなかったが、月刊フナイによる翻訳の実現により、十三年ぶりにその存在が知られるようになったということだ。藤原博士のホームページ「宇宙巡礼」の掲示板によれば、この論文の発表後により完成度の高いものとして、国際会議で発表したものが「生命知の殿堂」という本に資料として収録され、「二十一世紀型の高次元発想へのアプローチと人材育成のノウハウ」と四八病されていたのに、それに気づいた日本人はいなかったと書いてあったのを読んで驚いた。その記事を貼り付けておく。
<貼り付け>
112 名前:藤原肇 投稿日: 2012/03/29(木) 00:00:02 「月刊・ザ・フナイ」の四月号に13年前に書いた英文記事の翻訳が、編集部によって解説を加えた形で掲載され、日本の読者に日本文として紹介され掲載になったものが届いた。
これが「宇宙巡礼」で読めるには後一か月以上かかるが、一刻も早く読みたい人は「論文」の英語版で読むか、雑誌を入手することで問題は解決する。
ただ、最後のところに追加した「縁起」の部分についての記述は、以下に張り付けておくので、私が考えている現時点における伝えたいメッセージとして、その内容をエンジョイしていただけたらと思う。
【縁起】……ところで、この論文が掲載されたIEEU(国際地球環境大学)の紀要は、全世界の一流大学の図書館を始め、ノーベル賞受賞者たちに送られたので、読んだ人もきっと多いに違いない。だが、日本語訳が未だなかったために、日本人はその存在を知らない。だから、編集部が挑戦して試みた日本語訳を読んで、より若い世代の日本人の中から、より良い論文を書く人が現れて、新仮説の輩出に役立てば嬉しい限りだ。
奥義を解説するような仕事は、若い世代に属す人がやることであり、馬齢を重ねた私の出る幕ではなく、乗り越えの踏み石になるだけで満足だ。ただ、この論文には数少ないが引用論文があり、『賢者の石 The Philosopher's Stone』、『天才 Genius』、『関係性について Talking about Relativity』などの著書は、解説書として古典的な存在だ。だから、物理学や数学の専門家が翻訳や監修を試みた、日本語訳の本が出ているはずだ。
しかも、専門用語や論証の記述の訳に当たり、本来それらを参照することが、国際的な礼儀でもあるので、そういった配慮をされたらよい。
蛇足かも知れないが、この論文を書いた後で行われた、2000年1月の台湾における会議での講演で、この考え方を更に発展させて、「21 世紀型の高次元発想へのアプローチと人材育成のノウハウ」と 題したものを発表した。これは中国語に訳され配布されたが、私の著書の読者たちが運営している「宇宙巡礼」という名のホームページで、アーカイブに相当する「記事」の欄に、その草稿を密かに埋め込んだ。
ところが、それをヒカルランドの小暮周吾さんが発掘して、『生命知の殿堂』の巻末に、「資料」として付けてしまった。そのため、「ホロコスミクス Holocosmics」の筆者の手による、日本語による記述に近い形のものが、『生命知の殿堂』の中に存在している。
秘伝に属すものは教えられるのではなく、自ら発見して知るべきだと考える私は、50 年くらい後に見つける人が出たら、それで良いと密かに思っていた。だが、この目もく論ろ見みは見事にはずれ、小暮さんの着眼の良さのために、謎解きのヒントが公表されたので、トーラスの秘密のベールが剥はがれた。
それをいち早く読み取っていれば、「ユウレカ!! 」の快楽を満喫できるのに、多くの人は『生命知の殿堂』を読まず、カミトロニクス(※ 20 )の威力も知らないから、教えられてから気づくので遅れを取る。要するに、日本人は幾らヒントが目の前にあっても、想像力が閃ひらめく回路が眠っていて、どうしても後追いばかりで開拓者になれない。それが発信より受信に満足し、翻訳文化が殷賑を極める時代精神を生み、舶来崇拝から脱却できないのだ。
「フェルマーの最終定理」に挑んだ時に、「谷山・志村予想」を生んだ日本だが、漢字も読めない男が首相を名乗り、泥ど鰌じょうのノウミソが首相の椅子に座る時代だ。テレビがお笑い番組を垂れ流し、学生の思考能力が急速に劣化して、知的怠慢が支配しているために、日本人は『スライヴ Thrive』のような作品も作れず、教えられて知る国になり果てた。
東京も大阪も思考力が限りなく点に近い、アーカイックな頭脳の首長に率いられて、「日の丸」の前での硬直を美と錯覚し、イニシエーションの儀式を狂いの場にしている。歴史を古層に遡そ行こうするのではなく、帝王学である幾何の発想に習熟すれば、円は球に転換して力の湧出を生み、日本人は世界に雄飛できるというのに……。
トーラスを透視し現状を乗り越えて、思考停止状態から自らを解き放てば、亡国日本から脱却の第一歩になるし、新しい地平が眼前に開くのである
日本には知的怠慢が蔓延している、というようなことを指摘されて悔しいが、謀略史観の本は本屋に山積みになっていても外国人の受け売りが多く、確かに[thrive]のようなものを作る日本人はいないことからして、思考停止状態だと言われても仕方がないということになる。ただそんな状況下にあるとはいえ一部の識者の中には、この本に注目して書評を挑みた人もいる。
<貼り付け>
http://booklog.jp/item/1/490502739X
情報誌「ストレイ・ドッグ」番外編
http://straydog.way-nifty.com/bangaihen/2011/07/post-8d99.html
2011年8月23日 (火)
<書評>「生命知の殿堂 現代医学と日本政治の病理を抉る!」(ヒカルランド、2200円税別)
著者の藤原肇氏は、地質学を専門とする理学博士だが、多国籍石油会社に勤務した後、世界各地でコンサルタントとして活躍した経歴をもつ。これまでに石油問題、国際政治論、日本論、さらには医学、生命論に関して数十冊の著作を発行してきた方だ。
その著者が、がんを患い、アメリカで手術した。それを契機に、「地球を患者として扱ってきた私だが、ガイアの健康診断と生体異常を見る視点で、人間や社会の健康と生理異常を観察すれば、どんな解釈と診断が生まれるか」(まえがき)と着想して書かれたのが本書である。
著者のいう“生命知”の視点から見ると、日米の医療(近代医学)の問題点や、がんに対する考え方の間違いが浮かび上がってくる。
著者はがんについてこう述べる。がんは、とりわけ高齢者にとっては「撲滅の対象ではなく共存の相手」。「『がん』の腫瘍が原因で命が奪われるケースよりは、抗ガン剤や化学療法の副作用をはじめ、免疫力の衰えで『日和見感染』で死亡するケースの方が、はるかに多い」と。
手術後、日本に帰国した著者は、政情不安の日本の病理を「輪環思考」で読み解き、「ゾンビ政治の病理に対しての防疫処理」を考える。ここでは政治評論家の 顔である。著者に言わせれば菅首相は、「トロイの木馬として民主党に送り込まれた、松下政経塾で奴隷思想を刷り込まれ、隠れネオコンの悪臭を周囲に撒き散 らす、買弁政治家たち」に囲まれている。菅首相自身も「セロトニン神経に異常を持つ政治家であり、指導性とは程遠い出世主義者である」と辛辣に評価され る。また福島第一原発の事故についても、「中曽根首相が全力をあげて推進した、核武装のための原子力発電政策により、日本列島を生き地獄にしたものであ り、3.11地震の悲劇は『中曽根大震災』と呼ぶべきものだ」と喝破する。
著者のような、環境と人間生活を侵害する「政治」に大胆にメスを入れるドクターが、今こそ求められているだろう。
政治的な評価については頷けるとはいえ、トーラスの問題に関しては看過しているのが惜しいのは、この本は多層構造で構成されていて、色んな角度から光を当てると多様な映像が浮かび上がるようになっているので、そう簡単に読みぬけないように仕掛けが施されている。だから、書評を商売にして飯を食ってきた立花隆や佐高信の程度の連中は、知識の底の浅さが馬脚を露呈するのを恐れて敬遠し、書評などする危険を回避してきたのだと言われている。日本人を相手にして商売して稼いでいる連中にとって、脱日本人として世界レベルで勝負する日本人の系譜に属す人は扱いづらく、南方熊楠、狩野亨吉、加藤周一、藤原肇などは黙殺するのが最良であり、その存在は知る人ぞ知るということになるのは当然かも知れない。
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