http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/608.html
Tweet |
ETCSLtranslation 英訳:オックスフォード大学: t.1.3.1 ETCSL homepage
古代シュメールの粘土版、タブレット1.3.1
http://etcsl.orinst.ox.ac.uk/cgi-bin/etcsl.cgi?text=t.1.3.1
Inana and Enki
イナナとエンキ
要訳:
イナナは「砂漠の冠」と「貴族の笏」を手にし旅に出る。(注:冠・笏は現代でも英国・エリザベス女王が使用)エンキの許可の元、天の小船で旅立つ。が、エンキの気が変わる。使者を使い、エンキはイナナに天の小船をエリドゥグの地に戻せと命令する。イナナは、何故エンキの気が変わったのかが理解できない・しない。エンキは使者を5度送り、場所を5度変え問答が繰り返される。そして、イナナは喜びの門へとたどり着く。
セグメントC
27-30. So it came about that Enki and Inana were drinking beer together in the abzu, and enjoying the taste of sweet wine. The bronze aga vessels were filled to the brim, and the two of them started a competition, drinking from the bronze vessels of Uraš.
approx. 35 lines missing
ブロンズ=青銅; 青銅器の時代の記述。「神々」の悪事と正義のぶつかり合いの時代。「神々」が戦争を引き起こし、都市を攻め滅ぼし、強奪を繰り返す。「神々」が悲しみを引き起こす。ライン1−5:セグメントD
10−13
聖なるイナナは父エンキからクラフト(技術・メ―ソンリー)を与えられる。エンキの「力」の名において。
大工の技術
銅鍛冶の技術
書記の技術
鍛冶の技術
革労働者の技術
fullerの技術(fullー布生地を綺麗ににし厚くすること)
建築の技術
reed技師の技術(reed-多種の茎の丈夫な植物を使い、編みかごなどを編む)
エンキは「我のabzuの名において」と繰り返し言う。ザッカライア・シッチンはabzuを「地球」と訳すが、何が根拠か?
セグメントF
1−13
But holy Inana had gathered up the divine powers and embarked onto the Boat of Heaven. The Boat of Heaven had already left the quay.
しかし、聖なるイナナは神の力を集め天の小船に乗ってしまった。天の小船はすでに岸壁を離れてしまった。
セグメントH
34−41
エンキは言う: The fifty giants of Eridug are to take the Boat of Heaven away from her!
エリドゥグの50の巨人達に彼女(イナナ)から天の小船を取り返させろ。(注:神々の階級では最高位がアヌの60、次がエンリルの50、そしてエンキの40と続く。ですから、ここで言う”50”は人数ではなく、エンリルを指しているのかも知れません。)
セグメントI
60−64
you have brought with you being on the move, you have brought with you being sedentary.
汝(イナナ)は遊牧生活(on the move)と農耕生活(sedentary)を持ちこんだ。(古代文明が突如花開いた謎)
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ60掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。