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@ ひふみ神示・春の巻・59帖 (抜粋)
『・・・支払い窓は金くれるところ、預け口は金とるところ。同じ銀行でも部分的には、逆さのことしてゐるでないか。・・・』
A 欧州金融危機の崩壊前夜
欧州金融危機は予断を許さない状況に陥っている。10月は何とか乗り越えられたが、今後も危機は延々と続くだろう。だが欧州だけの問題ではなく、アメリカ・中国・中東など世界中が繋がっており、どこかが破綻すれば「ドミノ倒し」のように全てが瓦解するのである。
B 世界の借金総額
2008年の「リーマンショック」で騒がれたときには、世界の「焦げ付いた借金・サブプライムローン」が数京円あるといわれたが、それは借金総額であり、純粋な負債金額ではない。
(たとえば実体経済での負債(借金)の場合には、AがBに100万円貸して、それをCに貸して、更にDに貸した場合には、借金総額は300万円になるが、純粋な負債金額はAが貸した100万円分だけであり、Dが100万円を返済すれば、債権債務は全て連鎖的に消滅する)。
また、世界の個人の金融資産は、日本人で1400兆円である。アメリカ人の個人の金融資産は現状4500兆円くらいといわれる(金額は未確認であるが2007年や2008年頃にはアメリカバブルの最中であり、円換算するとアメリカ人は6000兆円とか7000兆円とかの説もあった)。
それらに欧州・中国・ロシア・中東など全てを合計しても1京円あるかないかであり、投資に個人資産全てを投じたわけではないから多くても数千兆円程度ではないだろうか。
C 日本の不動産バブルと金融危機の構図 (★用いた金額は適当であり事実ではない)
@ 初めに不動産バブルが発生して地価が上昇すると、銀行の有り余った「資金」を、150兆円の評価額をつけた土地建物を「抵当」にとって、土地所有者に100兆円を貸し付けた。
A ところが不動産バブルが崩壊すると、抵当にとった「本来十分であったはず」の担保不動産が150兆円の評価額から50兆円の実質価値に目減りしてしまった。
金を借りた事業者は経営が行き詰まり、借金の返済が出来なくなった。通常なら担保不動産を「強制競売」にかけて換金出来るが、不動産の買い手が見つからない状況に陥った。
更に悪いことには、誰かが競売にかけると周辺地価全体の「値崩れ」を誘発する悪循環に陥る。そうなると銀行が取った担保不動産全体の評価額が更に目減りしてしまい、銀行のバランスシートの悪化に拍車をかけることになる。(つまり悪循環の無限連鎖に陥る)。
そして、銀行の経営に不信感を抱いた預金者が次々に預金を引き出すことになり、銀行は「冷や汗」をかきながら資金を集め、「平静」を装って預金の引き出しに応じることになる。
(預金者の100兆円は不動産向けに融資したから、金庫の中は「空っぽ」であり、貸し付けたお金は不動産に化けてしまい、なおかつ売却しても50兆円しか戻ってこないから、現実に50兆円足らなくなったのである。(消えた50兆円は各地主・各給料・各設備などに流れた)。
B そして恐れていたとおり、1997年の金融危機で、いくつかの銀行が倒産したのである。
D 欧州金融危機は「日本バブル」を世界版に拡大したものである。これから日本がたどった道を世界が歩むことになるだろう。「どうにもならない」のである。終わるのである。全てが。
★ 知恵ある者は知恵を出して生き残れ。そして「覚悟」の言葉を胸に、強く生きてゆけ。
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