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@ 初めから滅亡することが決定されていた「ヘブライの王国」
旧約聖書・申命記・31章16節を中心とした各文に、イスラエルの民がパレスチナ地方に王国を築くが、やがて滅亡することが「予言」として記されている。
解説すると、指導者モーゼに率いられたイスラエルの民は、エジプトを脱出してシナイ半島に苦節の年月を過ごし、念願かなって「約束の地」に入ろうとした。
その直前に、モーゼは老齢のために死期が迫ったので、(神は)後継者にヨシュアを立てた。そしてモーゼとヨシュアの二人は神の啓示を聞かされた。
それは、『イスラエルの民は、パレスチナ地方に入って王国を築くが、やがて神ヤハウェから離れて、異教の神々ダゴン・アシラなどを崇拝するようになる。それによって神ヤハウェがイスラエルの民から離れるゆえに、「ヘブライの王国」が滅亡する』というものである。
(モーゼとヨシュアは神の啓示によって、「ヘブライの王国」が建国された後に滅亡することを、事前に知らされた。二人は心の中で泣きながらイスラエルの民を導いたことであろう)。
A なぜヘブライの王国は滅亡したのか
それは、ダゴン神やアシラ神など異教の神々を崇拝したからである。
神ヤハウェは優しい神であり、イスラエルの人々を、こよなく愛した。どれほどイスラエルの人々が挫(くじ)けても、弱音を吐いても、決して見捨てることはなかった。だが、自分を離れて異教の神々を崇拝することだけは許さなかった。
また、「日月星辰」を崇拝することも禁じた。それは、日月星辰は神が創ったものであり、神ではないからである。
(現代的に解釈するなら、日月星辰は宇宙人・知的生命体によって天空に描かれた人間の教育用の「コンピュータ・グラフィック」であり虚像だからである。そのようなものを神などとして信仰させるのは、進化のための教育方針に大きく逸脱するからである)。
B イスラエルと日本の運命の二重性
イスラエルと日本は「双子」であり「裏と表」の関係である。したがってイスラエルと同じ運命をたどることが既定されているのである。
古代のイスラエルの歴史を検証すれば、
カルデアのウルを出発したアブラハムの家族はカナン(パレスチナ地方)に入ったが、やがて子孫がエジプトに入って(奴隷的な境遇であったが)民族を大きく増やした。
(エジプトに移住したときの人数は70人だったとされる(創世記・46章27節)。だが400年後に(創世記・15章13節)、「出エジプト」でシナイ半島の荒野で人口調査が行われたときに、レビ族を除く20歳以上の成人男子の「兵力」が60万人くらいだったから、老若男女の総人口は200万人を超えていたものと推測される(民数記・1章)。
そして、「約束の地」に王国を築いたが、やがて神ヤハウェを忘れて滅亡した。
日本の歴史に当てはめれば、
パレスチナ地方を追われた「亡国の民」は中国に入って子孫を結集させ人口を増やした。そして朝鮮半島や対馬に集結し、大軍で北九州に入り「約束の地」日本で王国を築いた。
だが、「亡国の遺民」たちは、神を離れ忘れたために、神に滅ぼされることになるだろう。
★ 今回は残された時間の都合により、日本が(アジア版)アッシリアに滅ぼされるか、「アッシリア編」を省略して「日本列島の沈没」でフィナーレになるかは分からない。
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