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@ ヘブライ王国
古代オリエントのパレスチナ地方に「ヘブライ王国」があった。後に分裂して「北朝イスラエル王国」と「南朝ユダヤ王国」に分かれて、最後は両者共に滅亡した。
A 神に導かれたイスラエルの人々
イスラエルの人々の直接の始祖であるアブラハムは、(神の啓示を受けて)元シュメールの都市国家の一つ「カルデアのウル」から「約束の地」に向けて旅立った(創世記・12・1)。
子孫たちはエジプトに暮らしたが、(神の啓示を受けた)モーゼに率いられて「約束の地」に至り、やがて強大なヘブライ王国を築き、ダビデやソロモンなどの英雄を輩出した。
B 中途半端なヘブライ王国の領土の謎
ヘブライ王国の広さは、大雑把に見て日本の半分くらいの広さしかなかった。
ここで一つの疑問が生じた。 『なぜ小さな国なのか』。
たとえば、アレキサンダー大王は一代の、わずか10年くらいの間にギリシア・エジプトからインドに至るまでの大帝国を築いている。
アレキサンダーでもこれだけの大帝国を築いたのに、「全知全能」であるヤハウェに導かれながら「ちっぽけ」な領土しか獲得出来なかったのは不自然である。
神ヤハウェはエジプトで数々の奇跡を行い、「出エジプト」では海を二つに分けてイスラエルの人々を導くほど強力な神だったから、オリエント全体の征服などは簡単なはずだ。
だから、なぜ、イスラエルの人々に全世界を与えなかったのか、と疑問に思うのである。
C 神は、イスラエルの人々に全世界を与えたくなかった
神ヤハウェはイスラエルの人々に大きな領土を与えたくなかったから、与えなかった。
それは、イスラエルの人々を分散したくなかった。広大な領土を与えると「十二部族」が分散し、互いに争いあい、大帝国の分裂と共に離散消滅してしまう原因になったからである。
だから、他国からの侵略を防げるだけの領土を与えて、十二部族を結束させたままで保持し、やがて王国の滅亡とともに「新たな天地」に導くためであった。
新たな天地とは、日本のことである。
D 全ては仕組まれている
日本からシュメールへ、シュメールからパレスチナへ、そして再びパレスチナから日本へ。全ては神の計画であり、歴史の全ては仕組まれている。歴史に偶然など無いのである。
E 終わりに
神ヤハウェは誰よりも厳しい神だったが、誰よりも優しい神だった。たとえどんなに、イスラエルの民が弱音を吐いても決して見捨てなかった。だが「浮気」だけは許さなかった。
★ 神を信じる限り、どんなに愚かで悪人だろうとも、一筋の「光明」が与えられるであろう。
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