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年金ちょろまかすならもう国ではない
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年金とは日本国民がその職に身命を捧げて国家の繁栄を築き、正しく税金を納めることによって国家収入を支えてきた見返りに、老後その生活を保障され、仕事一途だった人生にゆとりと潤いを与えてくれる性質のものである。その支給額は国民の各世代が集団として納めてきた税金額に相応して決められるので、本来その原資は確保されており、もし運用益があればそれに応じて上乗せがなされるべきものである。かくなる貴重な年金は、目的に見合った穏当な運用が為されていなければならず、仮に運用に失敗して原資に傷がついたならば、政府はその規模を公表し、責任者を厳罰に処さねばならない。ところが現実問題として年金基金は、外国勢が日本企業の株価を買叩いて買収しようとした際に、運用の名目で株価防衛の為に利用され、その投入される金額と損切り等に関する内部規定をイルミーの糸から逐次報告を受けている外国勢は、思うがままにそれを株式運用益の形で手にしていった。つまりイルミーでない政府関係者が、企業群を守るために貴重な年金基金に手をつけるのを幸い、盗聴によって相場の主導権を握るイルミーがそれをほしいままにしたのである。そうして失われた10年が終わってしばらくした2004年、社会保険庁が年金帳簿を改竄して、国民に対して広く年金支給額をピンハネしていた事実が明らかになった。それに加え、社会保険事務所が自分たちに対してのみ国民年金保険料を不正免除していたり、酷い場合は着服している事例が明らかになるに及んで、国民はその杜撰さに呆れ、自民党主導の行政に対する信頼を根本から喪失した。そして2009年の政権交代が実現し、国民は先の大戦以来60年間信頼してきた自民党に見切りをつけたのである。これはイルミーの目から見て、笑いが止まらない展開であった。イルミーは自民党にも触手を伸ばしているが、実務を担う政権与党に浸透するよりも遊んでいる野党に浸透する方が容易いのは言うまでもなく、実際そうなっている。連中は官僚組織に浸透した糸の働きで、日本人の貴重な年金をマネーゲームによって奪い取り、同時に社会保険庁を腐敗させてそのモラルをずたずたにした。何故そうしたか?それはマネーゲームで兆単位の金を奪った自分たちの罪を隠し、それを億単位の金を盗んだ社会保険庁職員の咎だと日本国民に認識させるためである。そのために、傘下に収めているマスコミが総動員され、社会保険庁を叩かしめて国民に怒りのエネルギーを蓄積させた。そして民主党の大躍進である。哀れ自民党と民主党は今やイルミーの双頭の蛇の頭であるとは知らない日本国民は、自民党に怒る余りまだ民族的な政治家も含むその集団に見切りをつけ、イルミー一色に染められた民主党に投票するという致命的な愚を犯した。怒れる国民は、糞入りのカレーなど食っていられるかとばかりに、放射能入りのカレーライスに手をつけてしまったのである。糞は不快であっても死にはしなかったのに、放射能を選んだのでは日本国民の面前に死がちらつき始めた。さて本日19時のNHKニュースは、年金の支給開始年齢をさらに遅らせることを政府が審議していると報じた。そして支給開始年齢を65歳にする案と、68歳にする案が示されたのだが、当然65歳がよいですねと言わんばかりである。なんとも酷く馬鹿にされたものだ。民主党は自分たちの傘下企業や団体には兆単位で金をばら撒いていながら、国民には年金基金が危機だと嘯いている。だが財政の肥大に歯止めをかけることが出来ない民主党であれば、年金基金もドンと突出させて国民に完全な額を60歳から支給すればよいではないか。日本人男性の平均寿命は74歳だが、68歳から年金を支給されて、一体いかなる余生を充実できるというのか?年金支給開始年齢は動かせるものではなく、動かすことは金を盗むことと同じである。盗っ人ならばそれはもう国ではない。<1535>
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