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日本書紀「改新の詔」に異説が存在する。(多くの詔は、大宝律令によるが、残証拠は養老令)
トンでも説だが、私はあえて条文と比較してみた。結果、なかなか興味深い。
だからと言って、古代にユダヤ人による日本建設があったなどと思っていいない。
では、スタート
例の失われた10部族伝説。ヨセフ・アイデルバーグは、そのうちのある部族が日本に来て、日本国建設の原動力になったと信じ、人生の後半生をその探求に注いだ。
私は、それはないと思うが、「日本書紀」というのは、さまざまな書物・古典からの引用が多いのは周知の事実。
だから、聖書・およびユダヤ教の書物からの引用も排除しない。実際、唐では、太秦景教の大流行を八世紀に迎えている。ローマから伝わったキリスト教のことである。
ただ、改新の詔は、量が多いので、ヨセフの指摘は、一部になります。
では、ヨセフの指摘に沿って、比較してみましょう。
1大化の改新の始まり 旧約聖書レビ記23章:24
「イスラエルの人々に言いなさい、『七月一日をあなたがたの安息の日とし、ラッパを吹き鳴らして記念する聖会としなければならない。
*実はユダヤ歴では、新年の始まりの日(ヨセフ)
大化の改新の始まりは、旧暦の7月一日が始まり。
《大化元年(六四五)七月戊辰【二】》◆大化元年秋七月丁卯朔戊辰。(朔=1日が大化の始まり)
祭鎮神祗(天地を鎮守する祭り)
レビ記23章:34
「イスラエルの人々に言いなさい、『その七月の十五日は仮庵の祭である。七日の間、主の前にそれを守らなければならない」。
ユダヤ歴7月14日の夕方から「仮庵の祭り」が始まる。仮庵の祭りでは神に供える捧げものが用意される。(ヨセフ)
「日本書紀」(なによりも)まず(天)神(地)祗を祭り鎮め、その後に、政治を議るのがよいでしょう。…尾張国・美濃国に神に供える幣(布)を課した。
《大化元年(六四五)七月庚辰【十四】》◆庚辰。蘇我石川麻呂大臣奏曰。先以祭鎮神祗。然後応議政事。是日。遣倭漢直比羅夫於尾張国。忌部首子麻呂於美濃国。課供神之幣。
男女の法(奴隷に関する法)
出エジプト記21:2あなたがヘブルびとである奴隷を買う時は、六年のあいだ仕えさせ、七年目には無償で自由の身として去らせなければならない。
:3彼がもし独身できたならば、独身で去らなければならない。もし妻を持っていたならば、その妻は彼と共に去らなければならない。
:4もしその主人が彼に妻を与えて、彼に男の子また女の子を産んだならば、妻とその子供は主人のものとなり、彼は独身で去らなければならない。
「日本書紀」
また、男女の法は、良(民)の男と良(民)の女が生んだ子は、その父に配(属)せよ。
良(民)の男が奴婢をめとって、生んだ子は、、その母に配(属)せよ。
良(民)の女がぬ奴に嫁いで生んだ子は、その父に配属せよ。両家にわたる奴婢とが生んだ子は、その母に配(属)せよ。
寺家の仕・丁の子は、良人の法に準ずる。(雑役夫)
《大化元年(六四五)八月庚子【五】》◆八月丙申朔庚子。・・・・又男女之法者。良男良女共所生子配其父。若良男娶婢所生子配其母。若良女嫁奴所生子配其父。若両家奴婢所生子配其母。若寺家仕丁之子者。如良人法。若別入奴婢法。如奴婢法。今克見人為制之始。
いかがでしょう、似ているといえばにていますね。続きをお楽しみに・・・・
参考図書
久保有政 訳 日本書紀と日本語のユダヤ起源 故 ヨセフアイデルバーグ
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