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ゆでがえる
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http://amagaeru.blogzine.jp/blog/cat7424399/
アメリカのアパート♯1の部屋はスミト通りに面しているが、通りの向い側にも別のアパートがあってそこの通り側の角の部屋を僕はいつも警戒していた。その部屋の窓にはブラインドが下がっているのだが、その具合が通りを覗き見するのにちょうどよく、我が家の動きを監視している者がそこに住んでいる可能性が高いと思っていたからだ。ある日通りに出てみると、その注意していた一階の部屋の隣の部屋が丸焼けになっており、家財道具一式が無造作に外に放置されていた。家人の身に何かあったのか?近所なので知りたくてしようがないが、通行人に聞いても皆何も知らないという。住人が角の部屋の何かを知ったが故のとばっちりを受けたのなら僕と関係のある事件だ。しかしサンフランシスコ・クロニクルのような地元紙を見ても、それについてたった1行のコメントすらない。アメリカではこのように事件があっても報道されないことが普通で、一般人は詳細を知る術がないのだ。もし日本で自分の身の回りの事件が何も報じられなかったらどれ程気味が悪いか想像して貰いたい。アメリカでもかつて報道が市民の味方であった時代があった。日本でも昔なら株価の動向一つにしても沢山の意見が報じられており、中には重要企業の動向について金になる情報も報じられていた。今や新聞にせよ何にせよ、金になる報道は完全に封じられている。アメリカのマスコミが特殊なのではない。緩やかに物事が悪い方に変化していくと人はそれに順応していくのだ。ゆでがえるという言葉がある。イル・ミーはアジェンダという邪悪な大方針を立ててそれを実行していくが、決して焦ることはない。彼等は鍋の中にいるカエルの顔色をじっと見ながら、一度ずつゆっくりと温度を変えていく。人々は極めて不愉快だと思うけれども、怒りを爆発させるような目立った事件がないため我慢してそれに耐える。けれどもだんだん元気が無くなり、そのうち怒ることすらおっくうになる。日本も昔は政教分離などの議論がいつも白熱していたのが、今はどうであろう。アメリカでは例え子供が誘拐されてもニュースや新聞で報じられることは99%ない。そして親はアメリカの全ての家庭に毎日配達される顔写真入りのダイレクトメールに自分の子供の顔写真を掲載してもらう為、お金を払うのである。<0331>
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