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合議制とは皆で話し合って決めるということだ。日本は合議制なので意志決定が遅く、重要な問題が先送りとなり、一方西洋は民主的に選出されたリーダーに全てを任せるので意志決定が早く、状況に応じて臨機応変な対応が出来ると人は考えがちだ。確かにリーダーは必要だと思う。しかし合議制というシステムは実は高いポテンシャルを持っているんだ。合議制の弱点はメンバーの中に卑怯な奴が1人いると全てぶち壊しになるということ。影で根回しをしたり、自分の意見を出すのをリーダーが失敗するまで渋る奴がいたら、組織はおかしくなってしまう。卑怯な黒幕が合議制を影から操る方法を潜主制と言ったりするが、合議制は潜主制に取って変わられ易い宿命をもっている。昔ギリシアで文明が栄えた。アテネなどギリシア文明をリードした国は良い時代は合議制がちゃんと働いていた。しかし人がだんだん卑怯になると合議制は崩れ、文明の絶頂の後にシシリー島攻略失敗と疫病の流行という大崩壊がやってきた。人が人を尊敬し、お互いのよいところを全て生かそうとしたら集団は凄い力を発揮できる。日本もアマテルの昔はお互いに神と呼び合い尊敬しあって国を保ってきた。人々の愛の力が合わさると集団に大きな花が咲くんだ。その逆に、誰かが愛の力を卑怯さで利用しようとすると組織は腐っていく。プロ野球で、ある選手が優勝寸前なのに自分のミスで故意に試合を何度も潰し、結果ある監督の再任を阻止し、その翌年自分が監督に就任するのを見て僕は悲しい思いがした。卑怯さとは愛に寄生することだ。愛を尊ぶことが大切なのはもちろんだが、卑怯な偽善者にはっきりノーという勇気も愛を尊ぶのと同じだけ重要だと僕は思う。
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