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やがて迎える終焉
こんなことは書きたくないが、やはり、現在の状況が今後何年間か続けば、少なくとも日本社会は滅んでしまうと思う。幾つもの要素があるはずで、多分、僕が気がついていないものもかなりあり、非常に悲観的になるばかりだ。
それでも僕が気がついているものだけでもこうやって書いて、明らかにし、何らかの対策が取られていくことを期待したいと思う。
1.非常に大掛かりなマインドコントロールが行われていること。
正常性バイアスのようなものが非常に巧みに大掛かりに作られていると思う。その典型が、国債を国内消費しているからいくら財政赤字が多くなっても大丈夫だという話だ。アキレスと亀の話に似ていて、一種のパラドックスが仕込まれている。そしてそれだけではなくて、「これでいいんだ。納得しろ。考えるな」というような暗示が大掛かりに、多分、サブリミナル効果を使って多くの関係者にかけられているはずだと思う。僕がこの7月埼玉知事選で街頭演説した際も、後半、つまり、7月の20日過ぎぐらいから、急にいくら話をしても全く人々にメッセージが届く様子が無くなったがあれも多分そういったマインドコントロールがされたのだと思う。そして、こちらがより重要だが、福島第一原発事故に関連して、様々な形で、情報操作、マインドコントロールがされていると思う。事故原因について地震被害を除外することや、放射性物質による環境汚染をいろいろな形で少なく見せたり、今後起こるはずの原発震災に関連して有効な手立てをたてさせないとか、様々な手が打たれているように思う。
2.現実に事態が悪化していること。
財政赤字は既に1000兆円を超える規模にまでなっているし、地震国日本に50基以上の原子炉が建てられてしまったし、福島第一原発によって少なくとも関東から東北地方はかなりの放射性物質による汚染がされてしまった。サブリミナル効果を使ったマインドコントロールの手段である地デジ放送は全国的に稼働しているし、相変わらず入試や試験不正による背中にリモコン装置を付けられた人々は年間何十万という単位で増えつつある。
3.非常に大規模な投機をやる環境がまた作られつつある。
1985年のプラザ合意により日本で仕組まれたバブル景気とバブル崩壊は日本を舞台にして何兆円という投機をやるためだった。同様にサブプライムローン組み込み証券を使った詐欺もアメリカを舞台にした大掛かりな投機だった。そして、今また、世界中の通貨や株を使った投機が行われようとしている。時価会計やオペレーショナルリスクのBIS規制への組入れ、そして国際決済通貨のバスケット制はそう言ったことをにらんだものであり、現実に対処するためという側面だけでなく、大きな投機をするための環境がどんどんと整いつつある。投機資金へ国際的に税をかける仕組みを少なくとも作るべきだと思うが、あまり話は進展していない様子だ。
その他、その他、僕が上げることができるものだけで多分あと数十はある。多様に、ある意味それでいて組織だって、世界は劣化させられている。
ただ、希望がないわけではない。本来、今の状況は誰にとってもいいものでは本来ないからだ。基本的には強欲さがひとり歩きし、人間疎外の状況に陥っているわけで、それに多くの方が、特に、キーパーソンとなっている方たちが気がついて行けば、どうにかなる可能性はある。
それに、まあ、僕自身も、元気でいることが出来ていて、食べ物にひどく困っているわけでもない。だからいたずらに悲観するばかりではいけない。陽気に明るく、しかし、問題点からは逃げずに一日一日を過ごすことが大切だ。
*6月8日の記事「近づく戦争・テロ社会、これらの動きを止めるべきでは?」から一連番号を付しています。<<709>>
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