http://www.asyura2.com/11/bd60/msg/144.html
Tweet |
@ はじめに
地震の原因は『原子の崩壊』である。それを「宏観異常現象」に当てはめて検証する。
A ピエゾ効果・圧電効果の疑問
地震の原因を「プレートテクトニクス」に求める説がある。しかし様々な疑問点が浮上する。
@ 震源地がプレートの付近とは限らない。確かに、東北・関東・東海・南海・北陸・新潟などは関連性があるように見える。しかし、阪神(1995年・M 7.3 )・鳥取(1943年・M 7.2)・北丹後(1927年・M 7.3)などはプレート境界から少し遠ざかっている。
また、先日のアメリカ東部(2011年8月23日バージニア州・M5.8)などはプレートとは何の関連性も見当たらない。
A 圧電素子の疑問
圧電効果・ピエゾ効果を得るためには特定の岩盤を必要とする。一般的に圧電素子の材料には天然結晶、簡単にいえば「水晶」が用いられる。その他の天然結晶ではトパーズ・トルマリンなどが挙げられるが一般的ではない。
また、古来より「火打石・燧石」として用いられた材料としてはケイ素(Si・石英)の濃密なものが用いられた。
つまり、疑問を感じる点は、日本列島は結晶性の石英質岩盤で作られているわけではないから、どうすれば圧電効果・ピエゾ効果が得られるのかという点である。砂岩とか堆積岩や変成岩とかでその効果が得られるとでも言うのだろうか。
B 継続・連続しない疑問
一例を挙げると、地震雲の発生であるが、地震雲が発生しても数分間あるいは数十分間程度で消滅してしまい、その後の雲には現れないのは何故か。プレートの圧縮効果であるなら長期間の継続性・連続性が認められなければならない。
B 「原子の崩壊説」と宏観異常現象との関連性の考察
@ 謎の発光現象や「チェレンコフ光」との関連性について
阪神大震災の直前に謎の発光現象が目撃されている。また今年4月ごろにも仙台で謎の光の目撃例が報告されている。
これらの『謎の光』については「チェレンコフ光」ではないかとの指摘がなされている。チェレンコフ光は原子が崩壊するときに放出されとの説がある。
★ ゆえに、原子の崩壊説であれば『謎の発光現象』の説明がつくのである。
A ラドンの異常との関連性について
ラドンの異常から地震予知への応用が研究されているが、ラドンはラジウムの崩壊から生まれる気体という説がある。またラジウムはウランの崩壊から生成されるとの説がある。
つまり、ウラン → ラジウム → 鉛の順。 (「ラジウム系列」とか「ウラン系列」と呼ぶ)。
また、天然ウランは地中のマグマが冷却される過程において、(たとえば花崗岩の長石・石英・雲母が結晶化される過程において)、その結晶間に集積されるとの説がある。
★ ゆえに、原子の崩壊説であれば『ラドンの異常』の説明がつくのである。
B 地震雲との関連性について
実験的に作られた雲に電圧を印加すると地震雲のような特異な雲を形成出来るとの報告例がある。このように、圧電効果・ピエゾ効果と地震雲の関連性の研究がなされている。
ところが、放射線でも地震雲を形成出来るのではなかろうかとの指摘がある。つまり、放射線には電磁波の性質を持つものがある(X線・γ線)。また、粒子の性質を持つものもある(α 線・β線・中性子線)。また、原子や分子をイオン化させる働きもある(電離放射線)。
ここで、電子や陽子を粒子と考えるなら、放射線は電磁波・電子・陽子、あるいはイオンを放出する効果があるわけであるから、地震雲を形成することは十分に可能である。
★ ゆえに、原子の崩壊説であれば『地震雲』の説明がつくのである。
また同様に『椋平虹(むくひらにじ)』についても説明がつくように思われる。
W 動物の異常行動との関連性について
地震の前に蛇や昆虫などが地表に現れたとかナマズが暴れるとかの動物の異常行動については、原子の崩壊説であれば、前記に述べたとおり放射線による様々な「刺激」を与えることによって動物や昆虫などに異常行動をとらせることは十分に有り得ることである。
★ ゆえに、原子の崩壊説であれば『動物の異常行動』の説明がつくのである。
X 異臭の出現との関連性について
たとえば、イオウ臭がしたとか異臭がしたなどの報告例があるが、これらに対しては、塩素が中性子と反応すると硫黄に変化するのではないかとの説がある(真偽不明)。
塩素は原子番号17番であり硫黄は原子番号16番であるから理論的には可能であると考えられる。また、放射線を照射すると物質の臭いに変化が見られるとの報告もある。
(「放射線 照射臭」でGoogle参照)。
★ ゆえに、原子の崩壊説であれば『異臭の出現』の説明がつくのである。
Y 爆発音などの異音との関連性について
原子が崩壊すれば体積は増加する。素粒子を圧縮したものが原子であり、気体を圧縮したものが液体や固体であるから、様々なレベルにおいて拘束が解放されるのなら体積は増加する。急激な解放現象が「爆発音」などの異音を伴うことは十分に有り得ることである。
★ ゆえに、原子の崩壊説であれば『異音の出現』の説明がつくのである。
Z ハープの波形の乱れとの関連性について
Bで述べたとおり、放射線が電磁波・電子・陽子、あるいはイオンを放出する効果があるのなら、ハープの波形を形成することは十分に可能である。
★ ゆえに、原子の崩壊説であれば『ハープの波形』の説明がつくのである。
C 終わりに
原子の崩壊と地震の発生には連動性はない。つまり原子が崩壊したからといって「必ずしも」地震の発生とは結びつかない。(地震が起きない場合もあるのである)。
ゆえに、地震予知とは非常に困難な作業なのである。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > Ψ空耳の丘Ψ60掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。