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テレビでは津波の恐怖を盛んに伝えているが、地震と津波ではどちらが厄介だろう?
地震だけあって「津波の恐れはありません」の場合は度々あったし
三陸大津波では地震の揺れは全くなく、地球の裏側から津波が押し寄せた場合もある
しかしここでは一般的に、あい前後して襲ってくるものとして考える。
一般住民からすれば、津波のほうがはるかに厄介だろう
地震は家の下敷きを免れれば、あとは火を出さない限り何がしかの物は残るが
津波は一切の物を運び去り、あとにはほとんど何も残さない
復旧工事で、瓦礫の撤去だけは地震と津波両方ともに行なわなくてはならないが。
では、原発の場合はどちらがたちが悪いか?
津波は、あらかじめ高台に設置してあれば何の被害も及ぼさない
これは集落全部が、高台に移転していて無事だった例と重なる
万一冠水しても、コンクリートの建物は引き波によく耐えた。
非常用ディーゼルが冠水したのは、単に設計ミスだ
その前に、外部電源が停止している
この原因はどうやら地震らしい、という意見があるのだ
つまり最初の一撃は地震によって加えられ、命綱を津波が奪ったと。
地震の場合、どこに設置しようと前後左右上下の揺さぶられるのは同じだし
日本で地震のない地点などどこにもない。 それで安全性を確保するには
メチャクチャ強固にするか、揺れをかわす構造にするしかない。 しかし
地上何十階建てのビルのような「ヤナギ腰」の構造は、原発の建屋には不向きだろう。
では強固な建物を建てて、かなりの地震には耐えうるものとした、としよう
中の原子炉や配管設備それに配電設備もまた一緒に揺さぶられるのだが
これらは、みな歩調をあわせて揺れるのだろうか?
バラバラに揺れれば、接合面が持たないのではないだろうか?
もちろん、そのための補強にぬかりあるまい
しかしすべての補強が効果を発揮するかは、揺られてみないと分からない
一見「丈夫そうに見える」だけでは「猛犬注意!」の張り紙と同じだ
だからストレス・テストの「仮想」でもいいから「揺すってみろ」だったのではないのか。
今回に地震で、青森から茨城までの原発がすべて止まったらしいが
単に危険震度以上を感知したから自動停止した、だけなのか?
その後の女川原発の様子をテレビで見たが、遠く海側から撮影しただけだった
何事もなかったのなら敷地内に入って撮影してもよかったのに。
それから、敷地内に人影は見当たらなかった
復旧工事の作業員とかタンクを起こすクレーンとか、賑わっていて当然なのに
ところで、東海原発も緊急停止したんじゃあなかったかな
それで、その後の状況とか内部の様子をローカルテレビ局で放送したのかな?
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