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カネはアンティーク・コインにぶちこめ! [単行本]東洋経済新報社 (2012/4/27)
http://www.asyura2.com/10/yoi1/msg/200.html
投稿者 上野近く 日時 2012 年 5 月 23 日 21:51:26: MgQjRldqZ49w.
 

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4492732853/asyuracom-22

カネはアンティーク・コインにぶちこめ! [単行本] 加治 将一 (著)

10 人中、9人
富裕層ならありかも, 2012/5/2

yagorin
(トップ500レビュアー)
レビュー対象商品: カネはアンティーク・コインにぶちこめ! (単行本)
富裕層向けの投資指南。
コイン商をコンサルタントやバイヤーとして雇い、金に物を言わせて状態のいいコインを購入することができるほどの資金があれば、たしかにこの本で薦めている方法が有効かもしれないです。この本を読んでつくづく感じたことは、投資とするなら買うべきコインを選定してくださる先達が不可欠だなあということです。

そういう状態ではない、自力で買わざるを得ない方は、この本にある美しい写真を眺めて、こういう世界もあるのだなあと感じ入るのみに留めるか、将来値が上がらなくても眺めて楽しめたらそれでいいという人なら、趣味として小額だが状態のいいコインを買ってみてコインの世界の一端に触れるのもよいのではないかと思います。


8 人中、7人
近似のコインショップがつぶれない訳はここにあり, 2012/5/6

touki
レビュー対象商品: カネはアンティーク・コインにぶちこめ! (単行本)
なるほど!

実家の近くに、コインショップがあります。かれこれ40年以上つづいていると思います。お客さんがたくさん、入っているわけでもなく、外国コインや小判などが置いてあるのが店の外からうかがえますが、なんとなく近づきがたい感じがして入ったことはありません。そのお店がつぶれずに、続いている理由が本書を読んでわかりました。コインは値下がりの少ない投資商品で、欧米の銀行にはコイン投資専門の部署があるほど、由緒ある蓄財法、投資法であることを知って驚きました。巻末にコインショップのリストがついているので、それを参考にして、ショップでコインを物色してみたいと思います。


7 人中、6人
コインを探しに出かけよう, 2012/5/4

みなみ
レビュー対象商品: カネはアンティーク・コインにぶちこめ! (単行本)
コイン…素敵ですね。
一枚買ってみたくなりました。
投資というより、まずは自分へのプレゼント。
宝飾品も美しいですが、コインには何かもっと内に秘めた魅力がたくさん詰まっているような感じがします。
いくつもの時代を経て今なお残っている遺跡や古美術品などもたくさんありますが、コインほど多くの場所や人の手を渡ってきたものはないでしょう。時代の荒波にもまれ様々のものを見聞きし、人々の喜怒哀楽を感じながら現代まで旅をしてきたコインたち…。コインにもいろいろなコイン生?があったことでしょう。人間よりもはるかに長い間を生きてきて、また生きていく。なにか自分の思いを託したくなりそうです。

本書はコイン投資の指南本ですが、コイン本来の魅力も多く語っています。
お金儲けの手段だけで買い求める方もいますが、投資するものに対してはある程度愛情を持ちたいものです。投資信託や株など儲かるチャンスが高いのかもしれませんが、どうも実体のないものには心が動きません。
コイン投資はごく一部のマニアックな人たちや富裕層だけのものかと思っていましたが、本書を読むと一般の人や女性も参加できそうですね。百聞は一見にしかずと言いますから実際にコインショップに足を運び、実物を自分の目で見て本に書いてあることを確かめてみるのがよいですね。何度か通ううちに相性の良いコインを見つけられるかもしれません。若者層は早めに買って価値が上がっていく時間を楽しみ、中高年で今一度「学ぶ」ことに目覚めた方などは、コインの背景知識を研究すると購入の楽しみもぐっと増えそうです。コインの軌跡をたどる旅に出たり、本場海外で購入する醍醐味を味わったり、興味は尽きません。アンティックコインの歴史を訪ねてヨーロッパやアジアを巡る旅もロマンチックですね。

投資とはもっと緊迫感のある世界で、こんな悠長なものではないと怒られるかもしれません。でも実益だけを追い求めて毎日を汲々と過ごすのではなく、もっと自分を元気にしてくれるゆとりのある楽しい投資をしたいものです。また投資は自己責任ですから、損失が出れば自分の勉強不足。投資本のせいにするのではなく経験を踏まえ、さらに研究して前に進みたいところです。なかなか難しいですが...(笑)


9 人中、7人
コレクションを楽しみながら、資産を増そう!, 2012/5/2

coinくん
レビュー対象商品: カネはアンティーク・コインにぶちこめ! (単行本)
本書の内容を、私なりに要約すると、次の通りである。
「金融危機のもと、株も土地も預金もダメ。かつ円という通貨も安泰とはいえない中、資産の目減りを食い止めるには、希少性があり、デザインに優れ、状態の良いアンティーク・コインに投資するのが一番である」。
ある程度の資産を持ち、色々な資金運用を検討するが安定感がないと感じ、かつ外国コインをコレクションしている者であれば、概ね本書の内容に共感できるのではないだろうか。

アンティーク・コイン投資を始めるに当たり重要なのは、冒頭にも挙げたとおり、希少性、デザイン、状態の三拍子揃ったコインを購入することだ。なぜなら、このようなコインを購入するのは、富裕層だからである。本書では、「富裕層は、安コインには見向きもしません。安コインを大量にザクザクと何千、何万と家に持って帰るなど、保管管理に困るだけです。したがっていつも大物狙い。希少コインがオークションに出れば必ず手を出してきます。富裕層どうしが分捕り合戦を繰り広げてしまうので、予想以上に値が上がるのが道理です」という。

このため、「予算が500万円の人は、5万円のコインを100枚買うより、10万円のコインを買うことをおすすめします。さらに10万円のコインを50枚買うならば、100万円を5枚の方が理想的で、もっと言えば500万円のコイン1枚がだんぜん有利」だともいう。
そして「資金の乏しい人は、低額の地金型コインからはじめて、それを買い増したらまとめて売って高額コインにランクアップしてゆく。これがコレクターのベーシックな定石」だとアドバイスする。

では、なぜアンティーク・コインが投資に向くのであろうか? 本書では、アンティーク・コインの長所として、次の6点を挙げている。

''1.コインの数は減り続けるので値が上がる
''2.投資予算が自由自在
''3.価格が安定している
''4.いつでもお金に換えられる
''5.所有税などの維持費がゼロ
''6.重宝する形状

詳しくは本書をお読み頂きたいのだが、例えば'1について、著者は「紛失もありますが、減る主な理由は富裕層にあります。富裕層が一度買えば、めったに売りに出さないのですね。売る必要がないので愛蔵、退蔵し、その結果1枚、また一枚と市場からなくなります。分かりますね。そしてこの富裕層が、地球規模で年々増えているのです。中国、ロシア、インド、ブラジルの新興国は言うに及ばず、不況下におけるアメリカやヨーロッパでさえ数を増しているのが現実です」と説明する。

'3・4についても、日本だけを見ていると分からないのだが、本書によると、総額1,000万円以上のコインを愛蔵しているコアな収集家が、世界にざっと300万人おり、その内訳をみると、アメリカ150万人、スペイン50万人、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、ベルギー各20万人程度いるというのだ。さらに近年、チャイナやロシアなどの富裕層も加わっているので、実際はもっと多いであろう。そして彼らがオークションに参加してくるのだから、マーケットの懐は深く、価格も安定しているのである。ちなみに、日本はわずか2万人いるかいないかだというので、日本のコインについては、将来に少々不安を感じる。本書でも、「日本人収集家だけに依存しているので、プレイヤーの絶対数が少ないのです。ようするに一度下落を招くと、買い支えに回る勢力が弱く、値崩れが起きやすい。これが弱点です」と述べている。

'6については、「とにかく小さくて保管場所に困らない」、「津波、火災、戦争、緊急時にはポケットにさっと入れて逃げられます。一億円をシャツの胸ポケットに入れて運べるのはコインしかありませんね」、「迫害され、あちこち流浪を余儀なくされた、かのユダヤ人がコインの大収集家であるのも頷ける話です」と書いている。ひとつのエリアに定住し、国を追われたことのない我々日本人には、なかなか分からない感覚ではあるが、尤もな話である。

これらの他にも本書では、どこでどのようにしてアンティーク・コインを買うのか、またどこでどのようにして売るのか、さらにチャイナやロシアなどの新興国富裕層の参加によるマーケットの変化など、興味深い情報が提供されている。

衰退する経済力が支えの、円という日本の通貨。株も土地も預金もダメになる可能性がある中、アンティーク・コインへの投資は一つの選択肢かもしれない。本書を読んで、じっくり考えてみるのも悪くはない。


3 人中、2人
富裕層は、安コインには見向きもしません・・・, 2012/5/15

げーて (荒川区)
レビュー対象商品: カネはアンティーク・コインにぶちこめ! (単行本)
なんでも探偵団の中島誠之助さんが、以前5-6万円で誰も見向きしなかった頃にある物を買い集め、今や大変な人気といっていました。投資には短期中期長期とありますが、長期向きで気が付いたら・・・ということですね!この手の投資指南は日本では初めてではないでしょうか?この本自体が非常に貴重です。欧米ではコインを大学で学べるそうです。いつか機会があれば学びたいですね!


3 人中、2人
アンティークコインから広がる世界, 2012/5/11

azumusica
レビュー対象商品: カネはアンティーク・コインにぶちこめ! (単行本)
美しい本です。
巻頭のカラーページに掲載されているアンティークコインの数々は、その芸術性の高さに時代を超えて魅了されてしまいます。
コイン投資のハウツー本としては勿論、世界史のロマンが詰まった歴史本としても読めるし、アンティークな美術品の図鑑としてみても面白く、何通りにも楽しめる本ですね。
初心者でもわかるようにHOW TO DOが手解きされており、コイン投資が万人に向いているという理由がこの一冊で理解できると思います。セラピストである筆者の精神的な視点も随所に盛り込まれ、加治将一の本ならではの味わい深さがあります。
3度と言わず、何度でも読みたくなる、読み応えたっぷりの本です。


7 人中、4人
知的好奇心もアンティーク・コインにぶちこめ!, 2012/5/2

Silent Resisutance
レビュー対象商品: カネはアンティーク・コインにぶちこめ! (単行本)
本日(5月2日)やっと、手に入り2時間で読破、おもしろかったー!私は投資の指南書と言うよりは、加治氏の「陰謀の天皇金貨」でコインに興味を持ち、もっと、コインの事を知りたく読みました。コインもおもしろい!「幕末維新の暗号」で幕末への興味がわきこの3年間、他の本も読みまくり、且つ又、自分でも調べましたが、この「カネはアンティーク・コインにぶちこめ!」で、がぜんアンティーク・コインにも興味がわいてきました。踏み込めば、道は遠く失敗もあるでしょうが、楽しくワクワクしながら知的好奇心をも満足させる旅となるでしょう!けっして短期では答えを出してはいけないし、またそれは、もったいない!この本を読んだことがきっかけで、とんでもないコインを手にし、ほほ笑んでいる自分がイメージできる!持てたら最高!実際、去年逃げた時(福一まで四十数キロ)、持ち出せる物は、非常に限られていました。つくづく、虎の子の一枚のコインがあればと!この本により人生の楽しみが一つふえそうです!加治氏は三回読んでと書いておりますが、何回でも読めそうです。そして、加治氏も本当にコインが好きで、楽しみながら書いているのがわかります。さあ、みなさんもコインにまつわる、歴史、時代背景、人物、etc etc 知的好奇心と宝さがしの旅へ!


7 人中、4人
目の保養にアンティークコイン!, 2012/5/2

おぐら
レビュー対象商品: カネはアンティーク・コインにぶちこめ! (単行本)
昨年、茅場町のとあるホテルで開催されていたコインショーを覗いた。その時はあまりピンと来なかったのだがこの本をじっくり読んでアンティークコインに対して見方がガラリと変わった。何十年、何百年前のコインの美しいこと!体験談を寄せている方々は収集が楽しくて気付いたら莫大な資産になっていたのでしょう。万人が一歩踏み出せる世界、アンティークコイン。教えてくれた作者に感謝!

稀少金貨市場 資料転載
http://www.asyura2.com/09/lunchbreak31/msg/319.html

 

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