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【カイロ共同】中東の衛星テレビ、アルジャジーラなどによると、反体制派の包囲網が狭まりつつあるリビアの首都トリポリ中心部や東部タジュラ地区で20日夜、複数の爆発音や銃撃音が響いた。カダフィ政権報道官は反体制派の首都侵入を認めており、同派の一部が市内で政府軍と銃撃戦を交わしたとみられる。
双方の攻防が首都まで迫ったことで、カダフィ政権はさらに追い詰められた形となった。トリポリ東部の空軍基地で反体制派と政府軍の戦闘が起きたとの報道もある。
カダフィ政権のムーサ・イブラヒム報道官は同日の国営テレビで「少数の武装した反逆者がトリポリに忍び込んだ」と述べた。報道官は侵入者に「対処した」として反体制派の拘束や撃退を示唆。その上で「トリポリは安全だ」と強調した。
しかしロイター通信によると、報道官の発言後も爆発音や銃撃音が響いたという。
トリポリでは2月に反政府デモが始まって以降、タジュラ地区などを中心に激しいデモがあったが、3月には政権の武力弾圧で、反政府活動は抑え込まれていた。
反体制派は19日までにトリポリ西方で、隣国チュニジアに通じる補給路上にあるザウィヤやトリポリ東方のズリテンをほぼ制圧し包囲網を狭めた。政府軍は奪回のため、ザウィヤなどに攻撃を続けている。
AP通信によると、反体制派「国民評議会」のアブドルジャリル議長は20日、テレビ演説し、反体制派の首都接近に伴う戦闘が予想されることから、個人財産を自ら守るようトリポリ市民に訴えた。
http://www.nikkei.com/news/latest/article/g=96958A9C81818A9993E2E2E2EB8DE0E3E2EAE0E2E3E3E2E2E2E2E2E2
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反体制派が首都トリポリに進攻できたということは、カダフィ派の首都防衛網は万全ではないということだ。精鋭部隊の「第32旅団」はどうしたのだ。シルトの防衛に張り付いているのか。
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