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http://www.nhk.or.jp/special/onair/110815.html
2011年8月15日(月) 午後10時00分〜10時58分
日本人はなぜ戦争へと向かったのか 戦中編/果てしなき戦線拡大の悲劇
国力数十倍のアメリカになぜ無謀な戦争を仕掛けることになったのか。太平洋戦争70年の年に問いかけた大型シリーズ、NHKスペシャル「日本人はなぜ戦争へと向かったのか」は、1月から3月に放送して大きな反響を呼んだ。そこでは1931年の満州事変から対米開戦を決定した1941年までを取り上げたが、今回は戦中編を放送する。
想定を遙かに超える戦果をもたらした12月8日の真珠湾攻撃。その直後から、開戦を決めたと同じリーダーたちのトップ会議で、戦争をいかに終結に持ち込むかの方針模索の議論が始まった。しかし、そもそも無理を承知で始めた戦争。アメリカとの早期講和を狙うのか、長期持久戦でひたすら耐えるのか、首脳部の意志は割れて統一できない。結局、防御と戦線の際限ない拡大の両方を、陸海軍が各々バラバラに追求するという矛盾した決定に至る。この決定が日本の悲劇を一層深刻にしていくのである。資源や補給船は陸海バラバラに運用される一方、作戦情報も共有しないまま南方へ送られた兵士たちは次々倒れた。軍官僚たちは占領利権を争い、戦線拡大のエスカレートは止まらない。重大事に危機感を共有できず、統率力を発揮できない国家指導者の下で犠牲者は膨らんでいく…。
【キャスター】松平定知
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<参照>
(藤原彰)氏によると太平洋戦争での日本人の死者はおおよそ300万人。
内軍人230万人一般国民70万-80万人
軍人の死者230万人の内6割以上が「餓死や飢えによる病死」と
研究、調査、推測しております。
餓死の原因は
@大本営作戦参謀が補給を無視した
A補給無しでも現地自活を兵士達に命じた
A人命の軽視
と分析しております。
又多くの兵士は餓死、戦死したが作戦参謀の多くは
戦後も栄達したと書かれています。
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『餓死した英霊たち』藤原彰著 「戦死者」の六割以上が餓死だった
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