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写真はトリポリ西方のザウィヤ中心部を掌握し、喜ぶ反体制派の兵士たち(2011年 ロイター/Bob Strong)
[ザウィヤ(リビア) 15日 ロイター] リビアの反体制派は15日、トリポリ南方のガリヤンを制圧し、首都包囲を完了したと明らかにした。事実であれば、約6カ月にわたって続くリビア内戦は重大な局面を迎えたことになる。
反体制派は14日に首都トリポリの西約50キロにあるザウィヤ中心部を掌握。これに対し、政府軍は15日も迫撃砲やロケット弾で攻撃を続けている。最高指導者のカダフィ大佐は国営テレビで放送された音声メッセージで、反体制派を「ネズミたち」と呼び、支持者らに抗戦するよう訴えた。
反体制派の報道官は、「ガリヤンは革命軍が完全に掌握した。カダフィは孤立し、外部世界と切り離されている」と語った。
また、国連のアルハティブ特使が隣国のチュニジアに到着。情報筋によると、反体制派と政府側の交渉が保養地のジェルバ島で行われており、協議次第では内戦終結に向かう可能性もある。
ただ、カダフィ政権のイブラヒム報道官は反体制派との交渉を否定し、カダフィ大佐の処遇について話し合いが行われているとの報道は「メディア戦争」の一環だと一蹴した。
一方、ナスル・マブルーク・アブドラ公安相(内相)がエジプトの首都カイロを9人の親族とともに訪問。公安相はエジプト当局に、休暇が目的だと説明しているが、反体制派はカダフィ政権からの新たな離反ではないかとみている。
http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-22717020110815
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