http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/861.html
Tweet |
【8月13日 AFP】ヒラリー・クリントン(Hillary Clinton)米国務長官は12日、バッシャール・アサド(Bashar al-Assad)大統領政権が反体制デモへの武力弾圧を続けているシリアの石油や天然ガスの購入をやめるよう、各国に呼びかけた。
訪米中のヨーナス・ガール・ストーレ(Jonas Gahr Stoere)ノルウェー外相との会談を終えて共同記者会見に臨んだクリントン長官は、「いまだにシリアの石油や天然ガスを購入している国、アサドに武器を送っている国、アサドに政治的、経済的な支援を続けている国には、歴史の正しい側につくよう強く求める」と述べた。
複数の米政府高官によると、バラク・オバマ(Barack Obama)米大統領政権は近日中にアサド大統領の退陣を求める方針を固めたとされているが、12日の会見でクリントン長官がアサド大統領の退陣を明確に要求することはしなかった。
前日11日の米CBSとのインタビューでクリントン長官は、中国、インド、欧州各国にシリアへのエネルギー制裁を課すよう求めるとともに、ロシアには昔から続けてきたシリアへの武器売却の中止を要求していた。
CBSニュースからなぜ米政府はまだアサド大統領の退陣を要求していないのかと質問されたクリントン長官は、「米国だけの意見でないことが重要だ。世界から(アサド大統領退陣を求める)声が上がるようにしたい」と応じた。
人権団体「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」によると、反体制デモが始まった3月半ばからこれまでに2150人の死亡が確認されている。反体制活動家によると、12日も金曜礼拝の後に国内の複数の都市で行われた反体制デモでシリアの治安部隊が発砲し、少なくとも10人が死亡した。(c)AFP
http://www.afpbb.com/article/politics/2819771/7631609
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。