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二週間以内にリビア上陸作戦か
風前の灯状態になってきたリビアのカダフィ政権
◆7月6日
「仁義なき戦い」が世界で進行している。リビアに対する空爆だけではなく、ついに陸上侵攻作戦が発動されるかもしれない、というのだ。
その急先鋒を担っているのがフランスだ。なりふり構わずリビアのカダフィ政権の打倒に向かって突き進んでいる。
8年ほど前のイラク侵攻では、少なくとも「大量破壊兵器」の存在がその侵攻の理由だった。日本の政治家でも、「オーム真理教の国家的な規模がイラクだ」と叫んだお馬鹿な政治家がいた。それでも一応それなりの止むに止まれぬ理由が提示されたのだ。
しかしリビアは一体何の罪で、世界のやくざの親分衆から叩かれねばならないのか。誰も明確にその理由を示せる者はいないだろう。それもそのはず、何ら正当な理由はないからだ。あるのは親分衆のリビアの資源を強奪したいという欲望だけだ。
もしもNATOがリビアを侵略すれば、これは勿論国連憲章違反となる。しかしもうそういったことはどうでも良いという感じである。力の政治がまかり通っている。100年前の帝国主義時代に戻った観がある。
このブログで指摘しておくが、サルコジ政権の未来は暗い。これに行動を共にするイギリスも同様だ。もしもアメリカのオバマ政権がリビア侵攻作戦に参加すれば、オバマ政権も同様である。
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●二週間以内にリビア上陸作戦か
http://www.globalresearch.ca/index.php?context=va&aid=25521
【7月4日 by Paul Joseph Watson】
エルサレムに本部のあるタカ派のイスラエル情報機関と繋がっているニュース・アウトレットが、リビアでの戦争は「とどめの一撃」の段階に近づいているとし、フランス、イギリス、アメリカ軍が今後二週間以内にリビアに上陸、全面的侵略を開始すると報じている。
「アメリカとNATOはリビア最終攻撃の準備中」と題する記事で、デブカ・ファイル(DebkaFile)は、軍の筋からとして、NATOは「カダフィ大佐を殺害もしくは追放するための大規模で全面的攻撃」計画の最終調整段階にある、と書いている。
「今後二週間以内に行われると思われている、来るとどめの一撃は、ロンドン、パリ、ブリュッセル、モスクワ、オスロ、ハーグ、ローマなどでハイレベルの軍事・情報関係者の間で熱い議論の話題となっている。今後二週間以内に、フランス、イギリス軍がリビアに上陸、アメリカ軍が作戦の最終段階でこれに加わるようだ」とある。
軍事用語で、「とどめの一撃」とは、「致命的打撃」と同義語で、デブカファイルは、フランスが反カダフィ勢力に武器を供与してきた、という発表を、上陸侵攻作戦の前兆であり、「彼を除去するシナリオの最終作戦の最初の一発」と見ている。
もしもこのレポートの指摘している上陸作戦は間近というのが正確ならば、当初10月に予定されていた上陸作戦はその予定を大幅に早めたことになる。これはアルカイダと繋がる反乱勢力がカダフィを追放することに失敗したという事実が原因となっているかもしれない。
先月報告したように、テキサス州フォート・フッドの筋からの情報では、テキサスとセントコム(CENTCOM=アメリカ中央軍))は、我々と接触し、第一騎兵師団(重装甲)と第3軍団(鉄槌軍団)は、10月下旬から11月上旬にかけてリビアに展開することになっていたという。その場合、合計3万人の軍になるだろうと言われていた。
デブカ・ファイルは、親イスラエル情報収集ウェブサイトで、エルサレムにある。これは、モサドのメディア面での武器である、と言われている。しかし今まで掲載されてきた情報内容は正確であった。これは2000年に掲載された、ニューヨークの世界貿易センタービルがテロリストの攻撃を受けるだろう、という予想も含まれる。
このイスラエルの情報に加えて、ロシアのNATO大使であるドミトリー・ロゴジンはRIAノーボスティに対して1日、「NATOないしは少なくともそのいくつかのメンバー国が陸上作戦を開始する準備が出来ている、ということを目撃している」と語った。
パキスタン・オブザーバー紙の記事によれば、アメリカ、フランス、イギリスの特殊部隊が、国連の「飛行禁止空域」が発表される数週間前になる2月23日、24日にリビアに到着している、という。最近では、アルジャジーラ放送で、欧米の軍将校らが、ミスラタに現れてリビアの反乱者らと話し合っている映像が示された。
4月には、ヨーロッパ連合は、「リビア国内の陸と海の安全を確保」するための侵攻部隊の準備が整ったと発表した。
オバマ大統領が、憲法問題法律家を無視して、議会の承認なしで戦争を始め、紛争は「数週間ではなく数日」続くだろうと約束したという事実があるにも拘わらず、アメリカ軍の介入は4ヶ月目に入っている。エアフォース・タイムズによれば、「アメリカ軍はNATO作戦内で、制限された枠内での支援活動を行っているだけ、と主張しているにもかかわらず、空軍と海軍で、未だに何百回もの出撃を行っている」とある。
ワシントンの議員らは、既に10億ドルが費やされた介入にますます怒り狂っている。とりわけアメリカの空爆に於ける役割は「戦争」ではないという馬鹿げた議論を政府がしようとしたり、更にオバマの先週の傲慢さ、戦争の正当性を語っている際に、自分は「議会の承認を得る必要さえない」と主張したことではそうだ。
もしもこれらのレポートが正確だと判明したら、そしてカダフィを打倒するために侵略軍が派遣されたら、公的に陸上侵攻は「全く」問題にならない、と話すことでアメリカ国民に対するあつかましい嘘をついたのだから、オバマは弾劾訴訟に向き合うことになるかもしれない。
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2011/07/06 (Wed) 国際政治
(新世紀人コメント)
猿小爺がずっとオカシい。何者かに尻に火をつけられて焦っているように思える。次期大統領選挙が始まるまでにはリビア戦争を本格的に拡大させたいのではないのか。
リビアと言う火薬庫・石油タンクに火をつけて大中東戦争へともって行きたいのではにのか。
これは財政危機の英国にとっては大歓迎であり、オバマの米国にとっても援軍的参戦であれば、過去の第一次大戦への参加と同じ経済効果を望んでいるのかもしれない。
サルコジの未来はブッシュの今と同然であろう。
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