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http://www.cnn.co.jp/world/30002921.html
(CNN) サレハ大統領の退陣を求めるデモが続くイエメンで、31日早朝から数時間にわたり首都サヌアに大きな爆発音や散発的な銃声が響いた。南部タイズでは30日、治安部隊とデモ隊の衝突で少なくとも20人の死者が出たと伝えられる。
サヌアの爆発音の原因は不明だが、住民らは空港付近の地域から聞こえたと話している。同地域には、反大統領派に転じた有力部族ハシドの指導者の拠点がある。市内には治安部隊が出動する一方、「武装したギャング」が路上を行き交っているという。
デモ隊の本拠地タイズの衝突では、デモ隊の投石に治安部隊が銃で応じた。治安部隊は数千人のデモ隊を排除するため放水砲を使い、広場に設営されたデモ隊のテント村や診療施設をブルドーザーで破壊して焼き払ったとされる。目撃者らによれば、少なくとも20人が死亡、負傷者は200人に上った。これに対して政府報道官は、治安部隊の目的はデモ隊に捕らえられたメンバーの救助であり、死亡したのは2人だけだと主張している。
また、通信当局者が匿名で語ったところによると、政府は29日、同国最大の携帯電話会社サバフォンに閉鎖命令を出した。過去数年間にわたる違法行為や罰金の不払いが理由とされるが、サレハ大統領が同社の主要株主である政敵ハミド・アハマル氏の一族に圧力をかけたとの見方もある。
一方、南部ジンジバルでは、先週末に市街地を占拠したイスラム武装組織と政府軍が激しい戦闘を展開し、政府軍側による空爆も実施された。匿名の政府筋によると、29日までに政府軍兵士20〜30人が死亡したとみられる。
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