http://www.asyura2.com/10/warb7/msg/667.html
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(回答先: アメリカの世界戦略 投稿者 みやした 日時 2011 年 5 月 07 日 14:10:19)
大国同士の正面切った熱戦は当分起こらない(始めたら北半球は無人化)
→ 経済戦や「辺境」での代理戦争、そして情報戦が今の戦争形態
(石原莞爾の「最終戦争論」はすでにクリア、日蓮の予見した二つの国難「他国侵逼・自界叛逆」は混合されて生起する)
という妄想により、ウィキリークス発の米国外交文書経由普天間交渉の漏洩について、
ここ「戦争板」に少し書いておきます。
昨年末には原文公開になっていたものが、今月初めに朝日の特集記事として取り上げられました。
ある立場の人が書いたテキストですから、捏造したものやら口裏を合わせて作ったものやら、どんなもんだかわかりません。しかし、普通に読めば一体どこを向いて仕事してるんだ10年前の機密費騒動のころと全然変わっとらんのじゃないか?と思われかねませんね。
外務省のサイトなどで歴代の幹部をさかのぼっていくと、慶応4年設置の外国事務科・外国事務掛という役職に行きつきます。
http://homepage1.nifty.com/kitabatake/rekishi23.2.html
「明治初期主要官職・七科時代」などを参考に
「外国事務掛」の役名は徳川幕府が海防掛・外国奉行・外国総奉行のあと、短期間置いたものと同名ですが、どうも明治政府には人材・文書・ノウハウは引き継がれず、まったく新設となったんじゃないかと思います。
幕府の方は制度疲労と内外の謀略のなか、あっけないほど簡単に「瓦解」してしまった。
(幕臣たちの身の処し方、栗本鋤雲・川路聖謨・川勝広道・・・いろいろ参考になります)
また一方、1945年には外務省含め各官庁は「瓦解」しなかった。
都合130年ほどの伝統・継続性は重いものですね。
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